廃棄物から生まれるサステナブル素材を活用した製品開発の取り組みを開始

有機系廃棄物を炭化させた炭を原料にしたレザー、廃棄生地をもとにしたリサイクルフェルト、非食用米から生成した樹脂などを活用

製品・サービス オフィスサステナビリティ
2026年11月06日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、サステナブルな素材を活用した製品開発を積極的に行っているなかで、新たに有機系廃棄物を炭化させて得た炭を原料にした「.Garbon Synthetic Leather(ガーボンシンセティックレザー)」、廃棄する生地や端材をフェルト化したリサイクルフェルト、非食用米をもとに生成した樹脂素材を家具の材料として活用する取り組みを開始しました。

リサイクルが難しい廃棄物の多くが焼却・埋め立て処分されるなか、焼却処分によるCO2排出や最終処分場のひっ迫などは社会課題となっています。
オカムラは、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、廃棄物に関する社会課題への対応として、廃棄物から生まれたサステナブル素材を活用した新たな製品開発に取り組みます。

■.Garbon Synthetic Leather × okamura

オカムラは、株式会社Gabが展開する新循環ソリューション「.Garbon」において、炭化技術をもつ株式会社大木工藝、合成皮革メーカーの共和ライフテクノ株式会社との4社共同プロジェクトにより、リサイクルが難しいとされている有機系廃棄物を炭化した炭を配合した合成皮革「.Garbon Synthetic Leather」を使用し、オフィス家具として製品化を目指しています。廃棄物を再び社会の中で使われる素材・製品へと循環させる、新たな資源循環モデルの構築に取り組んでいます。
「.Garbon Synthetic Leather」を張地としたイスのプロトタイプとして、自社工場から排出した張材、ウレタン等の廃棄物を炭化してできた炭をPUレザー※の原料とし、シーティング「Emino(エミーノ)」を制作しました。炭化前の廃棄物の見た目に左右されず上質な意匠を実現しています。

※生地にポリウレタン樹脂を表面コーティングして作られた合成皮革

「.Garbon」の4社共同プロジェクトは、2026年8月に「Forbes JAPAN Xtrepreneur AWARD 2026」において、リジェネレーション賞を受賞しました。

■リサイクルフェルト​天板・シェル

オカムラは、循環型社会の実現を目指す京都工芸繊維大学発のベンチャー企業 株式会社colourloopとの共創により、廃棄生地をリサイクルしたフェルトをテーブルの天板、イスのシェルに活用する製品開発を進めています。
colourloop社は、独自技術「Colour Recycle System」を活用し、廃棄繊維を色で分別し、フェルト、糸、樹脂成形品、紙、ボードなどの素材へとアップサイクルしています。オカムラは、プロトタイプとして自社工場で排出した端材と古着由来の端材を組み合わせてアップサイクルしたフェルト素材を、ミーティングテーブル「Unity(ユニティ)」の天板や、カフェチェアシリーズ「Amita(アミタ)」の背座シェルに展開しています。ランダムに繊維が絡むフェルト特有の柔らかい風合いを持ち、環境配慮と意匠性を両立しています。

■ライスレジン

株式会社ライスレジンが開発・製造する、非食用米を独自の技術でアップサイクルした国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」を、オカムラのオフィス家具に展開するため、共同で開発を進めています。素材のやさしく温かみのある色味を生かして、環境配慮と意匠性の両立を目指します。

お問い合わせはこちらから

株式会社オカムラ お客様相談室
受付時間 9:00~12:00、13:00~17:00(土・日・祝日、年末年始を除く)