ニュースリリース

発行2018年8月9日

※記載内容は発行時のものです。

オカムラデザインスペースR
第16回企画展

Somesthetic

タイトル: 「Somesthetic-身体性-」
企画主旨: オカムラデザインスペースR(ODS-R)は、「建築家と建築以外の領域の表現者との協働」を基本コンセプトに、毎年1回、7月に開催しておりますが、16回目の今年は9月に開催することになりました。一人の建築家(企画建築家)を選び、「いま最も関心があって、挑戦してみたい空間・風景の創出」をお願いしますが、目指すのは建築家の個展ではなく、建築家ともう一人の表現者(コラボレーター)が協働することによって初めて可能になる新しい空間・風景づくりです。前年の12月にスタートして、マンスリー・ミーティングを重ね、オープニングの日を迎えます。
今年は、企画建築家を新居千秋さんにお願いしています。新居さんが展示のコンセプトとして提案されたのは「身体性」で、分かりやすく言えば、「人がもっているスケール感覚を体感する場づくり」です。つまり、身体性あるいは身体的空間に「スケール」からアプローチする試みです。いま流行りの「素材」ではなく「スケール」だということを強調すべきかもしれません。そもそも、「身体性」にせよ「スケール」にせよ、新居さんご自身が1980年代、90年代から考えてこられたもので、それを、どうODS-Rの枠組みの中で具体化するかを巡って、議論が重ねられました。マンスリー・ミーティングでは、似ているようで全く空間性が異なるとも言える4つの茶室を取り上げて、小さなスケール群の集まりであるにもかかわらず、隣り合うスケールを変えることで部分や全体の空間性が劇的に変わることを、模型をつくって何度も確認しました。そうした作業を通して見えてくる空間の主要な要素(スケールを体現するもの)をピックアップして、展示の構成要素が決められていきました。地域や時代を超えて、いろいろなスケールやそれを具体化する要素を比較検討するのは、とても刺激的で、興味の尽きないものでした。
コラボレーターに選ばれたのは、「人間の視感覚の論理的な研究をもとに、現代的なアプローチにより新たな知覚体験を生みだす」アーティストの3名 大原崇嘉氏+古澤龍氏+柳川智之氏です。彼らが使うのは光。彼らが操作する人工の光によって、ある小さなスケールの空間とその周囲に、実際の茶室空間にも似た、移ろい、輝き、漂い、消滅する雰囲気(情感)が現れてきます。
ぜひ、大勢の皆さまに、会場に立ち、全体・部分を見、そして内部に入って、体験していただきたいと願っています。
(企画実行委員長/川向正人)
企画建築家: 新居千秋氏
建築家
協働者: 大原崇嘉氏+古澤龍氏+柳川智之氏
アーティスト

開催期間:

2018年9月27日(木)~10月17日(水)平日・土曜 10:00~17:00(日曜・祝日は休館)
会場: オカムラ ガーデンコートショールーム
〒102-0094東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニ・ガーデンコート3F [地図]
Tel : 03-5276-2001
シンポジウム
「Somesthetic- 建築の身体性について -」
2018年10月4日(木)18:30~20:30 (定員50名)
パネラー:新居千秋氏 +大原崇嘉氏+古澤龍氏+柳川智之氏、 アンカーマン:川向正人氏
■参加申込:http://www.okamura.co.jp/ods
入場料:無料(展示、シンポジウム)

主催 :

株式会社オカムラ

後援 :

日本建築家協会、日本建築美術工芸協会(申請中)、東京インテリアプランナー協会
企画 : OKAMURA design space R 企画実行委員会(委員長:川向正人、企画委員:芦原太郎、北川原温、内藤廣、中村喜久男)
協賛 : 株式会社エステック

■企画建築家・協働者 プロフィール■


新居 千秋 Chiaki Arai (日本)
建築家

1948年 島根県生まれ
1971年 武蔵工業大学工学部建築学科卒業(現 東京都市大学)
1973年 ペンシルベニア大学大学院芸術学部建築学科修了
1973年 ルイス.I .カーン建築事務所
1974年 G.L.C(ロンドン市テームズミード都市計画特別局)
1977年-2017年 武蔵工業大学講師(現 東京都市大学)
1979年-2010年 東京理科大学講師
1980年 新居千秋都市建築設計設立
1998年 ペンシルベニア大学客員教授
2013年-2015年 シンガポール国立大学 外部卒業判定員
2017年- 東京都市大学客員教授(旧 武蔵工業大学)
ウェブサイト CHIAKI ARAI URBAN & ARCHITECTURE DESIGN http://www.chiaki-arai.com/

新居千秋

大原 崇嘉 Takayoshi Ohara (日本)
アーティスト

1986 神奈川県生まれ
2010 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科 卒業
2012 東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻 修了
2012-2015 視覚伝達デザイン学科研究室 助手
美術作家、プログラマー
http://takayoshi-ohara.com
http://yanagawa-ohara.com

大原 崇嘉

古澤 龍 Ryu Furusawa (日本)
アーティスト

東京藝術大学絵画科油画専攻卒業
2012年 同大学の映像研究科メディア映像専攻 修了
東京藝術大学芸術情報センター教育研究所助手、非常勤講師、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)産業文化研究センター研究員を経て2018より東京藝術大学大学院映像研究科映像メディア学博士課程在籍
絵画の空間性と質感性の見えの関係や、色の現れ方についての研究を行う。制作では絵画や映像という視覚メディアだけでなく、照明による鑑賞環境の変容を扱い、"画面"の成立条件を問う作品を制作している。
http://ryufurusawa.com

古澤龍

柳川 智之 Tomoyuki Yanagawa (日本)
アーティスト

1985年愛媛県生まれ
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業
情報科学芸術大学院大学(IAMAS)メディア表現研究科修了
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科助手などを経て、フリーランスのデザイナー・プログラマとしても活動。2018年より明星大学デザイン学部非常勤講師。
色や形など基礎造形に関する研究を行いながら、作品を制作・発表している。
主な展覧会に「網膜思考|Retinal Thinking」(art space kimura ASK?/ASK?P、2015年)、「&(アンパサンド)がカタチをひらくとき」(川崎市市民ミュージアム、2016年)など。
http://yanagawa-ohara.com

古澤龍

OKAMURA Design Space R
~アート、建築、デザインの協働の場として~
OKAMURA Design Space R
それは、ニューオータニ・ガーデンコートのスペーシャスなオカムラ・ショールームの一画に、年に1度、全く斬新な企画で創出される展示とトークのための空間です。
毎回異なるジャンルの複数のアーティストが、アートの枠組みを超えサイエンスとインダストリーの新領域にまで踏み込む意欲的なコラボレーションを展開し、その知と美の新たな形式によって多領域に向けて確かなインパルスを発信します。
全体企画: OKAMURA Design Space R 企画実行委員会
委員長 川向 正人  (建築史家、建築評論家)
企画委員 芦原 太郎  (建築家)
北川原 温  (建築家、東京藝術大学教授)
内藤 廣   (建築家)
中村 喜久男 (株式会社オカムラ 相談役)
各企画展アーティスト
実行委員 各企画展アーティスト側責任者
岩下 博樹、永井 則幸、鈴木 勇二、井上 宏一、藤井 由紀夫、中村 留理
(株式会社オカムラ)
開催場所: オカムラ ガーデンコートショールーム内
〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町4-1
ニューオータニ・ガーデンコート3F
Tel: 03-5276-2001
主催: 株式会社オカムラ
〒107-0052 東京都港区赤坂2-14-27
国際新赤坂ビル東館
Tel: 03-5561-4091
協賛: 株式会社エステック
設計チーム: 新居 千秋、吉崎 良一、柴野 美弥、加藤 樹大、宮本 凱土(新居千秋都市建築設計)
城所 友莉奈(東京都市大学修士課程)
来場予定者: 一般来場者(ポスター、メディア広告)
招待客(ダイレクトメール郵送)
入場料: 無料


OKAMURA Design Space R ウェブサイト

 

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