流通

食品・雑貨

店舗配送や宅配システムを支える 中核物流拠点

生活協同組合 コープさっぽろ 江別物流センター

スペースや人時の
制約の課題

食を中心に組合員のくらしを支える生活協同組合コープさっぽろ様。近年順調に組合員が増加している背景には、宅配のSKU数を5,000から2万に向けて拡大してきたことが挙げられます。2万SKUあれば、標準的な食品スーパーとドラッグストアで販売している売上額の95%の商品が揃い、暮らしのインフラとしてコープさっぽろの宅配システム「トドック」を利用してもらえると判断されました。しかし従来の物流倉庫ではスペースと人時などの制約で2万SKUを取り扱うことが厳しい状況でした。

少ない人時でも宅配サービスを実現

生産性

必要な人員が
55名➡30名に

シミュレーションによると、オートストアを導入しなかった場合、同様の出荷能力を持つためには55人が必要でした。「歩かない 探さない間違いがない」をコンセプトに省力化を実現しました。

保管スペース

従来のスペースで
取扱アイテム数
5,000➡20,000SKUに

オートストアで取扱っている1万5000SKUを229坪で運用。建築法・消防法のいずれにも適用対象とならない大きさにおさめることができています。

  • 定点で入出庫作業を行う作業者の頭上も保管スペースとして活用。 作業動線を確保しつつ、高密度保管を実現。

  • 稼働するロボットは70台。1時間あたりの出庫能力数(稼働面積あたり)も世界最高レベルとなっている(計算値)。

  • 庫内を歩き回って商品を探す必要がなく、作業者は届いた商品のコードをスキャンし、指示された棚のロケーションへ仕分ける。

解決策として導入されたのがオートストア。注文が低頻度の1万5,000SKUをオートストアで取り扱うことで、従来よりも省スペース化、少ない人時でも、滞りなく組合員のもとへ宅配サービスを行えるようになりました。

導入エリアの紹介

導入エリア図
  • ロボット台数 70
  • カルーセルポート 17カ所
  • ビン数 13,594
    330ビン/14段積み
  • 入出庫能力(最大)
    1,900ビン/時間(計算値)
CORPORATE DATA

生活協同組合 コープさっぽろ 
江別物流センター

所在地
北海道江別市東野幌町44-1
コープさっぽろ
組合員数
1,762,681名
2019年3月20日現在
延床面積
56,400m2(A~E棟)

COOP商品を自宅まで届ける宅配サービス「トドック」を運営する生活協同組合コープさっぽろ様。物流の業務改革をスタートしたのは2008年。以来、自前の物流会社として北海道ロジサービスを設立するなど物流網の整備を行っています。

掲載している情報は、
納入および取材当時のものです。

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株式会社オカムラ
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