香川県 多度津町
Case Number 220801

香川県 多度津町 様

多度津町新庁舎

 多度津町は、香川県の中部に位置し、南は讃岐平野、北は風光明媚な瀬戸内海国立公園に接しており、人口約2.2万人を有する都市です。
 新庁舎は、会議室などの町民交流機能を有する「地域交流センター」を併設しており、みんなが集いやすく親しみやすい、憩いの場所「まちづくりの交流拠点」を目指し整備しました。役場と地域交流センターの互いの活動が間近に見え、情報が行き交うだけでなく、災害時などの物資保管・配布活動においても、一体的な運用を想定しています。
 行政機能を有する庁舎棟は、住民の利用頻度の高い窓口を1階に配置、相談内容に応じて選択できるさまざまなタイプのカウンターや相談室を設け、プライバシーを確保しながら、ゆとりのある相談が可能となっています。
 執務スペースにはユニバーサルレイアウトを採用し、将来変化に対応できる設えが準備されています。また、職員のリフレッシュスペースなどを設け、休憩だけでなく打合せや集中スペースとして活用。職員にとっても働きやすい環境を整備することで、業務効率につなげ、住民サービスの向上に寄与しています。

プロジェクトの詳細

所在地 香川県仲多度郡多度津町栄町三丁目3番95号
延べ床面積 8,677.10㎡
オフィス対象人員 185名
インテリア竣工 2022年5月
デザイン担当 株式会社オカムラ 関西デザインセンター 木下道生

窓口

相談内容に合わせた各種カウンター、住民用椅子は手掛けのある軽量タイプの椅子を採用。

窓口

ローカウンターは下肢空間を広くとり、キックガードを付属した車いす用を採用。プライバシーに配慮したセグメントパネルを配置。

待合ロビー

ロビー椅子は、立ち上がりの補助となる肘付きタイプ、座面が広く利用できる肘なしタイプを組み合わせ配置。

キッズスペース

健康福祉課カウンター前にお子様の遊べるスペースを配置。待たされ感を軽減し、快適に過ごすことが出来る。

ギャラリー・情報コーナー

町民の利用頻度の高いメインエントランス近くに、町の情報コーナー、観光案内、作品展示などに活用できるスペースを配置。

執務室

ユニバーサルレイアウトを採用し、組織改正や異動時には手荷物とワゴンの移動のみとし、運用面でのコストダウンにつなげている。

執務室

椅子は共通仕様とし、ハイバック・固定肘付きを採用。また、デスクトップパネルの上に飛沫飛散防止用のアクリルスクリーン(着脱可能)を配置。

執務室

一般職員は一人当たりW1200D700の机上スペース、施錠可能な中央引き出し、可動式ワゴンを利用。

災害対策事務室

監視モニターなど多数の機器を配置するため、耐荷重が高く、メンテナンスのしやすさに配慮した専用ラック。

書庫

執務室バックヤードには、保管書類に合わせたテンキー式耐火金庫・集密書架を配置。

大会議室

利用形態に応じて、可動間仕切りで分割して利用可能。フレキシブルな運用がしやすいよう、キャスター付きテーブルと軽量タイプの椅子を採用。

リフレッシュスペース

職員の休憩スペースだけでなく、集中作業やミーティングの場としても活用。

更衣室

職員誰もが利用できる更衣スペース。R型のスライドドアにより、限られた空間の中でも広く更衣スペースを確保できる。

地域交流センター ホワイエ

住民が目的や気分に合わせて場所を選べるよう、豊富なバリエーションの待合スペースを配置。テーブルにはコンセントを準備し、作業や仕事も出来るスペースとして活用。

地域交流センター 大ホール

設営負担に配慮し、手掛け付きの持ち運びしやすい軽量タイプの椅子を採用。交流センター内の他居室と仕様を統一し、転用利用も可能。