
自然に身体にフィットする椅子の疲れにくさを支える仕組みとは?
近年、ワーカーの多様な働き方が広まる中、オフィスの座席運用は席を固定せず、ワーカーが自由に席を選択するフリーアドレスの普及が進みました。オフィスの椅子は、同じ人が毎日使用するものから、様々な人が入れ替わって使用するものへと変化しつつあるのです。
そんな働き方の変化をふまえオカムラは、「Spher(スフィア)」という椅子を開発しました。スフィアの特徴は、座った人の体格に合わせて変形する背もたれと座面です。「大柄な人」でも「小柄な人」でも、自然に身体にフィットした、快適な座り心地を実現します。
そんなスフィアの座り心地について、芝浦工業大学デザイン工学部 プロダクト・エルゴノミクス・デザイン研究室(平尾研究室)にご協力いただき、小柄な女性から大柄な男性35名を対象に従来の椅子と比較した検証を行いました。
従来品と比較して、お尻や太ももにかかる圧力が分散
調査では、座り心地を評価する代表的な指標として「座面とお尻や太ももの接触面積(座面接触面積)」「座面からお尻や太ももにかかる圧力の最大値(座面体圧最大値)」に着目しました。

検証の結果、従来品と比較してスフィアの方が、座面とお尻や太ももとの接触面積が広く、圧力の最大値が小さいことが分かりました。座面が身体にフィットすることで、お尻や太ももにかかる圧力が座面全体に分散されているようです。
また、お尻や太ももにかかる圧力の変化率も従来品と比べてスフィアのほうが小さいことが検証の中で分かっています。これは局所的にかかる圧力が分散され、身体に余計な力が掛からないことを示しています。
まとめ
座る人の体格に合わせて、座面や背もたれが自然に変形する新しい椅子・スフィア。今回の検証では、その特殊な構造からスフィアが従来品よりも広い面積で身体を支え、身体にかかる圧力を分散し、高いフィット感を実現していることが見えてきました。
スフィアは、体格に左右されず、あらゆる人の仕事をサポートします。フリーアドレスオフィスの椅子や、在宅勤務時に使用する椅子をご検討中の方は、ぜひ一度以下のURLから製品詳細をご確認ください。
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イラスト:ウラケン・ボルボックス
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