場づくりをするオカムラだからできること。
働く意識を、働く場から変えていく
「Work Place」アクションは働く場を変えるという部分でオカムラの本業に通じる施策です。藤原さんはどのような経緯で、このアクションに関わるようになったのでしょうか。
おっしゃる通り、オフィスづくりというのはオカムラの本業。当然、WiL-BE編成以前からもずっと行ってきたビジネスです。ただ、本業だからといって全社的に働く場が整っていたか、さらには戦略的に改装が行われていたかというと実際はそうとも言えませんでした。そこで、2019年4月の編成タイミングできちんとチームとして動いていくプロジェクトが始動しました。
私はこれまで実務として、多くの国内外のオフィス改装に携わってきました。お客様のところへ出向き、調査するところから、具体化するところまでをお手伝いする仕事です。ですから、「Work Place」アクションが動き出した際に、リソースを持っている私たちの部門がアクションの主導を担うことになったというのが経緯です。
「Work Place」アクションに関わることについて、どのようなお気持ちでしたか。
WiL-BEの編成を機に体系的に全社で取り組もうということで、これは大きな方向転換だなと感じました。そもそも、働くことを考える上で環境は非常に大切です。お客様に対しては「働く場が変化すれば、働く意欲や効率も当然上がっていきます」というお話をよくしているんです。でも、そう話をしている一方で自分たち自身を振り返ってみたとき、「オフィス環境づくりの“プロ”として、オカムラは自身のオフィス環境ともっとしっかり向き合うべきではないか」という想いが生まれてきました。
そこで自社のオフィスに目を向けて、改めてオフィスを改装する意義や目的を考え直す根本のところから取り組みを始めました。各事業部が独自で行ってきたことを体系的に整備し、取り組むべき意義や目的を明確にしていけば、今後オカムラ本業にもつながるアクションになるのではないかと考えました。