メンタルヘルスケア
職場における心の健康づくり活動の一環として、従業員のメンタルヘルスケアに取り組んでいます。
産業保健スタッフを中心に毎年活動計画を立て、ストレスチェックの実施を柱として職場環境の把握・改善、健康教育、健康情報提供を行い、ストレスチェック集団分析結果の総合健康リスク値が前年度比で低減することを目指しています。目標を定めるだけでなく結果に対する評価を行い、次年度の施策へとつなげています。
心の健康づくりプログラム
「4つのケア」と「4つの予防」
自らのストレスに気づき、対処する。健康的な生活習慣、リラクセーション。
健康増進の土台作り
健康意識の醸成
管理監督者による相談対応、職場環境改善、声掛け。
メンタルヘルス不調者の
発生予防・未然防止
スタッフ等によるケア
産業医、保健師などによる専門的な相談、支援。
メンタルヘルス不調の
早期発見、適切な対応
医療機関、EAP、専門相談機関の活用。
メンタルヘルス不調の
再発予防、職場復帰支援
ストレスチェック
労働安全衛生法に基づき年1回のストレスチェックを実施し、結果をセルフケア促進、高ストレス者に対する産業医によるフォロー、プレゼンティーイズム把握、集団分析・クロス分析による職場改善を継続的に実施しています。
高ストレス者への対応
ストレスチェックの結果、高ストレスが確認された場合は産業医との面談を勧め、自身の心の健康状態の把握、主治医による継続的なフォローの必要性の判断などにつなげています。高ストレス者への早期対応のほか、職場環境の把握・改善にも役立てています。
プレゼンティーイズムの測定
ストレスチェックの中でプレゼンティーイズムを測定するため、2023年度から、より健康面に特化した「WFun (Work Functioning Impairment Scale) 」を導入しています。従業員が抱える体調や健康上の課題を数値で見える化し、改善施策に反映しています。
集団組織分析の活用
ストレスチェックの結果を個人が特定されない形で集計し、組織ごとのストレス状況を分析、その結果を職場づくりに活かしています。
「4つのケア」への連携
ストレスチェックの結果をもとに、「4つのケア(セルフケア・ラインケア・事業場内産業保健スタッフによるケア・事業場外資源によるケア)」へとつなげています。
セルフケアの推進
2022年度より全従業員を対象に、年1回の必修研修として e-ラーニング「ポジティブセルフケア」を実施しています。この研修では、セルフケアを行う目的や実践方法を学ぶことを基本としながら、毎年「メンタルヘルス」「ウェルビーイング」「睡眠」などテーマを設け、より身近で実践しやすい内容にしています。e-ラーニングと合わせて「健康に関するアンケート」も行い、アンケート結果を分析して健康施策へと活かしています。
新入社員研修や若手社員向けのフォローアップ研修など、階層別の教育機会でも、セルフケアの大切さや具体的な取り組み方法を伝え、日常的に取り組めるよう支援しています。
2025年度実績
- 「メンタルヘルス・睡眠・休養・感謝」をテーマにe-ラーニングを実施
- 健康に関するアンケートを実施
- e-ラーニング受講率: 95.1%
セルフケアをより身近に感じてもらうため、社内イントラネットにて「リフレッシュヨガ」の動画を提供し、それぞれのペースで心身を整える時間を持てるよう継続的に活用できる環境を整えています。研修時のリフレッシュや安全衛生委員会活動などにも活用し、セルフケアを日常に取り入れるきっかけづくりを行っています。
ラインケア
オカムラでは、管理職がメンバーの健康管理を意識し、職場改善につなげられるよう、ラインケア研修や女性のヘルスケアに関する研修、e-ラーニングなど、さまざまな取り組みを展開しています。
課長職を対象とした集合研修では、管理職としてメンバーの健康を支え、より良い職場環境づくりに活かすことを目的とし、事例検討やロールプレイングなど、実践的なワークを多く取り入れた構成で行いました。2024~2025年の2年間は、受講者が自ら受講日程や会場を選び、主体的に参加できる形式とし、計13回・7拠点で研修を実施しました。会場には、長野県にある「癒しの森®」や社内の生産事業所、社内共創空間などを活用し、普段とは異なる場所や職場を訪れる機会を設け、研修で学ぶだけでなく、さまざまな働く環境や働き方に触れ、自分の職場との違いを知ることで、より良い職場づくりのヒントを得られるような特徴を持たせています。