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オカムラ 株式会社オカムラ

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recone リコネ

持続可能な社会の実現にむけて、パネルをモジュール化したサーキュラーデザイン思想のパネルシステムです。
デスクトップパネルからフロアパネルまで、様々な組み替えが可能でレイアウトの自由度がひろがります。

「容易に廃棄しない」というコンセプト 「容易に廃棄しない」というコンセプト

日本は「2050年までに温室効果ガスの排出ゼロ」という目標を表明したが、達成する道のりは大変険しい。環境問題がクローズアップされる現代において、オカムラは何ができるのか・・・・・
サーキュラーエコノミー(循環経済)※の観点からパーティションのあるべき姿への模索が始まった。従来、それぞれのシリーズ毎に開発されてきたフロアパネルやデスクトップパネルは、オフィス移転やレイアウト変更の度に、転用できないものは捨てられてきた。そこで思い至った。転用率を向上し、長く使えるプロダクトを提案したいと。「容易に廃棄しない」というコンセプト。多様な働き方に柔軟に対応し、且つ、あらゆる家具に転用可能なパーティションを実現するために360㎜角のワンモジュールパネルシステムが生まれた。※サーキュラーエコノミーとは、従来の「大量生産・大量消費・大量廃棄」のリニアな経済(線形経済)に代わる、製品と資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、廃棄物の発生を最小化した経済を指す。(環境省ホームページより抜粋)

 
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上段:連結時の角度を容易に変えられる構造も開発した。 下段左:モジュール化のアイディアスケッチ 下段右:開発初期のデザインイメージCG

モジュール化で叶えた環境配慮 モジュール化で叶えた環境配慮

フロアパネルからデスクトップパネルまでを360㎜角のワンモジュールのパネルの組合せで実現することで、転用性を向上し、家具のシリーズを超えてオフィス全体の統一感が出せることを目指した。パネルのモジュール化が最大の課題であり、オフィスの移転やレイアウト変更時の転用を考慮した施工性、強度、コスト面の両立にはとても苦労した。環境性能を向上させるために、原料のフェルトには環境に優しい再生PET材を使用し、部材点数は限りなく減らすことを意識しモジュール化していった。梱包寸法と梱包材の使用量を従来比の1/3程度削減した。実質2/3となり配送効率が向上し、配送にかかるCO2の削減にも繋がる。
これらはオカムラが培ってきた技術力はもちろんのこと、一貫して大量生産できる社内の設備を最大限に活かしたからこそ実現ができたのである。

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上段:様々な家具に転用でき、家具が異なってもオフィスをコーディネートができる。 下段左:試作品を検討する様子 
下段右:原料のフェルトは環境に優しい再生PETを使用し、製造時には効率よく製品を生産することで廃棄されるフェルト材を極力減らした。

アレンジできる楽しさと様々な表情 アレンジできる楽しさと様々な表情

多様な働き方に柔軟に対応できるようにするため、ユーザーがパネルを自由に組替えられるようにパネルの軽量化を図り、パネルの取付、連結は工具レスとし、ユーザーがパーツの管理・運用をしやすいように、連結材はパネル内部に保管できる構造とした。
360㎜角のパネルは分解することなく部分的に外せる構造(中抜き可能)とすることで、パネルの中に窓を設けたり、パネルエンドを階段のような段差にもできるようにして、仕切る表情をアレンジできる仕組みにこだわった。アクセントとして色味を1カ所だけ変えてみるなど、多様なワークプレイスをユーザーが自由に作れるように配慮した。
こうしてモジュール化を突き詰めることにより、これまでに無かった、自由度が高く、 環境に配慮されたパネルシステムRECONEが誕生した。

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上段:丸く囲うようなレイアウトにもできる。オンライン会議など視線やカメラに映る背景が気になるときに最適。
下段左:階段のような段差や窓(中抜き)をつくったレイアウト例。 下段右:部分的に色を変えて、好みにあわせ自由に色遊びができる。

recone 開発チーム recone 開発チーム

荒木 精
企画:荒木 精
土山  和功
デザイン:土山  和功
川本 真也
デザイン:川本 真也
野嵜 治
設計:野嵜 治

オカムラとして環境面に配慮した新しい視点からのプロダクトです。仕切るという行為を身近にし、快適に働ける空間づくりの一助ができたらと思います。レイアウト変更や家具の変更、模様替えなどがあっても、捨てないで転用してもらえたら幸いです。