
正面より気になる斜めからの視線
オカムラ発行の書籍「オフィスと人のよい関係」よりオフィスづくりのヒントをご紹介します。
近年、柱のない大規模なフロア空間をもつオフィスビルが数多くみられるようになりました。オフィスづくりでは、開放的でまとまった広い執務空間を確保でき、無駄のない空間計画や一体感が醸成できるといったメリットがあります。
ところで、オープンなオフィスでは、他人の視線や存在が気になって、仕事に集中できないことはありませんか?大規模オフィスになると、より広範囲に座席が並ぶため、このような他席に座る人による心理的な影響を受けやすくなるかもしれません。
ここでは、自席から他人の視線や存在が気になる領域に注目し、大規模オフィスのレイアウトではどのような点に留意するべきか考えていきましょう。

他人の視線や存在が気になる領域

オカムラでは、東京大学との共同実験で、柱のない大規模空間に島型対向式レイアウトの座席を並べ、各席に座る人が、自席から他席に座る人の視線や存在を意識する距離と方向について調査しました。
各席に座る人に、ノートPC作業中の姿勢や視線のままで回答してもらった結果、気になる領域は「他人の視線」よりも「他人の存在」の方が広い傾向がみられました。
また、自席の真正面よりも斜め前方について、より遠くまで気になることがわかりました。ノートPC作業では、視線が前方に集中するため、真正面の席に座る人による影響が大きく、その後ろに隠れる人はそれほど気になりません。一方、斜め前方の席に座る人は、他の人と重ならず視野に入りやすく、より遠くまで気になってしまうと考えられます。
このような他席に座る人による影響を軽減するため、デスクパネルを設けることがあります。同実験で、デスクパネルの有無について比べてみた結果、特に斜め前方からの影響に対して、座席の正面(フロント)とともに横側(サイド)へのデスクパネルの設置にも軽減効果がみられました。
まとめ
人がいて当たり前のオフィス。ただ、人の視線や存在が気になってしまうのもオフィスです。
大規模オフィスのメリットを活かすためにも、そこで働くワーカーが気持ちよく過ごせるような配慮を心がけたいですね。
出典 -オフィスと人のよい関係/岡村製作所(オカムラ)/日経BP社/2007年
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