長崎のエンジニア人材確保へ、働きやすくエネルギッシュな空間 ――採用強化と社内外の人材交流を目指す、ビタミンカラーの新拠点
ビーウィズ株式会社 様

長崎のエンジニア人材確保へ、働きやすくエネルギッシュな空間 ――採用強化と社内外の人材交流を目指す、ビタミンカラーの新拠点
Project Data
- プロジェクト名
- ビーウィズ株式会社 デジタルラボ長崎 新設プロジェクト
- 面積規模
- 約150㎡
- 人員規模
- 約20名
- 完成年月
- 2024年1月
Point !
採用活動の強化とエンジニアのレベルアップを目指して、新拠点を創設した事例です。集中して業務を行うフリーアドレスの執務エリアと、イベントやセミナー、ミーティングなどを行う共創エリアが緩やかにつながったオフィスを構築。可動式のデスクやチェア、造作ベンチなどで状況に合わせて空間をデザインできる、自由度の高い設計となっています。
メインカラーにはエネルギッシュで明るいビタミンカラーを使用。ビビッドなイエローやオレンジがアクセントとなって、エンジニアのクリエイティビティを刺激する空間を演出します。この場所で働いていることを誇りに思える――そんなオフィスが誕生しました。
Project Story
ビーウィズ様のファーストオーダー
エンジニアや地元の大学生が、
クリエイティブな刺激を受ける新拠点に
ビーウィズ株式会社(以下、ビーウィズ)の長崎センターには、ソフトウェア開発をする部署があります。若くて優秀なIT人材を採用したいと考えていますが、土地柄もあり、なかなか採用活動が思うように進みません。そこで、オフィス機能に加えて地元人材とエンジニアが自然につながるような交流の新拠点「デジタルラボ長崎」を作りたいと考えています。地元の学生を集めての交流会や、社外のエンジニアを招いての勉強会・セミナーなども開催していきたいです。
入居を決めた「STADIUM CITY」は、スタジアム・アリーナに併設される長崎最大級のオフィスビル。次世代のワークスタイルを体験できる、市内でも注目のスポットです。エンジニアたちのクリエイティビティを刺激する空間を目指して、ビタミンカラーを取り入れた明るくエネルギッシュなオフィスになることを期待しています。
ゾーニングと紹介するエリア
活気ある交流が 人と人をつなぐ
「デジタルラボ長崎」のフロアに入ると、目の前には共創エリアが広がります。このエリアは、エンジニア同士の交流を促進するために設けられ、ミーティングや勉強会、セミナーなどに活用されています。地元の大学生を招いて、アプリを作るミートアップイベントを開催するなど、人材採用につながる活動の場としての利用も。デスクとチェアは軽量で動かしやすく、集まる人数に応じて柔軟にレイアウトできます。カーペットや天井、什器に配されたビタミンカラーが、明るく活気のある雰囲気を演出し、社内外のコミュニケーションを加速させています。
社員の心身を整え、仕事がはかどる
大きな窓から陽光が差し込む執務エリアは、明るく開放的な空間です。窓の外に広がる長崎の街並みと豊かな自然が、社員の心を癒します。フリーアドレスを採用し、個人作業に集中したいときは窓際席、チームで作業したいときは島型の席と、自由に席を選択でき生産性の向上につながっています。一部の席に導入された電動昇降デスクは、体格に合わせて天板位置を調節できることで正しい姿勢が保たれ、立ち作業もできるため座りすぎの予防にも役立ちます。社員の健康維持と生産性向上を両立した「ここで働きたい」と思わせる執務空間が実現されています。
たまたま会って、おしゃべりが始まる
共創エリアのそばには、カフェスペースを用意。森をイメージした壁紙が、温かみと親しみやすさを演出し、ホッと一息つける心地よいスペースです。ランチタイムには、電子レンジでお弁当を温めている間に、居合わせた社員と気軽におしゃべりをする姿も見られます。チームや世代を超えた偶発的な交流が生まれやすい空間です。
このほか、STADIUM CITY内には入居企業が利用できる休憩スペースや会議室が備わっています。県内で今最も注目されるスポットにできた「デジタルラボ長崎」では、これからも多様なアイデアや交流が生まれ、採用活動にも良い影響をもたらすでしょう。
About this Project
- 業種
- BPOサービス、ソフトウェア開発・販売
- 企業名
- ビーウィズ株式会社 デジタルラボ長崎
- 所在地
- 長崎県長崎市幸町7-1 STADIUM CITY NORTH棟8F
- WEBサイト
- https://www.bewith.net/
- デザイナー
- 関連タグ
Credit
- 編集
- 森夏紀(ノオト)、オカムラ編集部
- 執筆
- 神代裕子
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2025年11月18日に公開されたものです。



![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[共創エリア]天井と床にオレンジの円形モチーフが施され、隣接する執務エリアとの空間をやわらかく区切っています。パーティションを兼ねた造作ベンチはルーバー部分に企業ロゴを配し、抜け感を保ちつつアイキャッチの役割も持たせています。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_02.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[共創エリア]プロジェクターと演台が設置され、アイデアを出し合う交流会や技術開発セミナーが開催されています。知識や技術を共有し、みんなで成長できる環境が整っています。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_03.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[共創エリア]壁の一部には黄色の黒板塗料が塗られており、チョークで書いたり消したりできます。ミーティングなどに利用できるほか、掲示板としても使われています。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_04.jpg)
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![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[執務エリア]電動昇降デスクを配置した窓際席。各自のコンディションに合わせて1日の中でデスクの天板を上げたり下げたりしながら、業務に取り組むことが可能です。眺望も素晴らしく、人気のスペースとなっています。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_07.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[執務エリア]床の貼り地や、チェアなどの什器にもビタミンカラーを取り入れ、統一感のあるカラーリングです。私物は壁際に設置したロッカーで個別に管理しています。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_08.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[休憩スペース(STADIUM CITY内)]ビル内の別フロアにある共有スペース。併設されたスタジアムを見下ろしながら、食事や休憩ができます。造船所など長崎らしい風景を眺めながらのひと時は、良いリフレッシュになりそうです。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_10.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[会議スペース(STADIUM CITY内)]同ビル内に入居者用の会議室が複数用意されているため、オフィスには個室の会議室をあえて設けず、オープンな空間を多く設けています。窓に囲まれた開放的な雰囲気と洗練されたインテリアで、業務に取り組む意欲も高まります。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_11.jpg)
![ビーウィズ株式会社 様の事例写真/[STADIUM CITY外観]「STADIUM CITY」のNORTH棟にある、ビーウィズのデジタルラボ長崎。スタジアムに併設されたオフィスビルのため、試合の日には多くの人出で賑わうのだとか。](https://okamura.imgix.net/casestudy/office/251101/img/251101_ph_12.jpg)











