進化する技術とブランドを体感し、次の革新を共創する新拠点 ――ショールームと開発・営業拠点を集約し、事業成長を加速させる

株式会社岡本工作機械製作所 様

進化する技術とブランドを体感し、次の革新を共創する新拠点 ――ショールームと開発・営業拠点を集約し、事業成長を加速させる

株式会社岡本工作機械製作所 様

Project Data

プロジェクト名
株式会社岡本工作機械製作所 新拠点設立プロジェクト
面積規模
約700㎡
人員規模
約30名
完成年月
2025年11月

About Client

岡本工作機械製作所は、群馬県に本社を置く1926年創業の総合砥粒(とりゅう)加工機メーカーです。平面研削盤では業界トップシェアを誇り、近年は半導体関連製造装置の設計・販売にも注力。国内外で事業を展開しています。

Point!

  • 半導体部門の他拠点分散、製品の魅力を発信する場の不足が課題に
  • 技術開発棟兼ショールームを設立し、半導体部門を集約した
  • ABWを導入した執務フロアが、部門間の交流と共創を促す
  • 自社製品をモチーフにしたデザインを取り入れ"らしさ"を表現
<em>1Fエントランス</em>  株式会社岡本工作機械製作所 様
<em>1F来客スペース</em>  株式会社岡本工作機械製作所 様
<em>2F執務エリア</em>  株式会社岡本工作機械製作所 様
<em>2Fカフェ(コラボレーションエリア)</em>  株式会社岡本工作機械製作所 様

Project Story

岡本工作機械製作所 ご担当者様

当社の課題

半導体関連事業を投資領域と位置づけ、世界規模での事業拡大を見据えています。しかし現状は、製品開発を支える環境や、顧客に製品の特長を伝えるショールーム機能が十分といえず、半導体の関連部門も他拠点に分散しています。部門集約による連携強化やリクルーティングの観点からも、環境整備が課題となっています。

当社のありたい姿

来訪者に製品の価値が伝わり、社内外の共創も加速する新拠点を

半導体関連事業の新拠点として、埼玉県内に地下1階・地上4階建ての既存ビルを購入しました。地下はショールーム、地上階はオフィスにする予定です。ここから製品や技術の価値を訴求するとともに、部門間の連携によって開発スピードの向上を目指します。さらに、首都圏での採用強化も視野に入れています。

以前のオフィス
BEFORE
足立 祐也

ゾーニングと紹介するエリア

ゾーニングと紹介するエリア
Scene 1

ブランドを感じる、体験の序章となる場

エントランスは、ショールーム見学の体験価値を高める導入空間として整えられています。コーポレートカラーの赤をアクセントに、製造装置を想起させるメタリックな色調と無機質な素材を組み合わせ、企業ブランドを表現。天井のルーバーと床の模様が描く曲線が、奥にあるPRスペースへ自然に視線を導き、来訪者を引き込みます。

右手の窓からは地下のショールームを見渡すことができ、「もっと近くで見たい」という来訪者の知的好奇心を刺激します。企業のアイデンティティを肌で感じながら、次なる体験への期待が高まるおもてなしの空間です。

Scene 2

期待を受け止め、語らいを深める来客スペース

1階の来客スペースは中央の吹き抜けを囲むように、片側に会議室が並び、反対側には地下のショールームを見渡せる大きな窓が続く構成です。床はカーペット敷きで、無機質な素材を用いたエントランスとは対照的に温かみのある印象に。歩みを進めるにつれて気分が自然に切り替わります。

会議室はガラス壁により開放感と透明性を感じられ、すりガラス調のグラデーションフィルムによって来客同士の視線にも配慮。安心して商談に臨める環境が整えられています。ここまでの動線で生まれた関心をそのまま対話へつなぎ、より具体的で密度の高いコミュニケーションを支えるスペースです。

Scene 3

知識を寄せ合い、新たな発想を生む執務エリア

かつて食堂として使われていた2階は、営業・開発・設計などのメンバーが集う開放的な執務エリアへと生まれ変わりました。特徴的な形状の天井はそのままに、照度と色味を見直した照明計画により、業務に適した明るさが確保されています。

中央には固定席の島型デスクが設けられ、低いキャビネットで緩やかにゾーニング。窓際にはABWに対応した什器が配され、働き方の選択肢を広げています。声を掛け合いやすい環境が整い、部門間の対話も活発に。新たなシナジーの創出が期待されます。

Scene 4

社内外をつなぎ、未来への対話を育む共創空間

執務エリアに隣接するコラボレーションエリアは、社内外の境界を越えて人々が集う共創の場です。可動式什器により、会社説明会や懇親会、自由な働き方を支えるABWの場として、用途に応じて柔軟に姿を変えます。スライディングウォールで執務エリアと仕切ることで、交流と集中をスムーズに切り替えられます。

既存ビルが持つ魅力を活かしながら大胆な改装を施し、企業とお客様、従業員同士の関係性を育む新たな拠点が生まれました。

Credit
編集
水上アユミ(ノオト)、オカムラ編集部
執筆
合戸奈央

記事内の情報は取材当時の情報です。

この記事は2026年5月14日に公開されたものです。

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