ラーニングコモンズは、知的な協創・協働作業を行い、
考え抜く力、進める力、伝える力を養う場です。
Concept
「居心地が良い」だけではなく、
「学び」が広がる空間。
いま、学生たちが求めているのは人と人、人と情報など、知的好奇心を刺激する出会いにあふれた総合的な学びをサポートする空間です。
学生たちの主体的な「知」の想像を育み、社会で活躍する人材育成を実践する場所としてラーニングコモンズが必要とされています。
[ ラーニングコモンズの目指すもの ]
協創・協働
専門を超えたコミュニケーション
快適な学修空間・運営
学生も職員も心身ともにウェルビーイング
アウトカムを重視
学びの効果を最大限に
「理想のラーニングコモンズとは?」
学生の本音を聞いてみました。
ラーニングコモンズは、創造的な学びに必要とされるさまざまなコミュニケーションを生む空間のこと。
変化する教育現場で求められる、これからのラーニングコモンズの姿を学生のリアルな声から導き出しました。
Action
ラーニングコモンズで実現する
5つのアクション
オカムラの考えるラーニングコモンズとは?
学生が学びの内容によって場を選び、成果を出すことをサポートする空間「ラーニングコモンズ」。
学生たちが求める理想のラーニングコモンズを実現するため、オカムラはCatch
Up(出会う)、
Communication(つながる)、Collaboration(協業する)、Personal
Work(熟考する)、
Presentation(発表する)の5つのアクションを叶える空間を提案します。
新たな出会いが「学び」のきっかけとなり、より主体的な学びを促す、Presentation(発表する)とCatch Up(出会う)が重要になると考えています。
詳しくはこちら[ 空間づくりのポイント ]
- 学生が自ら学ぶ場所を選べるようにする
- 大学の想定する機能や使い方に対応したシーンを選んで、
空間を構成することができる - 1つの空間で複数のシーンを兼用することができる
学生のActionについて何を重視して
新しい空間を作ればいいんだろう?
既にある空間に対して、どのようにアレンジすれば改善できるだろうか?
ありたい姿に合わせた空間づくりを
オカムラがご提案いたします。
Scene
Presentation [ 発表する ]
協業と熟考によって生まれたものを発表する場
クローズな空間で
中小規模のプレゼンテーション
オープンな空間で
大人数のプレゼンテーション
Catch Up [ 出会う ]
人と人、人と情報が出会う場
オープンな空間で人と情報に出会う
少人数でカジュアルに交流
Communication [ つながる ]
出会った人や情報がつながる場
オープンな空間で
複数人が集まる
Personal Work [ 熟考する ]
考えを深める熟考の場
完全個室で
1人で作業
オープンな空間で
1人で作業
セミクローズな場所に
複数人が集まる
Collaboration [ 協業する ]
つながりから生まれたものをカタチにする協業の場
オープンな空間で
複数人が一緒に作業
クローズな空間で
複数人が一緒に作業
Catch Up & Presentation
“Catch Up”と“Presentation”の重要性
- 情報発信が常にされていて、そこに行けば情報と出会える
- 座り方も、集まり方も、行動も、各々が自由に行える
「人を集める」仕組と
仕掛のある「特設」空間
“Catch Up”空間は、「人と人との絆」を創る重要な空間要素です。その第一段階として、「人を集める」ことが大切です。ここに来れば、自分の求めているものがある。自分の求めている仲間に出会える。興味あることがある。そういった人を引き付ける場を設けることで、場を活性化させる効果を持たせることができます。
「人をつなげる」仕組と
仕掛のある「特設」空間
人同士は、傍に居るだけでは、仲間になれません。そのための「きっかけ」が必要なのです。お互いに共通する志向・趣味・目的・目標を見つけ合い、共感を持ち合うことができる「きっかけ」造りができる効果があります。
Catch Up空間 ×
CMF(Color・Material・Finish)
自然と会話が生まれやすいリラックスした雰囲気をもつCatch Up空間。あたたかみのある木の素材感と触り心地の良いファブリックが居心地のよい空間を演出します。
- 人数や方向性に制限なく、自由にレイアウトできる
- プロジェクターやホワイトボードを利用して、コラボレーション空間にも展開できる
「人に自分を理解してもらう」仕組と
仕掛のある「特設」空間
コミュニケーションの基本は、相手に対して、自分の考え方を理解してもらい、かつ「共感」を得てもらうことが大切です。「そうだよね!」「いいね!」をいかに多く得られるかどうかが重要なのは、SNSなどを見ても明確です。
この「いいね!」をしてもらう「練習」をするところが、
“Presentation”環境です。賛同や共感を得た先に、本当の「コラボレーション(協働作業)」があります。
よりよいコラボレーションをするためには、この
“Presentation”スキルを磨くことが、最も近道なのです。
Presentation空間 ×
CMF(Color・Material・Finish)
誰でも立ち寄れる開放的な雰囲気をもつPresentation空間。明るくすっきりとした色合いとやわらかな素材の質感が、凛とした中にも、オープンで気持ちやわらぐ空間を演出します。
Product
イノベーションを加速させる
「ツール」とは何か?
- 「机」「椅子」「収納」
といった固定概念を外す - 自分たちが使う空間は
自分たちで創る - 究極のフレキシビリティ
を実現する
より進んだ多様性への対応
大学では、さまざまな特性を持った人々が学びに来ています。その方々全員にフィットするような万能な空間環境などは、存在しないでしょう。
さらに、学修プロセスによって、多様な環境が必要になってきます。変更することができない一様な空間環境では、効果的で効率的な学修をすすめることは難しいといえます。これらを、臨機応変に変化させることが、知的創造性を向上させる要件です。
「人を集める」仕組と仕掛
空間を特長的に設えることで、特定の志向性を持つ人財を集めることができます。
個と個をつなげる「きっかけ」を造る
単に、人同士が傍に寄れば仲良くなれるのでしょうか?
もしそうなら、通勤電車は最高の社交場になるでしょう。
偶然の出会いは、自然には訪れません。自分自身の志向や特性を提示できることが重要になります。
たまり場
スキマ時間に、さっと立ち寄って自由に過ごせるスペース
発信する場
即席チームミーティングや、
発表会に
[ 家具を組み替えられるメリット ]
- 使用人数によって、任意の最適なスペース取り(狭すぎず広すぎない)ができ、空間全体の利用効率が向上する。
- ワークプロセスごとに移動する必要が全くない。
多機能スツール
自分の好きな場所に移動させて、向きを変えたり、上に物をのせたりすることで、様々な用途に使うことができます。
備品入れ
カバン収納
ホワイトボード
Scene image
カスタム空間を
すぐ造れる!
自分が作業する内容によって、アイテムを自由に組み合わせて、最適・最善のパーソナル空間を創り出すことができます。
プライバシーを
コントロールする!
目線の高さや方向を自由に設定できる。独りで居る・ペアになる・仲間と集う・自由なコミュニケーション・レベルを構築できます。
クリエイティブな
自由気まま!
自分の居たいように家具を持ち合わせて使う。
何気に仕切る!
それとなく陣地の境界線(結界)を造る。
成果を見てもらう!
縁日の出店のように賑やかに。
低い目線で!
立って俯瞰、座って仰角視線で検討したり眺めたり。
俯瞰する!試してみる!
パースペクティブ(眺望)して検討することで、多くの課題を発見できる。実際に手に取って試して検討する。
基本は立って検討!
常に「参加」している意識を持つ。議論に関わる!でも、時には俯瞰に見て客観視する!