熊本県 宇土市
Case Number 230711

熊本県 宇土市 様

宇土市新庁舎

 宇土市は、熊本県のほぼ中央部、広大な熊本平野の南部に位置し、人口約30,000人を有する都市です。その市庁舎は、平成28年に発生した熊本地震により大きな被害を受け、プレハブの仮庁舎で業務を継続していました。令和3年より復興のシンボルである新庁舎建設を進め、「利用しやすく親しみを感じる新庁舎」が令和5年5月に開庁しました。    
 新庁舎は、市役所へ用事が無くても気軽に立ち寄れる場となるよう、時間外の利用が可能なロビー(うと小路)、キッズコーナー、市民交流スペースなどを設置しており、予約なしでも気軽に立ち寄ることができます。市民交流スペースは、正面玄関前の大庇下と駐車場の一体利用が可能な造りとし、さまざまなイベントや催しを行い、まちの活性化に繋げて行きます。また、建築内装や窓口カウンターに県産材を活用することで、地域らしさを伝え、明るく温かみのある雰囲気を演出しています。
 行政サービスの面では、市民窓口を1階に集約した「ワンフロアストップ窓口」とし,誰もが使いやすいユニバーサルデザインにすることで、市民の利便性を最優先に整備をしました。窓口カウンターは、手続き内容に合わせさまざまなバリエーションを採用し、利用者のプライバシーに配慮したセグメントパネルやL形ブースなどを設置することで、安心して手続きや相談を受けることができるよう整備しています。
復興の集大成と位置付けた新庁舎を拠点とし、市民の拠り所となるよう、行政サービスの向上に取り組まれています。

プロジェクトの詳細

所在地 熊本県宇土市浦田町51
延べ床面積 7,499.51㎡
オフィス対象人員 320名
インテリア竣工 2023年1月
デザイン担当 株式会社オカムラ 西日本デザインセンター 中原忠亮

うと小路

主動線となる2層吹き抜けの空間。管理区画を設けることで、市民交流スペースと共に閉庁時も利用でき、市民が気軽に立ち寄れる場を提供。

キッズコーナー

子育て・福祉関連窓口の対面に位置し、時間外でも利用可能なエリアに配置。お子様を遊ばせながら、待合時間などを過ごすことが出来る。

市民交流スペース

市民が気軽に立ち寄れる、時間外の利用可能なスペース。扉を開放することで、屋外と一体としてスペースを利用し、さまざまなイベントや催しの開催が可能。

窓口

市民窓口を1階に集約したワンフロアストップ窓口とし、市民の利便性に配慮。番号発券機を配置し、待機人数が把握でき効率的な窓口案内が可能に。

待合

主要動線に、両側より座ることができるベンチタイプの待合椅子を配置。張材は耐アルコール・耐次亜塩素酸ナトリウム仕様とし、メンテナンス性に配慮。

窓口(市民保険課)

相談カウンターはロータイプを基本とし、プライバシーに配慮したセグメントパネルを配置することで、周囲の視線を遮ることができる。

待合

立ち上がりしやすいよう、肘付き仕様の待合椅子を採用。記載台はハイタイプ・ロータイプを配置し、どなたでも使い易いよう配慮。

窓口

カウンターの幕板には県産材を活用。椅子はキャスターとアジャスター仕様とし、安定性と可動性を兼ね備える。

窓口

2階から4階の窓口では、ファイリングキャビネットを内部に収納したD800のハイカウンター仕様。天板上で図面を広げながらの相談や打合せにも対応しやすい。

相談室

窓口対応や打合せスペースとして、カウンターの対面に配置。吹き抜けに面しており、通路側には透過性パネルを使用することで、圧迫感を軽減。

会議室

理事室などが集約配置されている3階の会議スペース。災害時には災害対策本部室として活用。情報共有の為の各種モニターを配置。

1階執務室

仮庁舎什器を一部転用し、新設什器の一部を加えユニバーサルレイアウトを導入。

ワークブース

吸音パネルを使用し周囲の音や視線を遮ることができるスペース。集中作業やオンライン研修などに活用。

全員協議会室

フレキシブルな運用が出来るよう、可動式のテーブル・椅子を採用。テーブルは重厚感のある落ち着いた色合いで配線機能付き。

第一応接室

応接対応と打合せが可能な応接会議テーブル、ソファーはキャスター付きとすることで、出入りのしやすさに配慮。

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