青森県 平川市
Case Number 230707

青森県 平川市 様

平川市新庁舎

 平川市は、青森県南部、津軽平野の南端に位置しており、人口約30,000人を有する都市です。
 新本庁舎は、これまで市内に分散されていた行政機能を一か所に集約し、来庁者の負担軽減が図られるよう、住民票や税証明などの申請書を書かずに申請できる「書かない窓口」システムの導入や、市民利用の多い窓口を2階に集約したワンフロアサービスを提供し、利便性の向上を図っています。
 また、市民の方が気軽に立ち寄れる「みんなの市役所」として、1階にはフリースペースとして利用可能なひらかわぷれいす「アヴェッサ」を、最上階の4階には自由に利用可能で岩木山が眺望できるひらかわらうんじを設けており、市民が集い親しめる場になることを目指しています。

プロジェクトの詳細

所在地 青森県平川市柏木町藤山25番地6 
オフィス対象面積 8,120.25㎡
オフィス対象人員 約270名
インテリア竣工 2022年7月
デザイン担当 株式会社オカムラ 東日本デザインセンター

エントランスホール

三角平面を活かし、見通しが良くわかりやすい窓口カウンター。市民利用の多い窓口を2階に集約したワンフロアサービスを実施。

総合案内

青森ヒバを用いた印象的なデザインの造作カウンター。エントランスに近く、各方面からわかりやすいよう配置。

市民課窓口

手続き内容に合わせ配置した造作カウンター。ハイカウンター・セグメントパネル付ローカウンター・ブース型カウンターを配置。

健康福祉部窓口

プライバシーに配慮し、セグメントパネル付ローカウンターを配置。カウンター形状に段差を設けることで窓口の個数を増やすことができ、サインも同形状とすることで視認性に配慮している。

待合

子育て健康課カウンター前に庁舎と同じ三角形の形をしたキッズスペースを配置し、お子様を遊ばせながら待合時間を過ごすことが出来る。

授乳室・相談室

授乳スペース以外に広くスペースを確保することで、ベビーカーも出入りしやすく、お子様連れの相談室としても利用可能。

一般職席

ユニバーサルレイアウトを採用し、異動時には手荷物とワゴンの移動のみ。ランニングコスト削減につながる。

課長席

折り畳みサイドテーブルをデスク横に配置し、短時間のミーティングに活用。

集積書架

ハンドル式の集積書架を執務スペース内に配置し、高収納を実現。レールにスロープを付けることで、台車なども利用可能。

庁議室 兼災害対策本部室

市長室・副市長室・防災無線室も同フロアに配置し、防災拠点を集約。

大会議室2

議案説明会などに利用するため、1人当たりW1800の机上スペースを確保。フレキシブルなレイアウト変更に対応するため、キャスター付き折り畳みテーブルや軽量チェアを採用。

議場

傷のつきにくいリノリウム天板を採用した単独の議場机。椅子はハイグレードなオフィスチェアを採用。

傍聴席

スタッキングチェアを採用し、利用スペースを柔軟に変更可能。記者用にA3サイズが収まる大型天板付テーブルを配置。 

ひらかわぷれいす「アヴェッサ」

税の申告相談や期日前投票所など、多目的な利用を想定し、フレキシブルな運用が可能な什器・間仕切りパネルを配置。

ひらかわらうんじ

最上階に岩木山の眺望を楽しむことが出来る市民の憩いのスペースを配置。( 8:15~20:45利用可能 ※年末年始を除く)