
オフィスデザイン事例12選!
こだわりの内装・空間を厳選して紹介
近年、オフィスはただ「働く場所」ではなく、企業の価値観や働き方を体現する重要な空間として見直されています。採用力の強化や社員のエンゲージメント向上、さらには来客への印象を左右する要素として、オフィスのデザインが企業活動に与える影響は多岐にわたります。
しかし、「どのようなデザインが自社に適しているのかわからない」と悩む担当者も多いのではないでしょうか。オフィスデザインで大切なのは、見た目の美しさだけでなく、目的や働き方に合ったデザインを選ぶことです。
本記事では、オフィスデザインがもたらすメリットやデザインを考える際のポイント、規模別のオフィスデザイン事例12選を紹介します。自社のオフィスデザインを考える際の参考にしてみてください。
1. オフィスデザインがもたらすメリット

オフィスデザインとは、空間の色彩・素材・家具・照明・レイアウトなどを総合的に設計し、企業のブランドや働き方に合った環境を整えることを指します。ただ見た目を整えるためのものではなく、働く社員の生産性やコミュニケーションの質、企業ブランドの印象など、企業活動そのものに影響を与える重要な要素です。ここでは、オフィスデザインがもたらす主なメリットを紹介します。
企業のブランドイメージ向上につながる
オフィスは、来客や顧客と直接接する重要な場所のひとつです。特にエントランスや会議室などのデザインは、来客が初めに目にしやすい場所であり、企業の価値観や姿勢を直感的に伝えます。オフィスデザインへの投資は、ブランドイメージを高め、社外への信頼感を醸成する手段のひとつといえるでしょう。
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採用力の強化に寄与する
近年は求職者が企業を選ぶ際、仕事内容や待遇だけでなく、働く環境を重視する傾向が高まっています。特に若い世代では、オフィスの雰囲気や快適性が入社意欲に影響するケースも少なくありません。デザイン性が高く働きやすいオフィスは、企業の魅力が自然と伝わり、採用活動における差別化にもつながります。
空間の目的に応じた行動を促進できる
オフィスのデザインは、その場でどのような行動が生まれるかにも影響します。落ち着いた色調や遮音性に配慮した空間は集中しやすく、明るく開放的な空間は自然な会話や交流を促しやすいものです。目的に合ったデザインを施すことで、それぞれの場所が本来の機能を十分に発揮し、オフィス全体の活用度や働きやすさの向上に直結します。
生産性の向上につながる
オフィスデザインは、働く人の集中力や作業効率にも大きく影響する要素のひとつです。レイアウトやゾーニングを工夫することで、周囲の影響を受けにくく業務に集中しやすい環境をつくれます。また、色彩や照明、家具の配置も、心理的な快適さや作業のしやすさに影響を与える要素です。適切に設計されたオフィスデザインは、個人のパフォーマンスを引き出すだけでなく、チーム間のコミュニケーションをスムーズにし、組織全体の生産性向上にも貢献します。
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社員のエンゲージメントを高める
適切にデザインされた魅力的なオフィスは、社員の会社への誇りや愛着を生み、満足度の向上にも寄与。その結果、主体的な行動やチームへの貢献意識が高まり、組織全体の活力向上につながることが期待できます。社員のエンゲージメントは、長期的な組織力の源泉です。オフィス環境の充実は、採用や生産性にとどまらず、人材の定着や組織文化の形成にも深く関わる投資といえるでしょう。
2. オフィスデザインを考えるときのポイント
オフィスデザインは見た目の印象だけで決めるものではなく、働き方や企業の方針、利用者のニーズなどを踏まえて総合的に検討することが重要です。ここでは、効果的にデザインを活用するための主なポイントを紹介します。
目的やコンセプトを明確にする
オフィスデザインを検討する際は、まず「どのようなオフィスにしたいのか」という目的や方向性を整理することが重要です。企業イメージの向上、採用力の強化、コミュニケーションの促進、生産性の向上など、目指す姿によって適したデザインは大きく異なります。
また、自社の文化や価値観、ブランドイメージをどのように表現したいかを明確にしておくことで、エントランスから執務スペース、会議室まで、それぞれの空間が同じコンセプトのもとで設計され、企業の個性が来訪者にも伝わりやすくなるでしょう。
働き方や業務内容に適したものにする
オフィスデザインは見た目の美しさだけでなく、実際の業務内容や働き方に適していなければなりません。例えば、集中作業が多い企業では落ち着いた空間が適する場合もありますし、来客対応や商談が中心の企業では来訪者が安心して会話しやすい空間が求められる場合もあります。
業務の特性と合わないデザインは、使いにくさやストレスにつながり、結果としてオフィスの価値を十分に発揮できません。日常の働き方を踏まえて検討することで、見た目と機能を両立した空間を実現しやすくなります。
空間全体の統一感を意識する
部分ごとに異なるテイストを取り入れすぎると、雑然とした印象になり、企業イメージが伝わりにくくなってしまうことも。色彩や素材、家具のデザイン、照明の雰囲気などを統一することで、洗練された印象の空間にできます。
特にエントランスや来客エリアだけでなく、執務スペースを含めた全体の調和を意識しましょう。来客が目にする場所だけでなく、社員が日常的に使う空間にも同じコンセプトを反映させることで、より一貫したブランドイメージを体現できます。
利用者にとって心地よい空間にする
オフィスを日常的に利用する社員や来客が、快適に過ごせる空間になっているかどうかは、デザインの重要な評価軸のひとつです。「心地よさ」がどのようなものかは、企業の業種や空間の用途によって異なります。活気ある雰囲気がチームの士気を高める場合もあれば、静けさや落ち着きが集中力を支える場合もあるでしょう。重要なのは、その空間の利用者が「この空間は自分たちのために設計されている」と感じられるかどうかです。
来客にとっての居心地も同様に検討する必要があります。商談や打ち合わせの場の雰囲気は、訪問者が受ける企業の印象に直結するといっても過言ではありません。社員だけでなく、訪れるすべての人の視点を踏まえて空間を設計することで、オフィス全体の満足度や活用度の向上が期待できます。
見た目と使いやすさのバランスをとる
デザイン性の高いオフィスを実現しようとするとき、陥りやすいのが「見た目が優先されて実用性が後回し」になってしまうケースです。おしゃれな家具でも座面が硬ければ長時間の業務には向かず、開放的なレイアウトでも集中が必要な場面では業務に支障が出ます。デザインの意図と実際の使われ方がかみ合わないと、せっかくの空間も十分な効果を発揮できません。
こうした状況を防ぐには、設計の早い段階で社員の声を集め、実際の業務フローに照らし合わせて検討することが有効です。「どこで何をするか」「一日の動き」を具体的にシミュレーションすることで、デザインと使いやすさを両立した空間を設計しやすくなります。
見た目と機能の調和が取れたオフィスは、長期にわたって社員に使われ続け、社員だけでなく訪問者にも好印象を与え続けます。デザイン性は、実用性と対立するものではなく、丁寧なプロセスを経ることで両立できるものです。
3. 【規模別】オフィスデザイン事例12選!
魅力的なオフィスには、見た目の美しさだけでなく、企業の目的を反映した明確なデザイン意図があります。ここでは、実際の事例を規模別に紹介します。
■規模の目安
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規模 |
目安 |
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小規模 |
~1,000㎡(数十名) |
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中規模 |
1,001㎡~5,000㎡(数百名) |
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大規模 |
5,001㎡~(数千名) |
【小規模】眺望×カフェのような内装で「通いたくなる」職場を実現(約300平方メートル/約30名)

北電情報システムサービス株式会社 様は、東京事業所の移転に伴い、富山から赴任した社員が「都内で働くことにメリットを感じられるオフィス」づくりに取り組みました。コンセプトは「Terrace Office」。
落ち着いた木目とブラックを基調にしたカフェのような内装で、高層ビル24階からの眺望を活かした開放的な空間に仕上がっています。執務スペースにはフリーアドレスを採用し、セキュリティが必要な部署はガラス張りの個室で対応。「見せながら守る」設計により、オープンな環境とセキュリティを両立しました。


もっと会社を好きになってもらうために、オフィスができること|北電情報システムサービス株式会社
【小規模】和モダンな非日常空間でコミュニケーションを活性化(約450平方メートル/約390名・35ワークポイント)

ダイコク電機株式会社 様は、倉庫として使用していた本社ビル6階をフルリノベーションし、社員の交流と創造を促すワークプレイス「ROCCO」をつくりました。仲間同士がつながり高め合う「輪」と普段の業務環境から離れて心を切り替える「和」をコンセプトに、瓦屋根をイメージしたエントランスや小上がり・掘りごたつ席など、一見オフィスとは思えない非日常的な空間が広がっています。
コミュニケーションエリアにはカフェ・ダーツなどを設置し、偶発的な出会いを誘発する仕掛けを配置。ワークエリアにはサウンドコンディショニングシステムを採用し、壁で仕切らずにコミュニケーションと集中が共存する空間を実現しました。


部門を越えた人の「輪」×アイデアの「和」が育つオープンフロア|ダイコク電機株式会社
サウンドマスキングとは? オフィスの快適な音環境を保つ仕組み
【小規模】訪れる人を惹きつける空間ブランディング(720平方メートル/約60名)

株式会社エスユーエス 様のオフィスは、「発見・発信・吸収のサイクルを生み出す」というコンセプトのもとに設計されました。ITの受託開発やAI・VRなどの先端技術を手がける同社らしく、エントランスにはプロジェクションマッピングを活用した没入感ある演出で、来訪者に技術力と先進性を印象づける工夫が見られます。
執務エリアはフリーアドレスを採用し、チームリビング・カフェスペース・個室ブースなどを設置。曲線を多用したゾーニングが空間をシームレスにつなぎ、集中とコミュニケーションをスムーズに切り替えられる環境を実現しました。


社員同士の盛んな交流をブランディングに昇華するオフィス|株式会社エスユーエス
【小規模】LED演出と円卓で企業理念を空間へ落とし込む(1,000平方メートル/約60名)

株式会社アイネス 様は、東京駅近くの八重洲に新たな営業拠点を開設しました。「お客さまとつながる場」をコンセプトに、企業理念である「安心」と「革新」をキーワードとした空間設計を実現しています。
エントランスではLED映像と光の演出で来訪者を迎え、革新的な企業姿勢を視覚的に伝えます。来客エリアには、上質なデザインを採用し、安心感のあるホスピタリティにあふれた空間を実現。円卓の会議室では、上座・下座のないフラットな対話を促す工夫も。執務エリアにはABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)を導入し、全国15拠点の営業社員がサテライトオフィスとしても活用できる、機動性の高い空間を整えました。


来客に驚きと感動をもたらす、新たな営業拠点|株式会社アイネス
【中規模】人材確保につながり、コミュニケーションのハブとなる拠点に(約1,150平方メートル/約75名)

福井コンピュータホールディングス株式会社 様は、北陸新幹線の延伸を機に福井駅前に新オフィス「Visionary Hub Fukui」を開設しました。「FUKUI CROSS POINT」をコンセプトに、人材確保とコミュニケーション活性化を両立した空間設計が施されています。
エントランスにはコーポレートカラーのブルーに加え、福井の伝統的な石材「笏谷石(しゃくだにいし)」を使用し、地域とのつながりを表現しています。執務フロアはコミュニケーション・ベースワーク・フォーカスの3つのエリアにゾーニングし、業務内容に応じた使い分けを可能にしました。コロナ禍で閉鎖されていた社員食堂は「Co-Lab」と名付けた共創空間に改装し、勉強会やイベントの場としても活用されています。


社内外の交流とイノベーションを生み出すオフィス|福井コンピュータホールディングス株式会社
【中規模】自社塗料を纏う空間でブランドの専門性を体現(1,660平方メートル/約160名)

1918年創業の塗料メーカーである関西ペイント株式会社 様は、梅田のグローバル本社(1,660平方メートル)と新大阪フロント・オフィス(1,050平方メートル)の2拠点への移転を同時に実施しました。ABWの導入による共創空間へのリニューアルで、部門を超えたコミュニケーションの活性化を図っています。
梅田本社のエントランスにはショールーム機能を設け、自社の塗料を壁・天井仕上げに使用することで「色のプロ」としての専門性を空間で体現しました。ABWエリアの床には、コーポレートカラーのレッドとブルー、そして癒しを与えるグリーンを採用し、グラデーション状に配置。空間の随所に自社製品の魅力を感じさせるデザインが施されています。


色のプロフェッショナルが魅せる空間デザイン|関西ペイント株式会社
【中規模】社員アンケートから生まれた交流と働きやすさを高めるオフィス(約3,900平方メートル/約260名)

日本一の建造量を誇る造船メーカーの今治造船株式会社 様は、社屋の老朽化対応のため、オフィス棟とラウンジ棟の2棟を新設しました。「交流が生まれる誰もが働きやすい職場」を目指し、社内アンケートの声を設計に反映させた点が特徴です。
執務エリアは、業務関連度の高いチームが隣接するよう配置し、偶発的な交流を促す動線を工夫しています。造船現場と執務席を行き来する社員のために「装具置場」を新設し、作業服や安全靴の着脱、収納する空間を整備しました。
ラウンジ棟の食堂には階段状の大型什器を設けたことにより、段差を使った多様な席が並んでいます。イベント開催やスポーツ観戦などさまざまな用途に活用され、内勤社員まで幅広い社員が集える交流・休憩の場を実現しています。


巧みなゾーニングで交流と働きやすさを両立、造船メーカーの挑戦|今治造船株式会社
【中規模】ホテルのロビーを思わせるラグジュアリーな内装で事業を体現(約3,800平方メートル/約450名)

ホテル&リゾート事業をはじめさまざまな事業を手がける不動産ディベロッパーの森トラスト株式会社 様は、5フロアに分散していた執務空間をワンフロアに集約し、社員が「目的地」として訪れたくなるオフィスを実現。デザインスタジオ「SIGNAL.inc」との共同プロジェクトにより、ホテルのロビーのようなラグジュアリーな空間が誕生しています。
エントランス「LOBBY」は来客との打ち合わせやイベント開催にも対応し、受付には大理石や真鍮を用いた高級感ある設えを採用しています。執務エリアにはチームが集う拠点「BASE」と交流・リフレッシュ空間の「LOUNGE」を設置。チームが集まって連携し、チーム単位でパフォーマンスを発揮する場所を作るTBW(チーム・ベースド・ワーキング)の考え方を体現しました。LOUNGEには、可動式の壁「スライディングウォール」を採用し、チームを超えたさまざまなイベントにも柔軟に対応できる設計です。


チームの結束を高め、社員の拠り所となるオフィス|森トラスト株式会社
【中規模】集中から創造まで4エリアで働き方を自由に選べる新本社(7,620平方メートル/約430名)

ローランド ディー.ジー.株式会社 様は、静岡県浜松市に新たなオフィスビルを建設し、「集中」「共有」「交流」「創造」の4エリアをグラデーションのように配置したABWのワークプレイスを実現しました。各エリアは音環境や他者からの見え方にも配慮した設計で、業務の内容に合わせて自由に居場所を選べます。
エリアごとのデザインも個性的です。共有エリアには「BUSHITSU(ブシツ)」と呼ばれる半オープン型の 4名用会議スペースを設置。壁で仕切らないオープンな設えにより、通りがかった社員が打ち合わせに飛び入り参加することもあり、偶発的な交流が生まれる空間となっています。創造エリアには、南アルプスを望む大開口の窓と畳の座敷席・小上がりを採用し、テクノロジーから離れてリラックスしながらアイデアを育む空間を実現しました。
「みんなが出社したくなるオフィス」を目標に掲げ、交流エリアの什器選定には社員自身が関わりました。自分たちが選んだ空間には愛着が生まれ、出社意欲を高める仕掛けのひとつとなっています。


世界のワクワクをデザインするために想像力を加速させるワークプレイス|ローランド ディー.ジー.株式会社
【大規模】グリッド型レイアウトで拠点統合と組織変化に対応(約5,820平方メートル/約450名)

産業用ガス供給事業を手がける総合エンジニアリング企業のエア・ウォーター・エンジニアリング株式会社 様は、周辺地域に点在していた関連企業を、大阪湾に面した新築ビル「グローバルエンジニアリングセンター」に集約しました。海外展開を見据えた、多様な人材が連携しやすい拠点として整備されています。
レイアウトには、将来的な組織改編にも対応できるグリッド型レイアウトを採用。部署ごとのグループアドレス制と各フロアに配置したABWエリアを組み合わせることで、自然な交流と集中を両立しています。最上階の食堂にはカフェコーナーやエクササイズエリアを設け、海を望む眺望とともに社員のウェルビーイング向上を支える環境が整えられています。
複数拠点の統合という大規模なプロジェクトにおいても、働き方の多様性と将来の変化に対応できる柔軟性を確保した点が本事例の特徴です。


世界を見据え、他拠点を集約。大阪湾に生まれた新本社|エア・ウォーター・エンジニアリング株式会社
【大規模】コーポレートカラーと内階段がコンセプトを体現する3フロア一体型オフィス(8,820平方メートル/800名)

紙おむつや衛生用品などを手がける総合日用品メーカーのユニ・チャーム株式会社 様は、「社員の一体感を高める大きなワンフロアのようなオフィス」をコンセプトに、空間全体でブランドアイデンティティを表現しています。
エントランスにはコーポレートカラーのイエロー・オレンジ・ブルーを採用。社員エントランスのカフェカウンターにも会社のロゴを模したデザインが施されるなど、「ユニ・チャームらしさ」が空間の随所に息づいています。
また、3フロアを内階段でつなぎ、中間フロアに社員ロッカー・カフェ・来客エリアを集約することで、偶発的な出会いが生まれる動線を設計。執務エリアには各部門の拠点「チャームドッツ」を天井と床の円形で区切った空間として点在させ、1カ月ごとに隣接部門の割り当てが入れ替わる仕組みにより、毎月新しいチームとの交流が生まれやすい環境をつくっています。


複数フロアがひとつの空間としてつながり一体感を生むワークプレイス|ユニ・チャーム株式会社
【大規模】歴史ある自社ブランドを感じられるデザインで新たな働き方を実現(約9,400平方メートル/約400名)

120年以上の歴史を誇る法律専門出版社の第一法規株式会社 様は、築60年を超えた長野オフィスを建て替えし、「居心地がよい」「コミュニケーションが取りやすい」「自社ブランドが感じられる」の3つをキーワードに空間を設計しました。
1Fの「社外PRスペース」では、来訪者に自社出版物を展示・紹介し、企業の歩みを伝える場として機能しています。執務フロアは、固定席からフリーアドレス(一部グループアドレス)への移行を実現し、壁をなくしたオープンな空間で部署を超えた交流が生まれやすい環境を整備。
インテリアには信州の湖川や山並みをイメージしたデザインを散りばめました。水色の柱やカーペットは諏訪湖や千曲川などの湖川を、空間をゆるやかに仕切る木目パネルは上高地などの広大な森林を表現し、働く人の心地よさにも配慮しています。


4. オフィスデザインは企業の価値を視覚的に伝える重要な要素
オフィスデザインは、来訪者や社員が最初に受け取る「企業の印象」を左右する重要な要素です。色彩や素材、空間の雰囲気などは、企業の個性や姿勢を直感的に伝える役割を果たします。
また、用途や目的に合ったデザインは、空間の使いやすさや居心地にも大きく影響します。本記事で紹介した事例が示すように、規模や業種にかかわらず、明確なコンセプトとそれに沿った空間設計が、オフィスの価値を高める共通のポイントです。本記事を参考に、自社のブランドや働き方に合ったオフィスデザインの方向性をぜひ検討してみてください。
オカムラでは、オフィスの企画、設計、施工、運用まで一貫してサポートしています。移転や改装をご検討の方は、まずはお気軽にご相談ください。
よくある質問
Q:オフィスデザインがもたらす効果には、どのようなものがありますか?
A: 主に企業のブランドイメージ向上、採用強化、空間の目的に応じた行動の促進、生産性の向上、社員のエンゲージメント向上などの効果が期待できます。いずれも来訪者への印象や社員の働きやすさに直結し、企業活動全体に影響を与えます。
Q:オフィスデザインの検討は、何から始めればよいですか?
A:まず「どのようなオフィスにしたいのか」という目的や方向性を整理することが大切です。企業イメージの向上・採用力の強化・コミュニケーションの促進・生産性の向上など、目指す姿によって適したデザインは大きく異なります。コンセプトが曖昧なまま進めると統一感のない空間になりやすいため、初期段階で方向性を定め、社内でのすり合わせや専門家との対話を通じて言語化していくことが有効です。
Q:デザイン性を重視すると、使いにくい空間になってしまいませんか?
A:デザイン性と使いやすさは、丁寧なプロセスを経ることで両立できます。設計の早い段階で社員の声を集め、「どこで何をするか」「一日の動きはどうか」を具体的にシミュレーションすることで、デザインと機能を両立した空間を設計しやすくなります。見た目と機能の調和が取れたオフィスは、長期にわたって社員に使われ続け、訪問者にも好印象を与え続けます。
イラスト:Masaki
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オフィスづくりに関するQ&A
- Q1
オフィス移転や改装を検討しはじめるタイミングは、いつが良いですか?
- A1
社員数や内容によって異なりますが、100名規模のオフィスの場合、移転予定の1年前、改装の場合は6か月前からの検討が理想です。
現状課題の整理や物件選定、レイアウト設計、施工期間などを考慮すると、余裕をもった準備期間を設けることでスムーズに進められます。
オカムラでは、初期段階からお客様のニーズや課題を伺い、スケジュール立案や検討資料づくりをサポートしています。 お問い合わせ
- Q2
オフィスづくりを依頼すると、どこまでサポートしてもらえますか?
- A2
オカムラでは、オフィスの企画・設計・施工・運用までを一貫してサポートします。
働き方や組織課題を丁寧にヒアリングし、レイアウト、家具、照明、ICT環境などを総合的にデザインします。
また、移転・改装後のアンケートや改善提案を通して、働き方の変化に寄り添った空間づくりを支援します。 オカムラのオフィスづくりソリューション
- Q3
オフィス改装の費用はどのくらいかかりますか?
- A3
改装の内容や規模、目的によって費用は大きく変わります。
例えば、部分的なリニューアルなのか、働き方改革を目的とした全面リニューアルなのかによっても必要な費用は異なります。
具体的な金額を知りたい場合は、現状の課題やご希望をお伺いしたうえで、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ
- Q4
まだ具体的な計画がなくても、相談して大丈夫ですか?
- A4
もちろん大丈夫です。
多くのお客様が「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談されています。
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「移転か改装か迷っている」、「まずはイメージを膨らませたい」など、どんな段階でもお気軽にご相談ください。 お問い合わせ
- Q5
自社に合った働き方やレイアウトがわかりません。どうすれば良いですか?
- A5
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質問に答えるだけで、自社に合った働き方の方向性やレイアウトタイプが見えてきます。
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