用語集

GLOSSARY

働き方や制度、空間づくりに関する専門用語など、ワークプレイスにまつわる用語を解説しています。オフィスづくりの基礎知識やトレンドの習得にご活用ください。

セキュリティ・防災対策

頭つなぎ材

背の高い収納什器を使用方向に連続して並べたとき、什器を一体化させて耐震性能を向上させるために用いる、連続する什器の上端をつなぐためのレール状の部材のこと。

L型金具

収納や間仕切りを壁に固定するために使用する金具のこと。一般に、固定用金具の中ではもっとも効果が高いと言われている。

オフィスセキュリティ

オフィスの防災・防犯のため、物理的・技術的な対策を講じることで得られる安全性のこと。対策には、地震対策や情報漏えい対策・入退室管理などがある。

オフィスの地震対策

オフィス空間で、人の安全確保・会社資産のリスク軽減などリスクマネジメントを目的とした地震対策を言う。地震発生時の、安全・スムーズな避難、内装・家具・機器の転倒や破壊の回避などを検討し各種対策を講じる。

事業継続計画(BCP)

災害発生時における、企業・組織の事業継続のための対策。重要業務を中断させないこと、中断しても目標時間内に再開し取り引き・シェア・企業評価の維持などを目的とした対策を立てる。

上下連結/左右連結

上下別体の収納什器の連結を言う。また、横に並んだ収納什器の連結を左右連結と呼ぶことがある。

セキュリティレベル

情報セキュリティの重要度の違いを段階的に示したもの。オフィス空間では、各スペースで保管・利用する情報の種類や利用者などからスペースごとの重要度を設定し、ゾーニングとの整合性を図る。

ゾーンセキュリティ

間仕切りなどで区切られる区画(ゾーン)ごとに、セキュリティレベルに見合った安全対策のこと。

飛散防止フィルム

ガラスやミラーの割れ・飛び散りに対する安全対策として、ガラス面に貼り付ける透明フィルム。

避難計画

災害など緊急時に、利用者が安全に避難できるよう計画すること。建築物の避難階段・避難通路の確認、避難を考慮したレイアウト・建具、家具・機器類の転倒防止、ガラスの飛散防止など物理的な対策のほか、連絡網の整備、緊急避難場所の周知など運営面の対策もあげられる。

避難通路(動線)

災害など緊急時に、利用者が安全に避難できるよう設ける避難階段や避難通路などのこと。

防炎製品

本来燃えやすい繊維や内部構造に対し燃えにくくする工夫を加え、繊維製品が火源となる火災を予防し、着火しても燃え広がらない性能を備えた製品(群)。防炎製品認定委員会(公益財団法人日本防炎協会)による試験体の認定による。

ラッチ機構

収納・ワゴンなどで引き出しや扉を開ける際、ハンドルを握ってロックを解除しないと開かない仕組みのこと。