オカムラ共創

オカムラと共創

いま日本に共創が
必要なワケ

現代の日本は、少子高齢化や労働力不足、地方の過疎化、気候変動など多くの課題を抱えています。これまでのように、ひとつの企業や地域のリソースだけで課題を解決するのは難しくなっています。
そこで注目されているのが「共創」です。
共創とは、文字通り「ともにつくる」ことです。所属や役職、肩書き、担当業務の垣根を越えて協力することで、個人やチームだけでは実現できないことを可能にします。
いま、ビジネスシーンだけでなく、地方自治体や教育現場などさまざまな分野で共創の取り組みが広がっています。

共創の場面1
共創の場面3
共創の場面2
共創の場面4

ビジネスシーン

社内・社外の共創で
新しい価値を生み出し
社会課題を解決する

地方自治体

「ヒト・モノ・カネ」を
集約した共創の場を作り
地方創生を推進する

教育現場

共創を学ぶことで
主体的に課題解決できる
人材を育成する

オカムラの共創活動
「WORK MILL」

オカムラでは、 みんなのよりよい「はたらく」を
つくるためのプラットフォーム
「WORK MILL」を立ち上げ、全国4拠点の共創空間を中心とした場の運営と、
WEBや雑誌を通じて国内外のはたらくのトレンドを発信するメディアの運営を行っています。

オカムラの共創活動 〜場の運営とメディア運営〜

“WORK MILLならでは”の共創活動

実践と発信

現場での実践とメディア運営による情報発信を10年以上続けてきました。
この2つの軸の掛け合わせにより、他にない幅広い知見を持っています。

地域に根ざした共創活動

全国4か所の共創空間では、現地の社員がコミュニティマネージャーとして運営を担当し、それぞれの地域に根ざした活動を展開しています。

社外と社内も自分たちで

社外での企業間共創だけでなく、オカムラ社内での共創活動も積極的に行っています。自分たちでトライ&エラーした経験を、社外での共創活動にも活かしています。

データで見る共創の実績

イベント開催件数

1,250回以上

※2024年度までの共創空間4拠点の総数(オンライン含む)

イベント参加人数

延べ45,400

※2024年度までの共創空間4拠点の総数(オンライン含む)

イベント満足度

3.77/4

※2024年度の共創空間4拠点の平均

WEBメディア 記事総数

1,200記事以上

※2025年6月時点

WEBメディア PV総数

88万回

※2024年度の閲覧総数

雑誌で取材した国外都市

25都市

※2025年7月時点

事例から見る共創の成果

企業間共創

point 0 marunouchi

オカムラをはじめ、業界や領域を越えた多くの企業が参画し作り上げたコワーキングスペース。企業による協創/共創を目的としたこれまでにない取り組みを実施している施設です。

社内共創

ザ・オカムラ座

社内公募で劇団を結成し、大阪・関西万博で演劇を披露。衣装や音楽、広報など運営のほとんどを社員が担当。2公演で延べ700人以上が観賞しました。

産学官民共創

Up-Ring

オカムラと慶應義塾大学のコラボレーションにより生まれた3Dプリンタでつくられた家具。2022年にはグッドデザイン賞を受賞しました。

主な外部評価

GOOD DESIGN AWARD

「WORK MILL」の活動が2019年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞

日本BtoB広告賞

ビジネス誌『WORK MILL』が日本BtoB広告賞 (主催:一般社団法人日本BtoB広告協会)にて、審査委員会特別賞を受賞

KAIKA Awards

ビジネス誌『WORK MILL』が、2018年KAIKA Awards 特選紹介事例(主催:一般社団法人日本能率協会)に選出

はたらく Well-being AWARDS

オカムラのコミュニティマネージャーである岡本栄理が、2025年はたらくWell-being AWARDS(主催:パーソルホールディングス株式会社)を受賞

ビジネス雑誌『Ambitions』

オカムラのコミュニティマネージャーである岡本栄理が、 ビジネス雑誌『Ambitions Vol.5』に社内起業家50人として掲載

事例掲載

自治体の報告書や書籍などにオカムラの共創空間が掲載

そんなオカムラの共創活動を言語化!
共創をゼロから学び、ゼロから実践するための本を作りました。

イラスト
周囲の理解が得られない。
共創ってキラキラしてる...
何から始めればよいか分からない。
やってみたけど、続かない。
?

本書で共創力を身に着けると…

不安定な時代を
生き抜く力を
得られる!

都市でも地方でも
イノベーションを
起こせる!

次世代を担う
ワーカーを
育成できる!

ゼロからの共創表紙

庵原 悠 著

2,420円(税込)

判型
A5判
ページ数
232ページ
ISBN
978-4-86692-372-7
発行日
2025年7月25日

ゼロからの共創

「わからない」「うまくいかない」の壁を突破する方法
Chapter 1
なぜいま共創が求められているのか?
Chapter 2
『共創』そもそもどんな活動なのか?
Chapter 3
『場』共創を加速させる最強ツールのつくりかた
Chapter 4
『運営』 戦略的に場の賑わいをつくる方法
Chapter 5
『計画』目標達成に向けた手順を立てよう
Chapter 6
『空間』「心地よく集まって、ふれあう」の仕立てかた
Chapter 7
『未来』日本のイノベーションはどこへ向かう?

インタビュー

#1
ATOMica | 嶋田瑞生さん、南原一輝さん
#2
グローバルメディア「Coworkies」| Pauline Roussel さん、Dimitar Inchevさん
#3
イノベーション/デザイン/都市の専門家|岩嵜博論さん、水野大二郎さん、坂倉杏介さん
#4
『パーパスモデル』著者 | 吉備友理恵さん
#5
Impact HUB Tokyo |槌屋詩野さん、三塩佑子さん
#6
博報堂生活総合研究所 | 内濱大輔さん、松井博代さん
#7
オカムラ コミュニティマネージャー| 岡本栄理

事例

#1
QUINTBRIDGE 
#2
Tokyo Innovation Base(TIB)
#3
九州工業大学「GYMLABO」
#4
富士見 森のオフィス 
#5
Center of Garage(COG)
#6
Open Collaboration Hub LODGE
事例-1 事例-2

共創の場は
どう作るのか?

共創の場は、「運営」「計画」「空間」の3つの要素から成り立ちます。ただ空間を作り活動を行うだけでは、いずれ有効活用されない”ハコモノ”になりかねません。

「運営」「計画」「空間」の3つの要素を柔軟に練り直し続けることで、持続的な共創活動につながります。

共創の場はどう作るのか? 挿絵

共創力を
高めるには?

共創力を高めるには、

  • 全体を俯瞰して最適を考える合理性(金額、工数、データ、フレームワークなど)
  • 個人の想いや願いによりそう属人性(熱意、興味、共感、経験など)

の両方の視点が必要です。2つの視点を振り子のように行き来することで、価値創造が繰り返され、共創力のさらなる向上につながります。

共創力を高めるには? 挿絵
著者近影

著者紹介

庵原 悠(いはら・ゆう)

慶應義塾大学SFC卒業後、岡村製作所(現オカムラ)入社。オフィス研究所、フューチャーワークスタイル戦略部などを経て現職。既存のデザイン領域を越えた空間設計や製品開発、企業組織の働き方コンサルティングなどの従事と並行し、全国の大学・自治体・企業等での講義、講演を通じて、共創の啓発活動にも尽力している。未来の働き方としての「共創」に可能性を感じ、2012年には企業内コワーキングスペース・Future Work Studio“ Sew”を立ち上げ、企画・設計・運営に参画。慶應義塾大学SFC研究所所員としてファブラボ研究と並行し、世界ファブラボ会議や横浜ファブ・シティー・コンソーシアム、文部科学省・革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)などに参加。国外の共創の場の調査研究を続けながら、10年以上にわたる企業や学校、自治体での共創プロジェクトや共創の場づくりのほか、現在も文部科学省COI-NEXT(2023-)「リスペクトでつながる『共生アップサイクル社会』共創拠点」などに参画している。

  • 著書:『イノベーションの未来予想図』『すばらしい未来に向けた環境予想』(ともに共著、創成社)。
  • 受賞:グッドデザイン賞、iF DESIGN AWARDなど多数。

WORK MILLは、ウェブマガジンやビジネス誌の発行、共創空間の運営を通じて、働き方や働く環境に関する情報を発信しています。

最新の働き方やコラム記事などをメールマガジンでもご紹介していますので、ぜひお気軽にご登録ください。

お問い合わせ

オカムラでは共創の空間づくりや運営支援の取り組みをおこなっております。