用語集

GLOSSARY

“物流”に関する専門用語をわかりやすく解説しています。 物流システム構築に必要な基礎知識習得にお役立てください。

は行

はい

倉庫や上屋、土場などに保管や管理のために、荷崩れしないように規則正しく配列して積み重ねられた荷物のかたまりを指す。パレットに載せる前の状態を示し、「はい付け(積み付け)」「はい崩し(荷下ろし)」「はい替え(荷の移動)」といった作業が行われる。

搬送

荷物や資材をある地点から別の地点へ移動させる作業や工程を指す。物流では台車・コンベヤ・AGVなど多様な手段・機器を用いて、効率的かつ安全に大量の貨物を運ぶことができる。

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■AGVとAMRの違いは? それぞれの導入メリットや注意点も紹介

ハンディーターミナル

携帯型の情報端末で、バーコード読み取りやデータ入力を行う機器を指す。無線通信によりWMSなどと連携し、入出庫や検品、棚卸業務を効率化する。物流現場ではリアルタイム管理と省力化に欠かせないデバイスとして普及している。

ハンドリフト

パレットを持ち上げて移動させる手動式の小型リフトを指す。油圧ポンプを利用してフォークを上下させ、人手で運ぶ短距離搬送に適している。物流倉庫や工場、店舗では、省力化と柔軟な搬送作業を支える基本的な荷役機器である。

バッチ処理

一定期間内に集まった複数のデータや作業をまとめて一括処理する方式を指す。物流システムではオーダー情報や在庫データの一括更新に用いられ、業務効率を高める。リアルタイム処理との組み合わせにより、出荷精度と情報連携の最適化を実現している。

バンニング

コンテナやトラックへ貨物を積み込む作業を指す。積載効率を高めるための配置計画やバランスが重視される。物流現場では積載率向上と輸送時の荷崩れ防止、省力化を実現する重要な工程として扱われている。

バーコード

数字や文字情報を黒と白の線で表した識別コードを指す。専用のスキャナー(リーダー)で読み取り、商品管理や入出庫作業に利用され、データの自動認識を可能にする。物流では在庫管理の効率化や誤出荷防止、トレーサビリティ確保の基本技術として広く活用されている。

バーコードスキャナー

バーコードを読み取り、情報をデジタルデータとして取得する機器を指す。バーコードリーダーとも呼ばれ、レーザーやCCD方式などがあり、在庫照合や入出庫処理に用いられる。物流倉庫では作業の省力化とミス削減、リアルタイム在庫管理の実現に寄与している。

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■ピッキングとは? 作業工程・種類から効率化するポイントを紹介

パレタイザ

箱物や袋物の荷物を自動でパレット上に積み上げる装置を指す。ロボットアームや昇降機構を用いて効率的に積載を行う。物流工程では作業の自動化により、省力化・積載精度の均一化・作業者の安全性向上を実現している。

パレタイズ

荷物をパレット上に効率よく積み付ける作業を指す。製品の形状や重量、安定性を考慮し、パレタイザ(ロボット)による自動化が進む。パレットによる荷扱いが可能になり、出荷や保管時の省力化・省スペース化を実現し、作業効率向上に寄与している。

パレチゼーション

荷物をパレット単位で標準化し、搬送・保管・輸送を一貫して行い効率化する手法を指す。荷役機器との連携を容易にし、積み替え作業の省力化を実現する。物流システム全体の合理化と積載効率の向上に大きく寄与する。

パレット品

複数の荷物や商品をパレットにまとめて一体化し、効率的に輸送・保管する形態の荷物を指す。

パレットラック

パレット単位で荷物を保管するためのラックを指す。高層化が可能で、フォークリフトを用いて荷役作業を行い、空間を有効活用できる点が特徴。物流倉庫では保管容量の拡大、省スペース化、在庫管理の効率化を実現する基本的な保管設備である。

平置き(直置き)

パレットやラックを使用せず、床面に直接荷物を置く保管方法を指す。大型や不定形、重量のある荷物や短期間で出荷される荷物などに適しており、レイアウト変更が容易。設備コストを抑えつつ柔軟な運用が可能だが、省スペース化には工夫が求められる。

ピッキング

注文や出荷指示ごとに必要な商品を棚や保管場所から取り出し、集める作業。ハンディ端末やリストを使うほか、協働ロボットや自動搬送機と連携し、正確さとスピードの向上が求められる。

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ピッキングカート

ピッキング作業時に商品を収集・運搬するための台車を指す。バーコードスキャナやタブレットを搭載したデジタル対応型もあり、作業者の動線を最小限に抑える。両手で商品を扱えるようになり、複数注文を同時に処理できるなど、作業負担の軽減と生産性向上に貢献する。

ピース品

個々の単品(最小)単位で取り扱う商品を指す。単に「ピース」や「バラ」とも呼ばれる。

フィジカルインターネット

インターネットの仕組みを物流(フィジカル)に応用した、次世代の共同輸配送システム。デジタル技術を使って倉庫やトラックの空き情報を可視化し、標準化された容器の貨物を複数企業の物流リソース(倉庫、トラックなど)をシェアするネットワークで輸送する。

フォワーダー

輸出入貨物の運送を手配する国際物流業者を指す。海運・空輸・陸送を組み合わせた最適な輸送ルートを提案し、通関手続きも代行する。国際物流ではコスト削減とリードタイム短縮を実現する重要な役割を担う。

フリーロケーション

特定の保管場所を固定せず、空きスペースに柔軟に商品を保管する方式を指す。空きスペースを最大限に活用して保管効率を高めることがメリットですが、商品の保管場所が固定されていないため、正確なロケーション管理システムと併用することが不可欠です。

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フルフィルメント

受注から出荷・配送・返品対応までの一連の業務プロセスを指す。EC物流においては在庫管理やピッキング、梱包、発送までを一括管理し、顧客満足度向上と業務効率化を実現するサービス形態である。

フローラック

棚段に傾斜とローラーを備え、商品を手前に自動で送り出す構造を持つ流動式のラックを指す。FIFO(先入れ先出し)方式に対応し、ピッキング効率の向上や作業動線の短縮を実現。日付や賞味期限管理が必要な商品の保管に適している。

物流センター

商品の入荷から保管、仕分け、出荷までの物流業務を一括して行う拠点施設を指す。単に商品を保管する物流倉庫と異なり、多様な設備とシステムを備え、効率的な在庫管理や迅速な配送対応を可能にする特性がある。

プロセスセンター

食品や商品の仕入れ・加工・詰め替え・ラベル貼付などを行う物流拠点を指す。流通加工を担い、店舗などの出荷先や販売形態に合わせた仕分けを行う。店舗側の作業負荷を軽減し、人手不足を解消しつつ、品質の安定化やコスト削減を実現する。

ベルトコンベヤ

連続的に回転するベルト上で荷物を搬送する装置を指す。長距離・大量・高低差のある搬送に適し、仕分けや検品ラインにも組み込まれる。物流現場では省力化・自動化を促進し、作業負担の軽減と生産性向上に貢献している。

保管

商品や資材を一定の場所で安全・適切に収納し、必要な時まで管理する作業のこと。先入れ先出しや温度管理など、品目に応じた方法で品質や効率の維持が求められる。

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■倉庫保管効率を高める重要性や具体的な方法を紹介

保管効率

倉庫スペースをどれだけ無駄なく使い、多くの商品を安全かつ効率的に収納できているかを示す指標で、面積や容積に対する実際の収納量の割合のこと。高層ラックや自動倉庫の導入で向上できる。

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保税倉庫

関税や消費税が未納のまま外国貨物を一時的に保管できる倉庫を指す。輸入品を検査・加工・再梱包して再輸出することも可能で、国際物流の効率化や関税負担の軽減を図る施設として利用されている。

ホワイト物流

国土交通省などが推進する物流分野での労働環境改善と効率化を目的とした運動を指す。物流では長時間労働の是正や積載効率向上を図り、安全性確保と持続可能な輸送体制構築を目指す。

ボックスパレット

側面と底面が鉄板や金属メッシュなどで囲まれた箱型のパレットを指す。積載物の安定性が高く、小物や不定形物の保管・輸送に適している。折りたたみ式もあり、省スペース化や輸送効率の向上に貢献する。

ボール

物流における「ボール」とは、複数の小売単位(ピース)をまとめた中間梱包単位を指す。インナーカートンや中箱とも呼ばれ、通常はダンボールや包装材でまとめられ、効率的な出荷や在庫管理を実現する。