現場スタッフの声

点滴スタンド【ディーボ】 山形大学医学部附属病院

車椅子の患者さんが安全に移動できる
点滴スタンド「ディーボ」は画期的でしたね。
業務の効率化につながり、
色もカラフルで院内が明るくなりました。

 ― 看護部長 斉藤 律子さん ―

 
 郡山で開催されていた日本看護管理学会学術集会に出席した際に、オカムラさんのブースで「ディーボ」を見せていただき、「これだ」と思いました。というのも、それまで点滴中の車椅子の患者さんを移動させるのにとても頭を悩ませていたからです。「車椅子担当」と「点滴スタンド担当」の2名で誘導しなければならず、また輸液ポンプやシリンジポンプを付けるとバランスが悪くなって転倒事故の可能性があるなどたいへん苦労していたのです。しかし、この「ディーボ」なら、短時間に用意できて看護助手さん1人でも安心して移動できます。色もカラフルな5色があるので患者さんも和むだろうし、ハンドル部分に小物も置けて便利だし、これこそ悩みを解決してくれる点滴スタンドだと思い、急いで発注させてもらいました。
 わたしの予想通り、病院内の視聴会で看護スタッフにお披露目した時にも、みんな声を揃えて「えー、こんなのがあるんだ!」とすごく喜んでくれて。その時、わたしは今回の学会の一番の収穫は「ディーボ」だったと思いました(笑)。導入後も現場から「安心できるようになった」「軽くて使いやすい」という声が続々と聞こえてきています。病院内の「医療安全管理部」からも、点滴フックの先端がカーテンに引っかかって起こっていた転倒事故が解消されたということで、“医療安全ニュース”に成功例として取り上げられて病院内に広く周知することもできました。
 もちろん、車椅子の患者さんだけでなく、自分で点滴スタンドを押して移動する患者さんも軽くて使いやすい「ディーボ」を使いたがっています。うちのような大学病院ですと、毎日300人以上の患者さんが点滴をしているのですが、今はもう奪い合うほどの人気です。看護スタッフも患者さんも使いたいと要望が殺到している「ディーボ」を、管理者としては今後さらに導入していきたいと思っています。

私たちの使い勝手はもちろん、
患者さんが「自分の点滴スタンド」と
思えるほど充実した機能があるのも
「ディーボ」の人気の秘密です。


看護部

 これまでは、ベッドから車椅子に移って検査などに行く患者さんの場合、スタンドタイプから点滴棒部分を取り出して車椅子にセットし直していたので手間も時間もかかっていました。でも、「ディーボ」ならそのまま専用コネクターで簡単に車椅子の背部に連結できるので、短時間で用意できて他の作業に時間を使うことができます。また、輸液フックが付いたリング部分が“面”になっているのも、輸液パックの揺れが少なく、移動時に安定感があってうれしいですね。点滴スタンドが倒れてケガをしたり、点滴ラインが車椅子の車輪に巻き込まれたりすることも無くなり、安心して看護に集中することができるようになりました。
 ポールの高さ調節も片手の親指で押し上げるだけなので、患者さんの身長に合わせた調節もラクに行えるようになりました。以前のネジ式だと急いでいる時に指をはさんだり、ネジが緩んで落ちてしまったりというアクシデントもありましたが、今ではそういったことも無くなりました。ハンドル部分は、ちょっとした小物が置けるので、患者さんたちにとても喜ばれています。洗面用具を置いたり、タオルをかけたりするほか、お気に入りの人形を置く方もいらっしゃるようですね。

 また、台車などを押す時のガラガラという音は点滴スタンドも同様で仕方がないとあきらめていたのですが、「ディーボ」は本当に静かで快適ですね。車輪も他の物は髪の毛やホコリがからむのでひっくり返して掃除をしなければなりませんが、「ディーボ」は絡まることなくスムーズに動いてくれます。

 夜間の巡回も、カーテンの下から三日月形に光るキャスターが見えるので、患者さんが点滴中かどうか一目でわかってとても便利。夜間にトイレなどに行く患者さんたちにも好評です。安全性がぐっと高まっただけでなく、ソフトな5色のカラーも病院内の雰囲気を和ませてくれているようです。

施設紹介

 「人間性豊かな信頼の医療」を基本理念に掲げる山形大学医学部附属病院は、1976年に山形県の医療の中核病院として設置されました。その後、「世界水準の高度先進医療を実践提供すること、特に急性期を中心に推進すること」を基本コンセプトに、2002年度には日本医療機能評価機構による病院機能評価で最高レベルの「バージョン4」の認定を受けるなど高い評価を受けています。
 病院再整備事業に基づき、2010年末に病棟部分のリニューアルをすべて終え、病棟や救急部、手術部などは既にフル稼働しており、最先端の設備を駆使して高次元の医療を展開しています。また、2011年からは4年計画で外来棟の再整備事業がスタート。外来棟に収まる診療施設をはじめ、診察室やトイレ等の整備も着々と進められています。

施設データ
所 在 地
山形県山形市飯田西2-2-2
病 床
637床
ホームページ
山形大学医学部附属病院