オフィスづくりのコラム

COLUMN

真似してみたい事例付き!
オフィスをオシャレにするヒント

2024.6. 5
  • インテリアデザイン
  • レイアウト

昨今、リモートワークをはじめとした働き方が多様化する中で、オフィスに「単なる作業をする場所」以上の役割を持たせようとする企業が増えてきました。オフィスづくりにオシャレという観点を取り入れる流れもその一つ。オフィスのデザイン性を高めると、従業員の生産性やモチベーションが上がると考え、オシャレなオフィスづくりに注目が集まってきているのです。この記事では、オフィスをオシャレにするデザインのヒントをご紹介します。

目次

  1. オフィスをオシャレにする5つのメリット

  2. オフィスをオシャレにするヒント

  3. オシャレなオフィスの事例

  4. まとめ 

1. オフィスをオシャレにする5つのメリット

■従業員のモチベーションアップ&離職率低下

働きやすさを念頭にオフィスをオシャレにデザインすると、企業への満足度の向上と社内でのコミュニケーション機会が増え、結果として従業員のモチベーションアップにつながります。また、組織の一員であるという帰属意識の向上や離職率の低下もオシャレな空間がもたらすメリットの1つです。

■業務の効率化

オフィスのレイアウトに工夫を取り入れたり、心地よい家具・照明などを導入したりすることで、従業員の環境的ストレスが軽減され、より業務をスムーズに進められるようになります。

■社内コミュニケーションの促進

仕切りを取り払った開放感のある空間や、カフェスペースのようなリラックスできる共有スペースがあると、従業員同士が気軽にコミュニケーションをとりやすくなります。

■クリエイティブな発想を促進

オフィスの色彩やデザインを工夫すると、従業員の創造性を引き出し、固定観念に囚われない新しいアイデアを生み出すことにもつながります。

■社外へのブランディング・リクルート対策

オフィスを魅力的なデザインにすると、企業のイメージ向上につながります。エントランスや来客スペース、展示スペースといった場所は、クライアントや学生といった外部の人に向けて企業や自社製品・サービスのブランディングが行える重要な場になり得ます。

2. オフィスをオシャレにするヒント

オフィスをオシャレにしてみたいと思っても、何から始めれば良いかわからず、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。そこでオフィスをオシャレにする数あるポイントの中から、その一部をご紹介します! オシャレなオフィスづくりのヒントとしてご活用ください。

(1)壁をつくらずに空間を仕切る

壁を建てなくても、棚やオフィス家具で空間をゆるやかに仕切ったり、一部のエリアの床や天井の色、素材を変える工夫をするだけで、同じフロアの中でも異なる雰囲気を演出できます。また、空間に開放感がもたらされることで、従業員間のコミュニケーションの活性化も期待できます。

(2)邪魔な柱を有効活用する

オフィスで存在感を放つ大きな柱には、柱以外の機能を持たせて有効活用させましょう。展示スペースや掲示板として活用したり、従業員が好きな本を自由に共有できる「持ち寄りライブラリー」をつくったりすると、人が自ずと集まって交流できるマグネットスペースに変身します。

(3)窓のない会議室に間接照明やアートを導入する

窓のない会議室には閉塞感があり、どうしても発言しにくくなってしまうもの。しかし、間接照明やペンダントライトを設置すれば、会議室に奥行きが感じられ、その開放感からカジュアルに発言しやすくなります。また、会社のロゴをはじめとした意匠やアートを取り入れることでユニークな空間になり、外部の人と会話が弾むきっかけにもなります。

3. オシャレなオフィスの事例

これまでに紹介してきたポイント以外にも、オシャレな空間づくりのヒントを取り入れたオフィスはたくさんあります。以下ではオカムラが携わった数多くの事例の中から、特色あるオシャレなオフィスをご紹介します。オフィスづくりのイメージにお役立てください!

(1)洗練された設えと生い茂る緑が調和した、穏やかな雰囲気漂うオフィス - 森トラスト株式会社 様

オフィス内のいたるところに点在する植物が特徴の森トラスト株式会社様。オフィスづくりを通じて社員同士のコラボレーションの促進や自社への帰属意識の向上を目指しました。来客エリアは事業内容から着想を得て「LOBBY」をコンセプトにインテリアを構築。

また、オフィスの壁やカウンターデスクといったオフィスのあらゆる場所に植栽をふんだんに取り入れ、どの席からも緑を楽しめる空間を実現。落ち着きのある上質な設えとの掛け合わせで、リラックスしながらコミュニケーションがとりやすい環境を実現しました。

(2)おもてなしの心が感じられるホスピタリティ溢れるオフィス ― 出光興産株式会社 様

温かみのある色彩と、降り注ぐような天井の光が来訪者をおもてなしする出光興産株式会社様のオフィス。人が集まり、それぞれの成長を後押しする空間を実現する為、ActivityAgilityUniversalityの3つをキーワードとしてオフィスを構築しました。

エネルギー産業の新しい未来を共創する『先に行く企業』としての存在感を示し、オフィスを訪れた方にやすらぎとワクワク感を同時にもたらすホスピタリティ溢れる空間をつくっています。

(3)コンセプトの「Synergy」を表現した、新たなイノベーションを促すオフィス ― 東京エレクトロンFE株式会社 富山ステーション 様

さまざまな肩書を持つ人がともに働く東京エレクトロンFE株式会社様の富山ステーションオフィス。個々の相乗効果により、新たな価値創造を生み出す場づくりを目指したいという想いから「Synergy」がコンセプトに。

Synergy」をモチーフとした光が渦巻くようなかたちが特徴的な照明が設置された協働の場「シナジーステーション」には、ラウンド型のカフェコーナーがあります。また、CI(コーポレートアイデンティティ)カラーである青をさまざまな場所に取り入れることでオフィス全体に統一感を持たせています。

そのほか、富山というロケーションを意識し、壁に鏡面素材を採用して海を表現するといった工夫も。富山の雄大な海や森をモチーフにした内装は、ワーカーをリラックスさせ、より自然なコミュニケーションをもたらします。

4. まとめ

オフィスのレイアウトや家具をオシャレにすることで、従業員のモチベーション向上やコミュニケーションの活性化といったさまざまなメリットがあります。大規模な工事が必要だと思われるかもしれませんが、棚を間仕切りとして導入したり、新しい椅子を購入する際にアクセントカラーを取り入れたりと、ちょっとした工夫を施すことで、オフィスをオシャレに仕上げられます。

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イラスト:Masaki