自然に身体にフィットする椅子の疲れにくさを支える仕組みとは?

2024年3月29日公開 / 2025年10月23日更新

近年、ワーカーの多様な働き方が広まる中、オフィスの座席運用は席を固定せず、ワーカーが自由に席を選択するフリーアドレスの普及が進みました。オフィスの椅子は、同じ人が毎日使用するものから、様々な人が入れ替わって使用するものへと変化しつつあるのです。

そんな働き方の変化をふまえオカムラは、「Spher(スフィア)」という椅子を開発しました。スフィアの特徴は、座った人の体格に合わせて変形する背もたれと座面です。「大柄な人」でも「小柄な人」でも、自然に身体にフィットした、快適な座り心地を実現します。

そんなスフィアの座り心地について、芝浦工業大学デザイン工学部 プロダクト・エルゴノミクス・デザイン研究室(平尾研究室)にご協力いただき、小柄な女性から大柄な男性35名を対象に従来の椅子と比較した検証を行いました。

従来品と比較して、お尻や太ももにかかる圧力が分散

調査では、座り心地を評価する代表的な指標として「座面とお尻や太ももの接触面積(座面接触面積)」「座面からお尻や太ももにかかる圧力の最大値(座面体圧最大値)」に着目しました。

検証の結果、従来品と比較してスフィアの方が、座面とお尻や太ももとの接触面積が広く、圧力の最大値が小さいことが分かりました。座面が身体にフィットすることで、お尻や太ももにかかる圧力が座面全体に分散されているようです。

また、お尻や太ももにかかる圧力の変化率も従来品と比べてスフィアのほうが小さいことが検証の中で分かっています。これは局所的にかかる圧力が分散され、身体に余計な力が掛からないことを示しています。

まとめ

座る人の体格に合わせて、座面や背もたれが自然に変形する新しい椅子・スフィア。今回の検証では、その特殊な構造からスフィアが従来品よりも広い面積で身体を支え、身体にかかる圧力を分散し、高いフィット感を実現していることが見えてきました。

スフィアは、体格に左右されず、あらゆる人の仕事をサポートします。フリーアドレスオフィスの椅子や、在宅勤務時に使用する椅子をご検討中の方は、ぜひ一度以下のURLから製品詳細をご確認ください。

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「スフィア」詳細はこちら

イラスト:ウラケン・ボルボックス

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オフィスづくりに関するQ&A

Q1

オフィス移転や改装を検討しはじめるタイミングは、いつが良いですか?

A1

社員数や内容によって異なりますが、100名規模のオフィスの場合、移転予定の1年前、改装の場合は6か月前からの検討が理想です。
現状課題の整理や物件選定、レイアウト設計、施工期間などを考慮すると、余裕をもった準備期間を設けることでスムーズに進められます。
オカムラでは、初期段階からお客様のニーズや課題を伺い、スケジュール立案や検討資料づくりをサポートしています。 お問い合わせ

Q2

オフィスづくりを依頼すると、どこまでサポートしてもらえますか?

A2

オカムラでは、オフィスの企画・設計・施工・運用までを一貫してサポートします。
働き方や組織課題を丁寧にヒアリングし、レイアウト、家具、照明、ICT環境などを総合的にデザインします。
また、移転・改装後のアンケートや改善提案を通して、働き方の変化に寄り添った空間づくりを支援します。 オカムラのオフィスづくりソリューション

Q3

オフィス改装の費用はどのくらいかかりますか?

A3

改装の内容や規模、目的によって費用は大きく変わります。
例えば、部分的なリニューアルなのか、働き方改革を目的とした全面リニューアルなのかによっても必要な費用は異なります。
具体的な金額を知りたい場合は、現状の課題やご希望をお伺いしたうえで、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ

Q4

まだ具体的な計画がなくても、相談して大丈夫ですか?

A4

もちろん大丈夫です。
多くのお客様が「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談されています。
オカムラでは、丁寧なヒアリングを通して課題整理や事例紹介、スケジュール・費用感の目安提示など初期検討をサポートします。
「移転か改装か迷っている」、「まずはイメージを膨らませたい」など、どんな段階でもお気軽にご相談ください。 お問い合わせ

Q5

自社に合った働き方やレイアウトがわかりません。どうすれば良いですか?

A5

オカムラでは、オフィスづくりの初期検討をサポートする無料ツール「OFFICE KIT」をご用意しています。
質問に答えるだけで、自社に合った働き方の方向性やレイアウトタイプが見えてきます。
まだ具体的な計画がなくても活用できる内容です。ぜひ一度お試しください。 OFFICE KITで診断する