
西脇市は兵庫県のほぼ中央部、東経135度と北緯35度が交差する「日本列島の中心・日本のへそ」に位置し、人口約3.9万人を有する都市です。
新庁舎は、「市庁舎」「市民交流施設」「健康福祉連携施設」で構成する複合施設(オリナス)であり、「市民交流施設」には多目的ホール・スタジオ・調理室・フィットネスルーム・会議室・屋上テラス(夜間ライトアップ)・地場産品の紹介、販売も可能なカフェスペースなどがあり、市民が集う空間で構成されています。
エントランス付近には、総合案内カウンターや証明書などの発行窓口を集約した「証明書発行コーナー」、「おくやみコーナー」を新設、市民利用が多い窓口関係課などを低層階に集約するとともに、ユニバーサルデザインに配慮し、誰もが使いやすい施設として利便性を高めています。
さらに、新庁舎の都市経営部(次世代創生課・まちづくり課・財政課)では、新しい働き方のトライアルとして、業務内容に合わせた各種デスクの採用、集中コーナー、立ち会議スペースを配置し、業務の効率化を通して住民サービスの向上を目指しています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 兵庫県西脇市下戸田128番地の1 |
---|---|
延べ床面積 | 13,394 ㎡ |
オフィス対象人員 | 350名 |
インテリア竣工 | 2021年3月 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 関西デザインセンター 木下道生 |

戸籍住民課窓口
利用頻度の高い証明発行窓口は、ハイ・ローカウンターを配置し効率的な窓口対応を実施。

戸籍住民課窓口
マイナンバー窓口は、プライバシーに配慮したブース型の窓口を配置。

待合
待合椅子は、単体・連結共に活用できる1人用ソファーを採用。

執務スペース
ユニバーサルレイアウトを採用し、組織変更や人事異動時にも柔軟な対応が可能。

執務スペース
一部署で1200□のテーブルデスク・モバイルロッカーを採用し、グループアドレスを導入。

集中スペース
業務内容や個人の使いやすい高さに設定できる上下昇降デスクを採用。

立ち会議スペース
執務スペース内に配置し、すぐに集合し打合せが可能。

執務室スペース
籠り感のあるファミレスミーティング、モニターを活用しペーパーレスミーティングを実践。

委員会室
重厚感のある可動式テーブルを配置し、レイアウト変更のしやすさに配慮。

正副議長室
応接会議テーブルを配置し、資料を広げる打合せにも対応。

議員控室
ブース型のワークスペースを配置し、集中した執務が可能。

市民交流施設 ロビー
移動しやすい什器を配置し、利用者の使いやすさに配慮。

市民交流施設 カフェコーナー
誰もが気軽に利用できるよう、開放感のある吹き抜けスペースにカフェを設置。