用語集

GLOSSARY

“物流”に関する専門用語をわかりやすく解説しています。 物流システム構築に必要な基礎知識習得にお役立てください。

た行

耐震構造

地震の揺れによる建物や設備への損害を最小限に抑えるため、構造や材質を工夫して耐震性能を高めた設計・構造を指す。

タクトタイム

製品を一定の需要に合わせて生産(またはサービス提供)するための1個あたりの作業時間で、生産計画やライン設計の基準となる指標。

棚卸し

一定期間ごとに在庫数量や状態を確認・記録する業務を指す。物流では実在庫と帳簿在庫の差異を把握し、在庫精度向上や不良品発見、適正な在庫管理や資産評価の精度を保つ作業のこと。

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■在庫管理とは? 効率化のポイントや注意点を紹介

棚番

倉庫や店舗、工場内の各棚やロケーションに付与された管理番号を指す。品物の保管場所を明確にし、入出庫やピッキングの効率化を図るために用いられる。正確な棚番管理により誤出荷防止と在庫精度の向上を実現する。

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■ピッキングとは? 作業工程・種類から効率化するポイントを紹介

種まき方式

複数のオーダーの商品をまとめてピッキングしてから、商品をオーダーごとに分配していく方法を指す。トータルピッキングやアソート式とも呼ばれ、大量出荷時でも効率的に仕分けができ、EC物流など、多品種少量出荷に適した方式である。

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多品種少量

種類の異なる多くの商品を、それぞれ少ない数量で生産・出荷する形態を指す。物流では在庫管理やピッキングの複雑化、出荷の多頻度化に対応し、柔軟な供給や多様な顧客ニーズへの適応が必要になっている。

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ダブルトランザクション

物流倉庫内の保管スペースを「ストックエリア」と「ピッキングエリア」の2つに分け、それぞれで管理・作業を行う方法です。この方式により、保管効率と作業効率のトレードオフを同時に改善し、ピッキングの作業動線を短縮することができます。

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■倉庫保管効率を高める重要性や具体的な方法を紹介

チェーンコンベヤ

チェーンを動力として荷物を搬送するコンベヤ装置を指す。重量物や高温物の搬送に適しており、耐久性と安定性に優れる。物流現場ではパレット搬送や仕分けラインに活用され、省力化と搬送効率の向上を実現する設備である。

チャーター便

特定の荷主がトラックや輸送手段を貸し切って利用する配送サービスを指す。積み替えが不要で、納期や配送先を柔軟に指定できる。緊急出荷や大量輸送に適しており、時間短縮や輸送品質の安定化に寄与する物流サービスである。

中量棚(中量ラック)

1段あたり300〜500kg程度の荷重に対応する中量クラスの保管棚を指す。軽量棚と重量棚の中間に位置し、部品やケース品の保管に適している。主にスチール製で組み立てやレイアウト変更が容易。物流倉庫や工場での省スペース化と保管効率向上に貢献。

摘み取り方式

オーダー単位で作業者が倉庫内を回り、必要な商品をピッキングしていく方式を指す。シングルピッキングやオーダーピッキングとも呼ばれ、作業の流れを単純化でき、少量多品種の出荷に適している。移動距離が長くなるため効率化の工夫が求められる。

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吊り上げ荷重

クレーンやホイストなどで安全に吊り上げることができる最大の荷重を指す。吊り具やワイヤ、フックなどの強度設計に基づき設定され、超過すると事故や機器損傷の恐れがある。物流現場では安全作業と荷役効率の確保の基準となっている。

定温倉庫

10℃~20℃程度の一定温度を保つように設計された倉庫を指す。冷暖房設備や断熱構造を備え、食品・医薬品・化学製品、精密機器など温度変化に弱い商品の保管に用いられる。物流では品質維持と在庫管理精度の向上に貢献。

デジタルアソートシステム

仕分け作業をデジタル制御で行うシステムを指す。照明表示やモニタ指示に従って商品を振り分ける仕組みで、作業者の習熟度に依存しない正確なアソートを実現する。物流現場では誤出荷防止と出荷精度向上に活用されている。

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デジタルトランスフォーメーション(DX)

デジタル技術を活用して業務やビジネスモデルを変革し、効率化や価値を創出することを指す。物流では自動化やデータ分析・予測により効率化、コスト削減、精度向上、柔軟なサービス提供が実現可能になる。

デジタルピッキングシステム

ランプやディスプレイの指示に従って商品をピッキングするシステムのこと。ピッキング位置や数量を光で案内するため、ミスを削減し作業スピードを向上させる。物流倉庫では省力化と誰でも簡単に作業が行える仕組みとして導入されている。

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デッドストック

長期間にわたり出荷や販売の見込みがない滞留在庫のこと。需要予測の誤りや過剰仕入れにより発生し、倉庫スペースや在庫コストを圧迫する。物流管理ではデッドストックの可視化と適正在庫化が、省スペース化やコスト削減に繋がる。

デバンニング

コンテナやトレーラーから貨物を取り出す作業のことを指す。港湾や物流センターの荷卸し時に行われ、フォークリフトやパレットを用いて効率的に搬出する。物流現場では荷役作業の安全性確保と作業効率化のために専門設備や人員配置が重視される。

デパレタイザー

パレットに積まれた荷物を自動的に荷下ろしする装置を指す。ロボットアームや昇降機構を備え、多層積みされた荷物を効率よく取り下ろしたり、コンベヤラインに移載する。物流工程では荷下ろし作業の自動化により、省力化と作業安全性の向上を実現している。

デポ

商品や資材を一時的に保管・仕分けする中継拠点を指す。配送センターや小規模倉庫として利用され、都市部へのラストワンマイル配送や共同配送に活用される。物流ネットワーク全体の効率化と輸送コスト削減に寄与する。

トラックターミナル

トラック輸送における中継拠点となる施設を指す。各地から集まった荷物を仕分け・積み替えし、目的地別に再配分する機能を持つ。物流ネットワークの結節点として、輸送効率の向上と幹線・支線輸送の連携強化に寄与している。

トラバーサ

パレットなどの重量物を水平方向に平行移動させる装置です。自動倉庫の入出庫システムや、コンベヤラインで搬送物を横移動させる際などに使われ、作業の自動化や省人化に貢献します。

トランクルーム

個人や企業が荷物を一時的または長期的に保管するために利用する貸し倉庫を指す。温度管理やセキュリティ設備を備えた施設もあり、季節品や書類、貴重品の保管に適している。

トレーサビリティ

商品の生産・流通・販売までの履歴を追跡・管理できる仕組みを指す。バーコードやシリアル番号で情報を紐づけることで、出荷経路の可視化や品質保証を実現する。物流では誤出荷防止やリコール対応の迅速化に活用されている。

トンキロ

輸送量を示す単位で、輸送した重量(トン)に距離(キロメートル)を掛け合わせた数値を指す。輸送計画の策定や環境負荷の評価指標として用いられる。

トータルピッキング

複数の出荷オーダー分をまとめて一括でピッキングする方式のこと。後工程で仕分ける前提で、同一品種をまとめて作業できる点が特徴。種まき方式とも呼ばれ、物流現場ではピッキング動線を短縮し、省力化と作業効率の向上を図る手法として採用されている。

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ドッグシェルター

トラックと建屋の搬入口の間に設置し、荷役中の外気侵入を防ぐ接続装置を指す。密閉性を高めることで、温度変化や雨風の影響を抑制する。定温倉庫や冷凍・冷蔵倉庫では、品質保持と作業環境の安定化に効果を発揮する設備として活用されている。

ドーリ―台車

荷物を載せて移動させる小型で低床の4輪台車を指す。キャスター付きで方向転換が容易なため、倉庫内搬送や積み替え作業で活用される。物流現場では省力化と作業時間の短縮に効果を発揮する基本的な運搬機器である。