グリーンスチールを使用したオフィス向け製品の製造・販売を展開

製品・サービス オフィス
2025年5月26日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社オカムラ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役 社長執行役員:中村 雅行)は、日本製鉄株式会社(以下、日本製鉄)が提供するGXスチール「NSCarbolex® Neutral(エヌエスカーボレックス ニュートラル)」を使用したオフィス向け製品の製造・販売を推進します。
この取り組みは、2024年11月より日本製鉄とオカムラが進めているカーボンニュートラル化実現のための協業の一環です。このたび、全国の地方自治体でグリーンスチールを使用した製品調達の初事例として、愛知県東海市に「NSCarbolex Neutral」を使用した製品が採用され、2025年6月に納品予定です。

※ 2025年1月経済産業省主催「GX推進のためのグリーン鉄研究会」のとりまとめで定義された「グリーントランスフォーメーション推進のためのグリーンスチール」

オカムラは、2050年カーボンニュートラルの実現を目指してCO2排出量削減目標を設定し、さまざまな取り組みを展開しています。製品開発においては、環境負荷を低減した製品の開発をさらに推進するため、製品の原材料調達から製造、販売、使用、廃棄まで製品ライフサイクル全体でCO2の排出を最小化するものづくりを目指していく「カーボンニュートラルデザイン」の考え方を策定し、サステナブルな製品開発を推進しています。「カーボンニュートラルデザイン」に基づく調達においては、CO2排出量が少ない材料の採用に積極的に取り組んでいます。取り組み例として、日本製鉄と協業し、日本製鉄からのGXスチール「NSCarbolex Neutral」の提供を通じて、CO2排出量削減に貢献する鋼材を活用した製品の製造・販売を推進しています。
今後も、製品ライフサイクル全体で環境負荷を低減した製品開発を推し進め、CO2排出量の削減に積極的に取り組みます。

―オカムラの地球環境への取り組み―

オカムラグループは、2050年を見据えたカーボンニュートラル実現を目指しています。そのマイルストーンとして、2030年度のCO2排出量の削減目標を2020年度比50%としました。この削減目標は、パリ協定に準じた世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて1.5℃に抑えるための科学的根拠に基づいた目標であるとして、国際的なイニシアチブ「SBTi (Science Based Targets initiative)」による認定を取得しています。
オカムラグループの経営重要テーマの一つである「地球環境への取り組み」において「気候変動問題への貢献とカーボンニュートラルの実現」を重要課題として掲げ、事業活動におけるサプライチェーン全体を通じた地球環境負荷の低減を推進しています。また、「サーキュラーエコノミーの推進」「持続可能な自然資源の利用と保全」という視点からも、取り組みを進めています。

参考

□東海市 2025年4月21日記者発表資料
グリーンスチールが使用されたオフィス家具を購入します
~全国の地方自治体で初事例~
https://www.city.tokai.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/010/047/20250421.pdf

□日本製鉄株式会社 2025年4月21日ニュースリリース
日本製鉄のGXスチール「NSCarbolex Neutral」が使用されたオフィス家具が自治体に採用
https://www.nipponsteel.com/news/20250421_100.html

□日本製鉄株式会社 2024年11月12日ニュースリリース
オフィス家具のトップメーカー/株式会社オカムラとカーボンニュートラル化実現のための協業に合意
~社会全体のCO2排出量削減に貢献する製品・ソリューション技術NSCarbolexにより貢献~
https://www.nipponsteel.com/news/20241112_100.html

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