コミュニケーション活性化に向けた「ワークプレイスダイニング」 として社員食堂を新設

「社食」が組織の境界を低くする、食を通じて人と人がつながる新たな空間づくりを提案

製品・サービス オフィス
2026年10月21日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、コミュニケーションの活性化に向けた新たな働く場として、ラボオフィス「We Labo(ウィラボ)」(東京都千代田区)内に、社員食堂「Shallwe(シャルウィー)」を2026年9月に開設しました。
社員食堂「Shallwe」は、「ごいっしょに、食もひらめきも」をコンセプトとしており、現在6フロアに展開している「We Labo」において、部門やフロアを越えた社員の交流を促す場として機能します。
オカムラは、さまざまな企業の経営課題となっているコミュニケーションの活性化に向けて、食を通じて人と人がつながる新たな空間づくりとして、「ワークプレイスダイニング」の提案を行います。社員食堂「Shallwe」も、食を通じて部門や役職を越えた交流を促す「ワークプレイスダイニング」として整備しました。

■ 開設の背景

人的資本経営の浸透や、食事の現物支給に係る所得税の非課税限度額が引き上げられたことにより、企業内食堂の位置づけは福利厚生の一環から、経営戦略と人材戦略を連動させ、企業価値につながる人的資本投資へと変化しています。
ハイブリッドワークの浸透やAIの普及など、働き方を取り巻く環境が変化するなか、オフィスには業務を行う場所としての機能だけでなく、社員の交流や協働を促す場としての役割が求められています。

オカムラが実施した「働き方・働く場に関する意識調査 2026」では、出社時に昼食を社内の人と食べる人の78.6%が食事を共にすることは組織の一体感や連携に効果があると回答し、74.6%がパフォーマンスに効果があると回答しました。また、1人で食べる人の半数以上がどちらも効果があると回答しています。
この結果から、出社時のコミュニケーションとして食事を共にすることは、組織の一体感や連携に役立つほか、パフォーマンス向上にも効果があると感じていることがうかがえます。

一方、ビルテナントのオフィスでは、厨房設備の設置条件や費用、運営面の負担などが、社員食堂を導入するうえでのハードルとなることがあります。また、簡易的なカフェ形式では、提供できる食事の種類や利用方法が限られる場合もあり、食を通じた交流の場を整備するうえでは、空間づくりと食事提供の両面で工夫が求められます。

■ 食をきっかけに人と人がつながる「ワークプレイスダイニング」

オカムラは、社員食堂を食事にとどまらず、社員同士の交流や学び、共創につながる新たな場として捉え、食をきっかけに人が集まり、つながる「ワークプレイスダイニング」としての空間づくりを提案します。
今回開設した社員食堂「Shallwe」は、この考え方をオカムラのラボオフィス「We Labo」で具体化したものです。セントラルキッチン方式を採用することで、ビルテナントのオフィスにおける設備上の制約にも対応しています。食事や休憩に加え、さまざまな活動に対応するスペースを組み合わせ、社員が自然に集い、新たなコミュニケーションが生まれる環境を目指しています。

■ 社員食堂「Shallwe」の主な特徴

「Shallwe」は、「ごいっしょに、食もひらめきも」をコンセプトに、社員が食をきっかけにつながる場所として整備しました。約726㎡、104席のフロアには、食事を楽しむダイニングのほか、カフェや音楽、書籍などを介して人が集まる多様なスペースを設けています。

①異なる利用シーンを緩やかにつなぎ、自然な交流を促す空間設計

フロア全体は、さまざまな人数単位で集まることのできる、ダイニングやカフェ、ライブラリーなどの各エリアから構成されています。
各スペースをつなぐ動線は、異なる利用シーンが少しずつ重なり合うよう計画しました。食事や休憩、打ち合わせなど、それぞれの目的で訪れた社員が自然に行き交い、新たな接点が生まれる空間を目指しました。
また、インテリアには土を使った左官仕上げやステンレス、柔らかな光を生み出す光膜照明などを組み合わせています。天然素材の落ち着いた質感と現代的な素材の質感を対比させ、人と人の関係性を育む、居心地のよい空間を目指しています。

②ビルテナントのオフィスの設備条件に対応した食事提供方式

「Shallwe」では、厨房設備の設置条件や運営面の負担に対応するため、セントラルキッチン方式を採用しています。食事の調理と食器の洗浄を外部のセントラルキッチンで行い、現地では主に再加熱して提供することで、一部の厨房設備を省略・簡易化しました。あわせて、換気・給排水・電気設備の整備や、共用部へのにおい対策なども行っています。ランチタイムの食事提供のほか、カフェでは一日を通してドリンクや軽食、スイーツを提供しています。

③食事に加え、音楽や本などを通じた多様な交流の場

Shallwe Dining/Shallwe Kitchen/Shallwe Coffee
開放的なダイニングスペースでは、社員が食事を楽しむほか、イベントや懇親会などにも対応できるよう映像・音響・配信設備を備えています。また、有人運営のカフェではスペシャリティコーヒーや軽食などを提供し、ランチタイム以外にも社員が気軽に立ち寄れる場所としています。

Shallwe Music
アナログレコードやDJブースを備えたバーカウンターを設置。音楽を共通の話題として、部門や世代を越えた交流が生まれるきっかけをつくります。

Shallwe Music

Shallwe Table/Shallwe Salon
「Shallwe Table」では、執務デスクよりコンパクトな寸法のテーブルを採用し、普段とは異なる近い距離感で過ごせるよう設計しました。「Shallwe Salon」には一枚板のテーブルやソファ、ミニバーを設け、プライベートリビングのような落ち着いた雰囲気のなかで会話を楽しめる空間としています。

Shallwe Salon

Shallwe Library/Shallwe Corner
ライブラリーにはテーマごとに選定した書籍を配置し、新たな関心や会話が生まれるきっかけをつくっています。また、景色を望める半個室の「Shallwe Corner」では、少人数での打ち合わせや交流にも対応します。

Shallwe Library

■ ラボオフィス「We Labo」について

ラボオフィス「We Labo」は、「人が活きる社会の実現」をめざして、個性と個性がつながり合うことで最大化される「わたしたち」としてのアイデンティティを「Wedentity(ウィデンティティ)」とし、その考え方を実践する働き方を実験・検証する場として、2022年に設置しました。
当初の3フロア(24・25・26階)構成から2026年5月に2フロア(14・15階)を増床し、社員食堂「Shallwe」(13階)の開設によって6フロアとなりました。
「We Labo」の拡大に伴い、異なる部門やフロアで働く社員同士の交流をさらに促進するため、「Shallwe」を、食をきっかけに社員が自然と集まり、部門やフロアを越えたつながりを生み出す場として整備しました。

■ 今後の展望について

オカムラは、ラボオフィス「We Labo」での実践を通じて、食を介したコミュニケーションや空間の使われ方に関する知見を蓄積していきます。
今後も、社員食堂を食事のための施設としてだけでなく、組織の活性化につながる働く場の一つとして捉え、企業が抱える課題やオフィスの特性に応じた空間づくりの提案に活かしていきます。

■ 社員食堂「Shallwe」概要

名称: Shallwe(シャルウィー)
面積: 約726㎡
席数: 104席
食事・カフェ提供: ボンディッシュ株式会社

□オカムラウェブサイト 社員食堂「Shallwe」
https://www.okamura.co.jp/facility/shallwe/

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