現場スタッフの声

クリニック改装【サスティア】 井上医院

長い工期がネックだったリニューアル計画。
オカムラさんの「サスティア」が
迷っていた背中をそっと押してくれました。
まさに"救世主"のような感じでしたね。

東京都中野区・井上医院院長 星 敬美さん(2017年取材当時)

井上医院は祖父が開院した医院で、2015年に父から継いだ私で三代目になります。患者さんの半数くらいはご高齢の方で、あとは若い方からお子様までいらっしゃいます。
 うちの患者さんはご近所の方が多いので、玄関で「こんにちは~」って入って来られる声で、「あ、あの患者さんだ」とわかるほどです。中には、「私じゃなくて、うちのおばあちゃんの体調が最近良くないみたいなんだけど」とご家族のことを相談に来られる方もいらっしゃいます。気軽に相談しやすい雰囲気っていうんでしょうか、それは祖父の代からこの医院にあるみたいですね。
 今回の改装を思い立ったのは、私が院長になってからです。この医院は父が建て替えた3 0 年以上前から内装には一切、手を入れていません。いわゆる昔ながらのクリニックのまんま。私に代が変わったのを機に、「変えたいな」とずっと思っていたんです。
 ただ、そうは思っていても、いろいろ調べたり、人に聞いたりしてみると、何週間もかかると。でも何週間も医院を閉めては患者さんたちが困る。じゃあ、片方で工事しながら、片方で診察しようかと。それでは、工事の音がうるさくて患者さんが迷惑するだろうと。そんなことで途方に暮れ、ついつい延び延びになっていました。

明るい色調のパネルで清潔あふれる処置検査室。チェアベッド「イプシア」や点滴スタンド「ディーボ」で患者さんも快適に処置を受けられます。

明るい色調のパネルで清潔あふれる処置検査室。チェアベッド「イプシア」や点滴スタンド「ディーボ」で患者さんも快適に処置を受けられます。

待合室はエントランスをバリアフリー化したので、外履きのままで待合室や診察室まで入れるようになりました。

待合室はエントランスをバリアフリー化したので、外履きのままで待合室や診察室まで入れるようになりました。

統一感を生む「サスティア」で、美観も機能も一段と高まりました。

 完成して初めて見た時は、本当に感無量でしたね。なにしろ、半分あきらめかけていたのに、十日くらいでできちゃったわけですから。改装後にいらした患者さんたちは「広くなって、きれいになったね」とおっしゃってくださいます。本当はパネルの分だけ狭くなっているはずなんですが、内装を同じシリーズのパネルで揃えたことで統一感が生まれて広く感じられたんだと思います。私自身も狭くなったとは全然感じません。私はこのパネルのカラーが気に入って医院全体を揃えたのですが、一緒にデザインを考えていただいた女性の方から、処置室だけはやや白い方がいいですよとアドバイスしていただいて、今はなるほどその通りにしてよかったと思っています。処置室は注射したりするスペースなので、清潔感ある白系が合うんですね。しかもこのパネルは拭くだけできれいになるので清潔感が保てます。
 私だけでなく、町のクリニックの中には毎日の診察がストップしてしまう長期にわたる工期というのは、患者さんの医院離れなどにもつながる死活問題。そのため、改装に二の足を踏まれている方がたくさんいらっしゃると思います。そんな方には、一度オカムラさんに相談してみてはいかがですかと、ぜひお薦めしたいですね。

施設紹介

井上医院は、先々代が開業して以来80年以上、地域の人々とともに歩み、ご家族三代、四代でかかりつけの患者さまも多くいらっしゃいます。通院が難しくなった患者さまのお宅への定期的な訪問診療や、ご高齢の方で一時的に体調が悪く外出できない方の臨時の往診もしています。また、かかりつけの方はもちろん、初めての方でも気軽に健康や病気に関する相談に来ていただけるような、地域に開かれた医療の窓口となることを目指しています。

施設データ
施 設 名
井上医院
所 在 地
東京都中野区松が丘1-2-16
アクセス
西武新宿線「新井薬師前駅」北口徒歩2分
ホームページ
井上医院