
横浜市港北区 様
マイナンバーカードについては、マイナポイントの実施や令和3年3月より予定される健康保険証としての活用、政府のカード普及施策などにより、今後ますます申請が増えることが想定されます。そこで、人口約356,000人を抱える横浜市港北区様は、区役所の窓口に加え新横浜駅から徒歩5分の場所に、カードが受け取れる交付専用の臨時窓口を開設しました。港北区在住の方は、専用ダイヤルで事前予約し、窓口混雑状況もWEB上で確認することが出来ます。
アクセスの良い民間テナントビルの2階に開設された窓口は、みなと横浜を思わせる鮮やかな色調のロビー椅子と、プライバシーに配慮された17の窓口ブースで構成されています。奥まった窓口ブースをわかりやすくする表示サインや、車いすやベビーカーを使用されている方などのためのカウンター、窓口の荷物置スツールなど、限られたスペースの中にも、利用者が快適に手続きを行える配慮が各所にされています。
また、マイナンバーカード・個人情報書類・職員用端末は、利用者制限や開閉履歴の取れるセキュリティー収納で保管、防犯カメラで厳重な管理をすることで、安心して利用いただける窓口を提供しています。
プロジェクトの詳細
所在地 | 神奈川県横浜市港北区新横浜2-6-1 アーバス新横浜2F |
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オフィス対象面積 | 230㎡ |
オフィス対象人員 | 36名 |
インテリア竣工 | 2021年 1月 |

案内サイン
1階EVホール前のサインスタンド(左)と2階EVホールのバナーサイン(右)。

エントランス
来場者はエントランスに配置した発券機より発券し、待合スペースにて待機。

待合スペース
椅子は「耐アルコール性、耐次亜塩素酸」仕様のビニールレザーを使用し、メンテナンスのしやすさに配慮。

待合スペース
2箇所の天吊りのモニターに呼び出し番号が表示され、各ブースにて手続きが出来る。

窓口ブース
プライバシーに配慮した高さ約1

窓口カウンター(申請者側)
サブチェアは同行者用や荷物置きとして利用、飛沫感染を防止するアクリル板を配置。

窓口カウンター(申請者側)
足元の奥行有効寸法450mmを確保した、キックガード付きの車いす対応カウンター。

窓口カウンター(職員側)
生体認証によって対応職員の履歴を管理。PCはセキュリテイーワイヤーで固定し、終業時は別途保管。

スイング扉
執務室側への入場を制限するスイング扉を配置。

上下昇降式テーブル
作業しやすい高さに調整することで、照合作業時の効率化を実現。

セキュリテイー収納
利用者制限・履歴管理が取れるセキュリティー収納、オートロック機能付き。

セキュリテイー収納
カードリーダーにICカードをかざして開閉する仕様を採用し、鍵管理の負担を軽減。

防犯カメラ
厳重なセキュリテイー対策として、5か所に録画機能を備えたドームカメラを配置。

休憩スペース
コミュニケーションが取りやすいテーブルのほか、窓際にはソロ休憩スペースを配置。

更衣スペース
入れ替わりで職員が利用する更衣ロッカー。管理者の負担を軽減するためダイヤル錠仕様を採用。