自治体庁舎・官公庁の納入事例

山形県 高畠町 様
町産杉材を活用した
あたたかみのある庁舎
高畠町は、本庁舎が築50年以上経過し、耐震性能の不足や老朽化、複雑化する行政サービスによる庁舎スペースの狭隘化など、さまざまな課題を解決するため、「町民に寄り添った環境にやさしい安心・安全な庁舎」を基本理念とした新庁舎建設に取り組みました。
新庁舎は、さまざまな町産杉材を家具や内装にふんだんに使用し、高畠町らしさを感じられる明るく開放的な空間となっています。また、防災機能の強化や環境への配慮に加え、町民サービスの向上につながる環境が整備されています。町民利用の多い窓口を1階に集約し、どなたでも安心して行政手続きを受けられるよう、ローカウンターを基本とし、プライバシーに配慮したセグメントパネルやブース型の相談スペースを設けました。さらに、町民開放エリアとして多目的に利用できる大会議室や研修室なども整備され、各種イベントや寄り合いの場として、町民活動を支えるスペースが提供されています。
新庁舎の整備を通じて、高畠町は安全性や快適性を高めるとともに、地域資源を活かした町らしさや、町民一人ひとりに寄り添うサービスの実現を目指しました。これからも町民の皆さまが安心して利用できる庁舎として、地域社会の発展と豊かな暮らしの拠点となることが期待されます。
PROJECT DATA
所在地 | 山形県東置賜郡高畠町大字高畠436 |
延床面積 | 5650.42㎡ |
オフィス対象人員 | 240名 |
インテリア竣工 | 2025年5月 |
デザイン担当 | 株式会社オカムラ 東日本デザインセンター |
公式サイト |
記事内の情報は取材当時の情報です。
この記事は2025年7月15日に公開されたものです。