「消費電力見える化システム OFFICE NAVI(オフィスナビ)」を発売

オフィスの消費電力数値をモニターで「見える化」することで、環境情報の共有化をはかります。CO2削減対策が身近に感じられ、エコ化・ライフサイクルマネジメント意識を高めます。

製品・サービス オフィス
2010年5月10日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社 岡村製作所は、「消費電力見える化システム OFFICE NAVI(オフィスナビ)」を2010年5月10日より発売いたします。この製品は株式会社アイピースクエア(本社:東京都千代田区、代表取締役:小川哲男)との協業により生まれた、オフィスにおける省エネの最適化を目指すための消費電力の「見える化」システムです。
2010年4月に改正省エネ法が施行されたことにより、規制対象となる企業が拡大し、運用データの定期報告書とCO2削減対策のための計画書の提出が必須となります。この「オフィスナビ」の電力メーターをオフィス内の分電盤に取付けることで、電力をどこでどの程度消費しているかをモニター画面で数値化、グラフ化することができます。オフィスでの無駄な電力使用量が明らかになり、ワーカーの環境意識が向上し、更なる対策をたてることが可能です。
「オフィスナビ」は、電力の消費量を測定して状況を把握しその対策をたてることで、省エネルギーを推進すると同時に快適な環境をつくりだす、拡張性にも優れた環境・省エネソリューションシステムです 

OFFICE NAVI(オフィスナビ)の特長

オフィスのエネルギー使用量を「見える化」

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一般的なオフィスビルにおいてテナント企業が消費しているエネルギーの割合が60%、
その内訳が空調28%、照明40%、コンセント32%と言われます。

「オフィスナビ」は、自社エネルギーの使用量をモニターにて表示し、
情報を共有することで、ムダやムラが見えてきます。

510-3.jpgエネルギー使用量の数値は、グラフ化・図表化することで改善のポイントが見えてきます。
また改善対策後の効果も分かりやすいためワーカーの環境意識も向上。
更なる対策へとつながります。

シンプルなシステム構成

510-4.jpg【スマートステーション】
タッチパネル式モニターで、簡単な操作でどなたでも消費電力状況が確認できるため、省エネ活動の促進につながります。
また、スマートステーションを設置することで、エコ活動推進企業であることのアピールにもなります。
【電力計測メーター】
受電設備、分電盤などの電圧と電流を計測することで電力量を計測します。
現状測定の他に、設定された電力目標を超えた場合はネットワークを介してスマートステーションへ報告します。
【スマートセンサー】
設置された空間の温度・湿度を計測し、測定値を送信します。
【ローカルサーバー】
全てのセンサーを管理し、収集したデータを蓄積します。
【無線アクセスルーター】
本製品のシステムを構築し、社内ネットワークの窓口となります。

状況を把握しやすいメイン画面

モニターの各項目ボタンに現状消費量を表示します。
タッチパネル式が採用されており、簡単に操作ができます。

【目標値を設定可能】
各項目別に現状消費量・日積算量、月積算量の目標値を設定でき、これが計画的に省エネをおこなうための重要な目安となります。
入力された目標値は画面アイコンの色の変化・点滅・警告音で通知させることが可能です。

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【詳細なデータベース】
時間・日付・年度別での数値変化や、計測場所別の推移や分布など、蓄積されたデータをグラフ化することで現状の無駄がないか、改善の余地がないか、確認することができます。

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オプションで更に使い方が広がります

【詳細なデータベース】
改正省エネ法に準拠した経済産業省の定める定期報告書が作成できるソフトをご用意しました。
データベースに蓄積した実績と連動しながら定期報告書の作成をサポートします。

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【省エネと快適さを兼ね備える拡張性】
センサーネットワーク接続用装置を設置することで、エアコンや照明と接続するとスマートセンサーと連動し、快適な温度・湿度を自立的に制御します。
また照明の明るさも調節が可能です。
エアコンが効きすぎていたり、自然光で充分明るい場所に照明がついているなどのムダを見つけ、快適な環境に調節することで、省エネルギーと快適性の両立を目指します。

オプション例
・センサーネットワーク接続用装置
・スマート照度計測
・遠隔サーバー

  • 初年度販売目標:2億円

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