オカムラ『CO-EN LABO（こうえんらぼ）』

約640㎡

約70名

渋谷区

誰もが健全に活き活きと働ける、
WELL認証v2取得のラボオフィス

流行の発信地とも言える渋谷。駅直結の渋谷スクランブルスクエア44階にオカムラのラボオフィス『CO-EN LABO』はあります。 44階から見る都会ならではの眺望はまさに圧巻です。このオフィスで究極のウェルビーイングオフィスを目指し、人の健康とウェルビーイング（身体的、精神的、社会的に良好であること）に影響を与えるさまざまな機能をパフォーマンスベースで測定・評価・認証するシステムであるWELL Building StandardTM v2（以下、WELL認証v2）のプラチナランクを取得しました。

オカムラは自社拠点オフィスを実証実験の場と位置付け“ラボオフィス”と呼んでいます。「人」の価値の尊重が重要視される今、誰もが健全に活き活きと働けるオフィスの在り方を自ら追求し顧客へ還元するべく、同拠点は2024年1月にリニューアルオープンしました。

コンセプトは“交縁”。「縁・曲線・円形・流動的・つながるライン」をキーワードに、緑に囲まれ自然を感じながら活き活きと働ける空間を実現し、人と人との交流、社内外の人の縁を大切にするオフィスにしました。

“究極のウェルビーイング”を追求した空間

CO-EN LABOでは単にフリーアドレスを導入するだけでなく、ABWを採用し、働き方に多様な選択肢を用意しています。

以前はモニターやタスクシーティングの数が少なかったため、体への負担がかかっていました。また、グループ席や会議スペースが足りず、チームでのコミュニケーションがとりづらくなっていました。改装後のオフィスは、体の負担を軽減するようなタスクシーティングを増やすとともに、シームレスで見通しの良い、交流を誘発する空間に。壁の代わりに家具で空間を仕切り、会議室は複数人で使えるワークブースで対応しています。

究極のウェルビーイングを意識したオフィスを目指し、CO-EN LABOはWELL認証v2を取得しました。 WELL認証v2を取得するため”心”や “運動” など24項目を意識したオフィスを構築。例えばワークステーションの50％以上を上下昇降デスクにしたり、アートや植栽をふんだんに取り入れることで体と心の健康に配慮したオフィスになっています。

ICTツールの活用で高い生産性を実現

オカムラのラボオフィスではさまざまなICTを検証・実証実験しています。 CO-EN LABOでは、クラウドソリューションサービス『Work x D(ワーク・バイ・ディ) 』を使用しています。 Work x Dの最大の特長は、ひとつのアプリで10種の働き方支援ソリューションを扱えるところにあります。 CO-EN LABOでは10種のうち8種、柔軟な働き方をすすめる「座席予約システム」や、空予約を防ぐ「会議室予約システム」などをご見学いただけます。

さらには、さまざまなWEB会議ツールも導入しています。テレワークの普及で機会が増えたリアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド会議でも、参加者同士のスムーズな意思疎通を実現し、コミュニケーションの質や会議の生産性を高めることを目指しています。

CO-EN LABOが目指す未来

オカムラが自社拠点オフィスを実証実験の場と位置付け“ラボオフィス”と呼んでいるのは、「つくって終わり」ではなく、実際にオフィスを活用していく運用フェーズで行われるさまざまな試行やチャレンジにこそ価値があると考えているからです。 CO-EN LABOは今回の改装においてWELL認証を取得することができましたが、ウェルビーイングはWELL認証を取得すれば完成するというものではなく、これからの継続的・持続的な運用が不可欠です。