社会福祉法人 恩賜財団 大阪府済生会 富田林病院

時代にふさわしい新病院を目指した建て替えプロジェクト。

【富田林・外観】

施設概要

所在地
大阪府富田林市向陽台1丁目3番36号
オープン
2020年11月(グランドオープン2021年11月)
建 物
地上6階、地下1階
診療科目
18科目
病 床
260床
設 計
株式会社安井建築設計事務所
施 工
株式会社大林組

 1977年、富田林市と大阪府が共同で建設し、大 阪府済生会が運営を行うという「公設民営」の総合病院として開院した富田林病院。2018年に病院の開設者が富田林市から済生会に変わり、大阪府済生会富田林病院として新たな一歩を踏み出すとともに、富田林市と済生会が共同で取り組む建て替えプロジェクトがスタート。2020年11月に、1期工事により完成した新病院での診療を始めました。
 新病院は、医療機能の充実、大規模災害への対応、周産期医療・小児医療の継続など「地域の安心・安全を守る病院」、明るい療養環境、わかりやすい動線計画、プライバシーの配慮など「利用者にやさしい病院」、講堂や研修スペースを利用した地域 に向けての医療講演会の充実、地域医療連携の拠点としての後方支援機能の拡大など「地域とつながる病院」の3つをコンセプトに、時代にふさわしい在り方を追求しています。2期工事で旧病院を解体、健診センター棟の建設や駐車場の整備を完了し、南河内地域の中核病院としての役割を果たすべく2021年11月にグランドオープンしました。

【富田林・外来待合1】外来廊下のロビーチェアは、背を倒すだけでベッドになる非常時対応タイプ。

【富田林・外来待合2】

【富田林・総合待合】内装に合わせて、ブラックの脚と木目調の背のロビーチェアを採用した総合待合。

【富田林・外来待合3】外来待合に接する廊下には、多方向から座れるソファを配置。空間のアクセントにもなっている。

【富田林・スタッフステーション】スタッフステーションに配置した電子カルテカートの支柱は、内装にマッチするピンク系。

【富田林・診察室】医師とクラークがコミュニケーションを図りやすいよう、診察デスクとクラークデスクは同じ高さに。

【富田林・医局】プライベート空間に加え、十分な収納量や作業スペースも確保したブースタイプの医局。

【富田林・化学療法室】化学療法室には、長時間の治療にも楽な姿勢がとれる電動リクライニングチェアを採用。