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フリーアドレスと固定席の向き不向き比較調査
オフィスの座席の運用方法は、一人ずつ席を割り当てた「固定席」と、だれでも自由に席を使える「フリーアドレス」の大きく二つに分けることができます。それぞれのメリットやデメリットについては、すでにいくつかの調査事例がありますが、これまで大半のオフィスで運用されてきたのは「固定席」。複数の企業やオフィスをまたいだ、横断的な調査はあまり行われていませんでした。
ところが過去の記事でも紹介したように、2020年以降国内でも新型コロナウイルスの感染が拡大。それまで「固定席」で運用してきたオフィスでも「フリーアドレス」の導入が進み、その結果、両方の運用方法を経験したことのあるワーカーが一気に増えることになりました。
自分の居場所を感じやすい固定席、コミュニケーションがとりやすいフリーアドレス
この現状を受け、オカムラでは「固定席」と「フリーアドレス」のどちらでも働いたことのあるワーカーを対象に、アンケートを実施。いくつかの働くシーンを想定したときに、どちらの運用方法の方が良いと思うか、聞いてみました。

結果を見ると、シチュエーションによって「固定席」派が多いケースもあれば、「フリーアドレス」派が多いケースもあり、バラつきが見られました。たとえば「オフィス内に自分の居場所があると感じる」は「固定席」、「ふだん接点がない相手とのコミュニケーションがとりやすい」は「フリーアドレス」の回答が多くなっています。両者には、それぞれ向き・不向きがありそうです。
まとめ
前述の通り、コロナ禍の影響によって「フリーアドレス」を導入する企業が増えていますが、どんなシーンにも「フリーアドレス」が適合するわけではない点には注意が必要です。過去の記事でも、職種によって「固定席」と「フリーアドレス」を希望する人の比率が異なることをご紹介しました。
たとえば、既存のチームの役割を重視するなら「固定席」、部門の枠を超えた仕事を目指すなら「フリーアドレス」。こんな風に自社の将来像を見定めた上で、どちらの働き方が適切か、検討することが望ましいと言えます。
●事例紹介
オカムラが提案してきたオフィス事例
イラスト:ウラケン・ボルボックス
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