自治体庁舎の納入事例
宮城県 大崎市 様
市民交流エリアを併設し
まちの賑わいを創出する新庁舎
大崎市は宮城県北西部に位置し、平成18年、古川市、松山町、三本木町、鹿島台町、岩出山町、鳴子町、田尻町の1市6町が合併し誕生した、人口約124,000人を有する都市です。
新庁舎は他庁舎に分散していた機能を集約し、関連する窓口を集約配置するワンフロアサービスにより利用者の利便性と職員の事務効率の向上を図っています。また、高い耐震性や防火性を有しており、被災時においても業務が継続できる性能を備え、近隣市民の一時避難所としての役割も果たします。そのほか、行政と市民が協働した活動を行うための市民協働室、市民が気軽に利用できる屋内広場「パタ崎さん家（ち）」や市民ロビーを設けるなど、市民同士の交流や活動の場となる市民交流エリアを併設しています。加えて、内装の仕上げや家具の一部には、大崎市産材を利用することで、大崎市らしさを演出し、市民に愛され拠り所となる新庁舎となっています。
相談室ガラス間仕切りを採用することで、開放的で明るい個室空間となり、周囲から利用状況を確認することができる。
執務室将来変化に対応できるユニバーサルレイアウトを導入、異動時には手荷物とワゴンの移動のみとし、ランニングコストの削減につながる。
議場議場机の一部は可動式を採用し、車いす利用の場合にも対応。質疑席は上下昇降仕様とし、利用者に合わせ高さを調整することができる。
傍聴席肘木に収納できるメモ台付き仕様の傍聴席。座面を跳ね上げ仕様にするとことで、利用者の出入りのしやすさに配慮。
市民協働室ガラス間仕切りにより、開放的で明るい印象を与えるスペース。市民が自由に利用できる市民ロビーに面しており、市民活動の様子を感じることができる。
屋内広場市民交流エリア１階に配置されており、市民が自由に利用することができる。屋外広場に面する２面の折り戸サッシを開放することができ、イベントや催しなどの一体利用が可能。
小上がりパタ崎さんの家をイメージした靴を脱いで利用する小上がりスペース。円卓を囲みくつろいだり、腰掛スペースとしても利用できる。
キッズスペース市民交流エリアにお子様連れの市民が利用しやすいスペースを整備することで、幅広い世代の利用を促す。
PROJECT DATA
| 所在地 |
宮城県大崎市古川七日町１番１号 |
| 延べ床面積 |
約12,084.45㎡ |
| オフィス対象人員 |
530名 |
| インテリア竣工 | 2023年11月 |
| デザイン担当 | 株式会社オカムラ 東日本支社 |
| 公式サイト |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2023年11月10日に公開されたものです。
- SHARE
-
