用語集

GLOSSARY

“物流”に関する専門用語をわかりやすく解説しています。 物流システム構築に必要な基礎知識習得にお役立てください。

ら行

ラストワンマイル

物流の最終区間である、配送拠点から消費者への配達工程を指す。EC需要の拡大に伴い重要性が高まっており、再配達削減や自動配送技術など、省力化と効率化の取り組みが進められている。

ラック

荷物を保管・陳列するための棚を指す。重量や形状、用途に応じてパレットラック、中量棚、流動ラックなどさまざまな種類のラックが用いられる。空間の有効活用による省スペース化と、在庫の見える化を実現する。

ランプウェイ

建物の異なる階層間を車両が移動するための傾斜路を指す。大型トラックが直接フロアにアクセスできるため、積み下ろし時間の短縮や動線の効率化を図る。大型の多層倉庫で最近多く活用されている。

流通加工

流通過程(出荷前)で行うラベル貼付や値札付け、セット組み、検品などの加工作業全般を指す。商品価値を高める工程であり、物流センターやプロセスセンターで実施されることが多い。物流現場では付加価値創出とリードタイム短縮を実現する。

流動棚(流動ラック)

棚段に傾斜とローラーを備え、商品を手前に自動で送り出す構造を持つラックを指す。フローラックとも呼ばれる。FIFO(先入れ先出し)方式に対応し、ピッキング効率の向上や作業動線の短縮を実現。日付や賞味期限管理が必要な商品の保管に適している。

リードタイム

物流ではオーダーから納品までに要する時間を指す。生産・調達・配送など全工程を含み、短縮することで在庫削減や顧客満足度向上を実現する。物流効率化の重要な指標として管理されている。

ルート配送

あらかじめ決められた順路で定期的に荷物を配送する方式を指す。安定した納品スケジュールの維持に優れ、ドライバーの負担軽減や燃料効率向上にもつながる。主に小売や食品・日用品配送に多く採用されている。

冷蔵倉庫

低温環境で食品や医薬品などの品質を維持しながら保管する倉庫を指す。温度帯は10℃以下に保たれ、腐敗や変質を防止する。3温度帯物流センターの一部として、省エネ制御や在庫管理の自動化も進んでいる。

ロケーション

倉庫内の棚や保管スペースごとの位置情報を指す。棚番号や区画コードで管理し、在庫の位置を正確に把握することで、ピッキング効率や在庫精度を向上させ、誤出荷や探索時間の削減に役立つ。フリーロケーション方式にも対応する仕組みである。

【更に詳しく】
■在庫管理とは? 効率化のポイントや注意点を紹介

ロケーション管理

倉庫内での保管場所(ロケーション)をシステム的に管理する手法を指す。WMSなどの在庫管理システムと連携して入出庫を最適化し、誤出荷防止やピッキング効率向上を実現する。庫内作業の省力化に欠かせない仕組みである。

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■在庫管理とは? 効率化のポイントや注意点を紹介

ロジスティクス

調達から生産、販売、回収に至るまでの一連の物流活動を総合的に管理・最適化する仕組みを指す。輸送や保管、情報の流れを統合し、コスト削減やサービスレベル向上を実現する戦略的概念である。

ロット

同一条件で生産・仕入れされた商品の単位を指す。製造日時や原材料が同一の集まりとしてロット番号で管理することでトレーサビリティを確保し、品質管理や在庫管理を効率化する。誤出荷防止や返品対応の迅速化にも有効である。

ローラーコンベヤ

複数のローラー上を荷物が移動する搬送装置を指す。電動式や動力を使用しないフリーローラー式や傾斜式などがあり、ケース搬送や仕分けラインに用いられる。構造がシンプルで保守性に優れ、省力化に貢献する機器である。

ロールボックスパレット

キャスター付きの金属製パレットで、側面3面に枠がある保管・搬送機器を指す。一般的に「カゴ車」「カゴ台車」「カーゴテナー」とも呼ばれ、荷崩れを防ぎつつ移動が容易で、トラック積み降ろしの省力化を実現する。小売・配送センターなどで多用されている。