
【アンケート調査】オフィスに食堂やリフレッシュスペースを設けている企業はどれくらい?
テレワークで仕事を進めやすい職種の人の中には、長いことオフィスに出社していない人も多いかもしれません。「そういえば前に出社したのは1か月前だったな......」なんてことはありませんか?
在宅に慣れてしまった従業員をオフィスに呼び戻そうと、「週に1回は出社すること」など、出社を義務付けている企業もあるようです。ただそのようなルールを設けなくても、自然と人が集まる魅力があるオフィスにできるなら、それがベストなのかもしれません。
今回のコラムでは、魅力あるオフィスの一つの要素である、福利厚生スペースに関するデータを紹介します。
食堂・カフェテリア、リフレッシュルームを設置しているのは、いずれも半数以下
オカムラが2021年に集めたデータから、食堂・カフェテリア、リフレッシュルームを設置しているオフィスの割合を調べてみました。結果は、下記の通りです。

オフィスの中に食堂やカフェテリアを設けている企業は、約1/4でした。近年の特徴として、ランチタイム以外の時間には執務スペースとしても活用できる食堂・カフェテリアが増えており、営業時間を柔軟に設定している例も少なくありません。特に、自席のないフリーアドレスを導入しているオフィスであれば、効果的に機能するかもしれません。
リフレッシュルームを設けている企業は、約1/3。リフレッシュルームは、設けたもののあまり利用されないことが課題となっているようです。ワーカーが効率的に働くために必要なリフレッシュですが、その時間を「休憩時間ではないのに休んでいる」と捉えると、堂々とリフレッシュルームを利用するのは気が引けてしまうでしょう。このようにリフレッシュルームの在り方については、企業文化や制度が大きく関係していそうです。
まとめ
これまで企業は、福利厚生のためのスペースを充実させることで、ワーカーのモチベーションをアップさせ、それがひいては成果に影響することを期待してきました。今後テレワークの活用がさらに進むと、出社の頻度が少なくなることが予想され、各企業の対応は様々に分かれると考えることができます
たとえば、テレワークを主体とし、オフィスの役割を縮小させていく場合には、福利厚生のスペースも削減されていくでしょう。あるいはこれまで通りオフィスの役割を維持していくのであれば、従業員に出社することを促すために、福利厚生のためのスペースを拡充する動きもありそうです。さらには、単に「福利厚生スペースが減るか増えるか」という観点だけではなく、専用スペースとして明らかに目に見える部分は減ったとしても、福利厚生的な「要素」としてオフィス内に溶け込ませる場合もあるかもしれません。
福利厚生のためのスベースを、各企業の姿勢を反映するものと考えると、また違った角度からオフィスを捉えることができるでしょう。
イラスト:ウラケン・ボルボックス
おすすめ記事
新着納入事例
オフィスに関するQ&A
- Q1
オフィス移転や改装を検討しはじめるタイミングは、いつが良いですか?
- A1
社員数や内容によって異なりますが、100名規模のオフィスの場合、移転予定の1年前、改装の場合は6か月前からの検討が理想です。
現状課題の整理や物件選定、レイアウト設計、施工期間などを考慮すると、余裕をもった準備期間を設けることでスムーズに進められます。
オカムラでは、初期段階からお客様のニーズや課題を伺い、スケジュール立案や検討資料づくりをサポートしています。 お問い合わせ
- Q2
オフィスづくりを依頼すると、どこまでサポートしてもらえますか?
- A2
オカムラでは、オフィスの企画・設計・施工・運用までを一貫してサポートします。
働き方や組織課題を丁寧にヒアリングし、レイアウト、家具、照明、ICT環境などを総合的にデザインします。
また、移転・改装後のアンケートや改善提案を通して、働き方の変化に寄り添った空間づくりを支援します。 オカムラのオフィスづくりソリューション
- Q3
オフィス改装の費用はどのくらいかかりますか?
- A3
改装の内容や規模、目的によって費用は大きく変わります。
例えば、部分的なリニューアルなのか、働き方改革を目的とした全面リニューアルなのかによっても必要な費用は異なります。
具体的な金額を知りたい場合は、現状の課題やご希望をお伺いしたうえで、最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。 お問い合わせ
- Q4
まだ具体的な計画がなくても、相談して大丈夫ですか?
- A4
もちろん大丈夫です。
多くのお客様が「何から始めればいいか分からない」という段階からご相談されています。
オカムラでは、丁寧なヒアリングを通して課題整理や事例紹介、スケジュール・費用感の目安提示など初期検討をサポートします。
「移転か改装か迷っている」、「まずはイメージを膨らませたい」など、どんな段階でもお気軽にご相談ください。 お問い合わせ
- Q5
自社に合った働き方やレイアウトがわかりません。どうすれば良いですか?
- A5
オカムラでは、オフィスづくりの初期検討をサポートする無料ツール「OFFICE KIT」をご用意しています。
質問に答えるだけで、自社に合った働き方の方向性やレイアウトタイプが見えてきます。
まだ具体的な計画がなくても活用できる内容です。ぜひ一度お試しください。 OFFICE KITで診断する











