オフィスエントランスの事例6選!
第一印象を変えるオシャレなデザイン

2025年12月2日公開
  • インテリアデザイン
  • ウェルビーイング

オフィスの顔ともいえるエントランスは、訪問客や求職者にとって第一印象を左右する重要な空間です。例えば受付の雰囲気ひとつで、その企業に対する信頼感や魅力が変わることもあるでしょう。また、社員にとっても、ブランドや理念を認識できる場でもあるのです。

本記事では、オフィスエントランスを魅力的に演出しているオシャレな企業の実例を6つ厳選してご紹介します。さらに、オシャレなエントランスを実現するための工夫や、エントランスに力を入れるメリットについても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

<目次>

  1. オフィスエントランスが重要な理由
  2. オシャレなオフィスエントランス6
  3. オシャレなオフィスエントランスにするポイント
  4. オフィスエントランスに力を入れるメリット
  5. オフィスエントランスを整えることは企業価値を高める投資

1. オフィスエントランスが重要な理由

オフィスエントランスは、企業の顔ともいえる存在です。来訪者が最初に足を踏み入れる空間であり、その第一印象が企業イメージに大きな影響を与えます。

エントランスを整えることは、社外だけでなく、自社の社員に対する重要なメッセージにもなります。日常的に通るエントランスが「この会社で働いていることが誇らしい」と思えるような、ブランド価値を体現する空間であれば、社員の帰属意識やエンゲージメントを向上させる効果も期待できるでしょう。オフィスのエントランスは、企業ブランディングや組織文化の浸透にも深く関わる重要な場であるといえます。

2. オシャレなオフィスエントランス6選

ここでは、実際にオシャレな空間演出を実現しているオフィスエントランスを6つご紹介します。企業ごとの個性やブランドが感じられる空間づくりの工夫に注目しながら、参考になるポイントを探してみてください。

<オフィスエントランス事例6選>

  • コンセプトの「朝日が昇るオフィス」を象徴するエントランス
  • 来訪者にブランドメッセージを印象づけるエントランス
  • コーポレートカラーや木材を取り入れた親しみやすいエントランス
  • LED映像と光が来客を導くエントランス
  • エントランスに自社製品のギャラリー展示で取り組みをアピール
  • 社内を見渡す開放的なエントランス

コンセプトの「朝日が昇るオフィス」を象徴するエントランス

株式会社YEデジタル 様

株式会社YEデジタル 様のエントランスは、「朝日が昇るオフィス」という明確なコンセプトを軸に設計。エントランスに飾られた大きな絵画には、渋谷のビル群の中に朝日が差し込む情景が描かれており、来訪者を温かく迎える空間を演出しました。

カーペットはオレンジの暖色系でまとめられ、エントランス全体にぬくもりを感じさせます。一方で、執務室エリアとの境界には青みがかったガラスを採用。視覚的にさわやかな印象を与えつつ、空間を広く見せる工夫がされています。

また、生木にこだわった植栽が、エントランスと執務エリアの自然な目隠しとなり、快適さとプライバシーを両立。開放感と落ち着きが共存したエントランス空間となっています。

居抜き物件をカスタマイズして「自社らしさ」を追求|株式会社YEデジタル

来訪者にブランドメッセージを印象づけるエントランス

福井コンピュータホールディングス株式会社 様

福井コンピュータホールディングス株式会社 様のエントランスは、コーポレートカラーであるブルーを基調に、ブランドメッセージを力強く伝えるデザインが特徴です。壁面には「VISIONARY HUB FUKUI」の大きな文字が描かれており、福井という地域とともに未来を見据えた企業姿勢を表現しています。

受付カウンターには、福井県で採れる「笏谷石(しゃくだにいし)」を採用。歴史的にも建材として使用されてきたこの石は、建築業界との深い関わりを持つ同社の背景とリンクし、ブランディングに深みを与えています。理念やビジョンを空間全体で語るこのエントランスは、訪問客に強い印象を残すと同時に、社員にとっても自社の価値観を体現する象徴的な場となっています。

社内外の交流とイノベーションを生み出すオフィス|福井コンピュータホールディングス株式会社

コーポレートカラーや木材を取り入れた親しみやすいエントランス

ユニ・チャーム株式会社 様

ユニ・チャーム株式会社 様のエントランスは、コーポレートカラーを活かしながら、明るく親しみやすい雰囲気を演出しています。白を基調とした空間に、明るい木材や曲線を取り入れることで、やさしさと柔らかさが感じられるデザインに仕上げられています。

来客エリアには、ユニ・チャームのこれまでの取り組みを伝える展示スペースを設置。初代製品から最新パッケージまでを展示することで、企業の歴史や革新性を視覚的に伝えています。展示スペースのデザインも印象的で、訪れる人に安心感を与えるとともに、ブランドの世界観を自然と感じさせる空間となっています。

複数フロアがひとつの空間としてつながり一体感を生むワークプレイス|ユニ・チャーム株式会社

LED映像と光が来客を導くエントランス

株式会社アイネス 様

株式会社アイネス 様のエントランスは、最先端の映像技術と照明を活用し、来訪者を視覚的に誘導する設計が特徴です。企業ロゴがLED映像で浮かび上がり、奥の空間へと自然に導くような動線が作られています。

扉の右側にはLED照明、左側には鏡面加工の壁があり、光が反射して幻想的な空間を演出。エントランスを抜けると、楕円形の受付カウンターが現れ、大きな窓からは東京駅を一望できます。

このエントランスは、「革新」をキーワードにした同社の企業姿勢を象徴しており、視覚的なインパクトと共に、驚きと感動をもたらす仕掛けが満載です。カウンターにはハイチェアが設置されており、社員と訪問客が自然に交流できる空間としても活用されています。

来客に驚きと感動をもたらす、新たな営業拠点|株式会社アイネス

エントランスに自社製品のギャラリー展示で取り組みをアピール

関西ペイント株式会社 様

関西ペイント株式会社 様のエントランスは、自社製品を前面に押し出したギャラリー形式のデザインが特徴です。マットで高級感のあるグレーの壁には、同社製の塗料が使用されており、訪問客に品質を直接訴求する設計となっています。ガラスパネルの仕切りは、青から赤へのグラデーションが施され、視覚的なアクセントとなるとともに、塗料の多様性と技術力を表現しています。

さらに、奥のスペースには世界各地での塗料使用事例を紹介するグラフィックデザインの展示もあり、同社のグローバルな取り組みが伝わります。展示スペースの向かいにはファミレス風のベンチ席もあり、展示を見ながらの打ち合わせも可能。見せる・伝える・使うが融合したエントランスです。

色のプロフェッショナルが魅せる空間デザイン|関西ペイント株式会社

社内を見渡す開放的なエントランス

株式会社清永宇蔵商店 様

株式会社清永宇蔵商店 様のエントランスは、執務エリアとの間に壁を設けず、社内全体が見渡せる開放的な空間が広がっています。床の貼り分けや下がり天井、曲線を取り入れた照明など、やわらかさと動きを感じるデザインが特徴です。

エントランスの中心には高さのある植栽が配置されており、壁の代わりに自然を用いることで圧迫感を軽減。フェイクグリーンを使用することで、メンテナンス不要ながらも存在感のある緑が空間を彩ります。

植栽を囲むベンチも設けられており、ちょっとした打ち合わせや会話がしやすい空間としても機能。開放感と機能性が両立した、心地よいエントランスです。

創業150年企業のオフィス改革。曲線を活かした"つながる"空間株式会社清永宇蔵商店

オカムラでは、このほかにもさまざまなコンセプトのエントランスを手掛けています。ほかの事例をもっとみたい方はこちらも参考にしてください。

オカムラの受付・エントランスの事例

3. オシャレなオフィスエントランスにするポイント

事例を見て「素敵!」と思っても、自社にどう取り入れれば良いのか、イメージが湧かない方もいらっしゃるかもしれません。ここでは、実際の事例に基づきながら、オシャレなオフィスエントランスを実現するためのポイントを整理してご紹介します。

オシャレなオフィスエントランスにするポイント>

  • コンセプトを決める
  • コーポレートカラーやブランド要素を取り入れる
  • 社員や訪問客が使える機能を付加
  • 照明・光の演出で印象を変える
  • 曲線デザインで柔らかさと動きを演出
  • 映像やデジタルサイネージで来訪体験を演出

コンセプトを決める

まず押さえておきたいのが、空間全体の「コンセプト」を明確にすることです。企業のブランドや文化、訪問客に与えたい印象を言語化することで、デザインの方向性が定まり、統一感のあるエントランスを実現できます。

例えば、株式会社YEデジタル 様のように「朝日が昇るオフィス」という象徴的なコンセプトを掲げることで、カラーや装飾の選定もスムーズに進みやすくなります。また、コンセプトがあることで、単なるオシャレな空間にとどまらない「企業の世界観を表現する空間」が実現できるでしょう。

コーポレートカラーやブランド要素を取り入れる

企業らしさを空間に反映させるためには、コーポレートカラーやロゴなどのブランド要素を適切に取り入れることも重要です。床や壁、家具などにカラーを取り入れることで視覚的な印象に統一感が生まれ、企業のアイデンティティが訪問客に自然と伝わります。また、福井コンピュータホールディングス株式会社 様のように、ビジョンや企業メッセージを壁面に大きく記すといった方法も、ブランディングに効果的です。

社員や訪問客が使える機能を付加

エントランスに「使える」機能を付加することで、単なる通過空間から、活用度の高い空間へと変化します。例えば、関西ペイント株式会社 様のようにギャラリースペースを設けたり、ファミレス席で簡単な打ち合わせができるようにしたりするなど、社員と訪問客の双方にとって利便性の高いデザインが理想です。

人が集い、自然にコミュニケーションが生まれる設計にすれば、社内外との関係性が深まり、オープンな対話が日常化します。その結果、企業としての価値観が空間を通じて共有され、企業文化の醸成にもつながっていきます。

照明・光の演出で印象を変える

エントランスの照明は、企業の印象を大きく左右する重要な要素のひとつです。ユニ・チャーム株式会社 様のエントランスでは、展示エリアをやさしく照らす球体のペンダントライトを採用しました。コーポレートカラーのブルーを配した天井や、柔らかな光が当たる曲線的な家具とも調和し、空間全体にぬくもりと品のある印象を与えています。

展示スペースではスポットライトを効果的に使うことで、来訪者の視線を自然に導きながら、企業の世界観やメッセージを印象的に伝えています。

曲線デザインで柔らかさと動きを演出

最近では、曲線を取り入れたデザインも増えてきています。直線的で硬い印象を与える従来のエントランスに対し、曲線は柔らかく、流れるような動線を感じさせる効果があります。

株式会社清永宇蔵商店 様のように床材や照明ライン、ベンチに曲線を採用することで、空間全体にやわらかさと動きが加わり、親しみやすさが演出されます。特に訪問客の多い企業では、安心感や温かみのある印象を与える上で有効な手法です。

映像やデジタルサイネージで来訪体験を演出

テクノロジーを取り入れたエントランス演出も、現代的で洗練された印象を与えるのに有効です。映像やデジタルサイネージを用いて企業ロゴやメッセージを表示すれば、訪問客に強く印象づけることができます。

特に、株式会社アイネス 様のように、来客の動線に合わせて光や映像が変化する演出は、インタラクティブな来訪体験として高評価を得られるでしょう。こうした演出を取り入れることで、「また来たい」と思わせるエントランスをつくることができるのです。

4. オフィスエントランスに力を入れるメリット

オフィスエントランスを戦略的にデザインすることは、単なる空間演出にとどまらず、企業全体にさまざまな好影響をもたらします。ここでは、エントランスに力を入れることで得られる4つの主なメリットを見ていきましょう。

<オフィスエントランスに力を入れるメリット>

  • 第一印象で企業価値を高められる
  • 採用力が向上する
  • 社員のエンゲージメントが高まる
  • 来客体験の質を高められる

第一印象で企業価値を高められる

エントランスは、訪問客が最初に目にする空間であり、その印象が企業イメージを大きく左右します。明るさやレイアウト、素材、動線、装飾などの要素を総合的にデザインすることで、「この会社らしい」と感じてもらえる体験を提供できます。企業の理念や文化が感じられるエントランスは、企業への信頼感が高まるでしょう。

採用力が向上する

魅力的なエントランスは、求職者に「ここで働きたい」と思ってもらうためにも重要な要素です。企業の理念やビジョンを空間で表現することで、共感を得やすくなり、価値観の合う人材を惹きつけやすくなります。結果として、ミスマッチの少ない採用や、入社後の定着率向上にもつながります。

社員のエンゲージメントが高まる

エントランスは、社員が日々目にする空間です。理念やブランドを反映したデザインのエントランスで、「自分がどんな企業に属しているのか」を日常的に意識できるようになり、社員の誇りや帰属意識、業務へのモチベーションを高め、自発的な行動を促進することにもつながります。エントランスが象徴的な空間であるほど、企業文化の浸透にも貢献するでしょう。

来客体験の質を高められる

快適で印象的なエントランスは、訪問客の体験そのものを向上させます。適度なプライバシーを確保した待合スペースや展示、コミュニケーションが生まれるベンチスペースなどを設けることで、商談や打ち合わせの雰囲気も良くなり、信頼関係の構築にも寄与します。訪問客にとって心地よい空間は、それだけで企業の評価を高める要素となるでしょう。

5. オフィスエントランスを整えることは企業価値を高める投資

オフィスエントランスは、単なる受付スペースではなく、企業の第一印象を決める重要な空間です。訪問客にとっては企業との最初の接点であり、社員にとっては日常的にその企業らしさを感じる場でもあります。

エントランスに力を入れることで、来訪者に好印象を与えるだけでなく、採用力の向上や社員のエンゲージメント強化、さらには取引先との信頼関係の構築など、さまざまなメリットが生まれます。

自社らしさを反映した空間づくりは、企業価値そのものを高める投資です。働く人の満足度を向上させ、組織全体にポジティブな影響を与えるきっかけにするためにも、自社のエントランスに注目してみてはいかがでしょうか。

「オフィスをどう変えていいかわからない」「まず何から手をつければいいの?」という方に向けて、オカムラでは無料でダウンロードできる入門資料をご用意しています。ぜひこちらもご活用ください。

https://www.okamura.co.jp/form/office/007496/index.html

よくある質問

Q:オフィスエントランスの役割とは何ですか?

A:オフィスエントランスは、企業の第一印象を左右する顔となる空間です。来訪者に安心感や信頼感を与えるのはもちろんのこと、社員にとっても企業理念やブランドを日常的に感じられる場であり、ブランディングやエンゲージメント向上にも寄与します。

Q:オフィスエントランスをオシャレにするポイントは?

A:オフィスエントランスをオシャレにするには、コンセプト設計を行った上で照明演出や曲線デザインの採用などを組み合わせていくことがポイントです。また、展示やベンチスペースなどの機能を加えることで、デザイン性と実用性を兼ね備えた空間に仕上げることができます。

Q:オフィスエントランスを整えるメリットは?

A:オフィスのエントランスを整えることで、来訪者へ企業の理念やメッセージを表現し、企業ブランディングを強化できます。さらに、採用力の向上や社員のエンゲージメント向上、取引先との信頼関係構築など、企業活動に多面的なプラス効果をもたらします。


イラスト:Masaki

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オフィスづくりに関するQ&A

Q1

オフィス移転や改装を検討しはじめるタイミングは、いつが良いですか?

A1

社員数や内容によって異なりますが、100名規模のオフィスの場合、移転予定の1年前、改装の場合は6か月前からの検討が理想です。
現状課題の整理や物件選定、レイアウト設計、施工期間などを考慮すると、余裕をもった準備期間を設けることでスムーズに進められます。
オカムラでは、初期段階からお客様のニーズや課題を伺い、スケジュール立案や検討資料づくりをサポートしています。 お問い合わせ

Q2

オフィスづくりを依頼すると、どこまでサポートしてもらえますか?

A2

オカムラでは、オフィスの企画・設計・施工・運用までを一貫してサポートします。
働き方や組織課題を丁寧にヒアリングし、レイアウト、家具、照明、ICT環境などを総合的にデザインします。
また、移転・改装後のアンケートや改善提案を通して、働き方の変化に寄り添った空間づくりを支援します。 オカムラのオフィスづくりソリューション

Q3

オフィス改装の費用はどのくらいかかりますか?

A3

改装の内容や規模、目的によって費用は大きく変わります。
例えば、部分的なリニューアルなのか、働き方改革を目的とした全面リニューアルなのかによっても必要な費用は異なります。
具体的な金額を知りたい場合は、現状の課題やご希望をお伺いしたうえで、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ

Q4

まだ具体的な計画がなくても、相談して大丈夫ですか?

A4

もちろん大丈夫です。
多くのお客様が「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談されています。
オカムラでは、丁寧なヒアリングを通して課題整理や事例紹介、スケジュール・費用感の目安提示など初期検討をサポートします。
「移転か改装か迷っている」、「まずはイメージを膨らませたい」など、どんな段階でもお気軽にご相談ください。 お問い合わせ

Q5

自社に合った働き方やレイアウトがわかりません。どうすれば良いですか?

A5

オカムラでは、オフィスづくりの初期検討をサポートする無料ツール「OFFICE KIT」をご用意しています。
質問に答えるだけで、自社に合った働き方の方向性やレイアウトタイプが見えてきます。
まだ具体的な計画がなくても活用できる内容です。ぜひ一度お試しください。 OFFICE KITで診断する