ABW(Activity Baced Working)とは、職員が業務内容や状況に応じて、最適な場所を選んで働くスタイルです。
フリーアドレスが固定席をなくし席の効率化を目的とするのに対し、ABWは、集中作業用のブースや共同作業用のテーブルなど、多様なワークスペースを活用することで生産性や創造性の向上を目指す、より包括的なオフィス設計の手法です。

MERIT
業務の内容や状況に応じて場所を選べることで、集中力が高まり、仕事の質とスピードが向上します。
適切な環境を選択することで、アイデア創出や問題解決の質も高まります。
部門や職種を越えた偶発的な交流が促進され、新たな発想や価値が生まれやすくなります。
働き方の自由度が増すことで職員の満足度へ繋がり、組織への愛着が深まります。また、モチベーションやエンゲージメントが高まることで、ワークライフバランス改善にも寄与します。
TYPES

ソロブースは、一人でじっくり考えたり、集中して作業したりするのに最適な空間です。
音や視線を遮ることができるため、周囲の環境に妨げられずに効率よく業務を進めることができます 。
視界が外に抜けるため周囲の人の動きや視線の影響を受けにくく、集中して業務を進めることができます。
消防設備工事が不要な個室空間。WEBミーティングなどを行っても周囲の音が気にならず、
1on1などの機密性の高い会話も行うことができます。
オフィスチェアとは違う雰囲気で、カジュアルな打ち合わせができます。
こもり感があり、休憩にも使えるスペースです。
収納の上を作業面にすることで、簡易的なミーティング席としても使用できるコミュニケーションのとりやすいスペースです。
シーンに応じて天板高さを調節でき、高いパフォーマンスを発揮することができる設えです。
飲食スペースとして人が自然に集まることで、偶発的なコミュニケーションが生まれます。

モバイルワークをサポートするポータブルバッテリーや、事前に時間予約が可能なシステムを導入することで、職員の満足度向上にもつながります。
PATTERN

一般席:80席 / 役職席:4席
ハイタイプ:26台
ロータイプ:8台
ミーティングスペース:4か所

役職者席を島に取り込むことで空いた窓側のスペースをABWのスペースとして活用したプラン
一般席:76席(-4) / 役職席:4席(±0)
ハイタイプ:26台(±0)
ロータイプ:8台(±0)

周りの視線と音を遮るソロブースです。1人でじっくり考えたいときや集中して作業したいときなどに最適です。

電動昇降機能付きデスクを導入することで、その人に合った姿勢に最適化できます。

パネルやソファーで囲まれた空間をつくることで、気軽に話せる雰囲気をつくります。

1人でも複数人でも利用可能なベンチソファ席。気分を変えてリラックスでき、カジュアルな会話が生まれすい場所です。

収納を分散させることで、さまざまな働き方に対応したプラン
一般席:80席(±0) / 役職席:4席(±0)
ハイタイプ:8台(-18)
ロータイプ:44台(+36)

執務スペース内で気軽に利用できる休憩スペース。偶発的なコミュニケーションを促します。

仲間とカジュアルな会話をしたり、ちょっと一息つきたいときに最適です。

パネルやソファーに囲まれた空間をつくることで、気軽に話せる雰囲気を作ります。

ハイカウンターを導入し視線の高さが変化することで、いつもとは違う姿勢で気持ちを切り替えます。

フリーアドレスを導入することで、より多種多様な席から作業の内容に応じて最も適切な席を選択できるプラン
一般席:84席(+4)
ハイタイプ:8台(-18)
ロータイプ:34台(+26)
モバイルロッカー:10台
一人当たりのデスク間隔を小さくすることで、
席数を確保

ベンチデスク イメージ
ベンチデスクは席と席の間に仕切りがないので、在席率に合わせて一人当たりのデスク面積を調整することができます。

グリッドモジュールプランは、組織や環境の変化に応じて1区画ごとに細かくレイアウト変更が可能なプランです。
一般席:84席WP
ハイタイプ:8台(-18)
ロータイプ:10台(+2)
モバイルロッカー:10台

WEBミーティングなどを行っても周囲の音が気にならず、1on1などの機密性の高い会話も行うことができます。

電動昇降機能付きデスクを導入することで、その人に合った姿勢に最適化できます。

1人でも複数人でも利用可能なベンチソファ席。気分を変えてリラックスでき、カジュアルな会話が生まれやすい場所です。

植栽が程よく視界を遮り、心地よく作業ができる大型テーブルです。
POINT
ABWの導入が目的にならないように、「どのような働き方を実現したいのか」目標を明確にしておくことが重要です。
また、他自治体の視察やオフィス見学によりイメージを具体化させ、最適な運用のカタチを検討します。
ABW導入にあたっては、デスクトップPCからノートPCなど持ち運び可能な端末への切り替えが不可欠です。また、席を移動しても安全にネットワークへアクセスできるよう、事前に整備しておく必要があります。これによりABWをより活性化し、効果を最大限高めます。
庁内で一貫した方針とルールを共有し、継続的な運用と改善ができる体制を整えることが必要です。ペーパーレス化に対応した物品管理ルールや、共有スペースの使い方、ICT機器の保管・セキュリティ管理など、実運用に即したルール作りが重要です。ABW導入に向けてのレイアウト変更や工事計画と並行して、職員への説明会など意識づくりのサポートも行います。
FAQ
A
導入コストは、現在のオフィスの状況や導入する規模、レイアウトによって大きく変動します。レイアウトパターンにあるように部分的に導入していただくことで、初期費用を抑えることが可能です。
A
ABWは単なるオフィスの変更ではなく、職員の自律的な働き方を促す考え方です。導入前に丁寧に説明会を実施し、導入後もルールの見直しや効果を共有したり、ワークショップで職員の意見を聞くことで、理解と協力を得ることができます。
A
ソロブースなどの混みあうことが予想される席に関して座席予約システムを導入したり、Office365や庁内ポータルなどのグループウェアでのスケジュール管理でも対応することが可能です。
A
効果測定には、導入前後のアンケートが有効です。生産性やコミュニケーションの変化を数値化したり、オフィスへの満足度を調査したりすることで、ABWがもたらす効果を可視化できます。