マルチパーパス パーティションシステム「PROVATO(プロヴァート)」防火設備仕様ガラスパネルを新発売

建築基準法で規定された『防火設備』として国土交通大臣の認定を取得したガラスパネルシンプルでシャープなデザインと防火性能を両立した空間を構築します

製品・サービス 間仕切建材
2007年7月12日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社 岡村製作所は、『防火設備』※として国土交通大臣の認定を取得した「マルチパーパス パーティションシステム『PROVATO(プロヴァート)』防火設備仕様ガラスパネル」を、2007年7月12日(木)、13日(金)に開催される「施設総合展」にて発表展示し、発売を開始いたします。 近年、オフィスビルでも建築基準法による『避難安全検証法』の適用事例が多数見られるようになり、建築基準法で定められた『防火設備』として認められるガラス間仕切のニーズが高くなっています。 認定を受けたのは厚さ10mmの耐火強化ガラスを用いた「シングルオールガラスパネル」で、ガラスパーティションでの認定は業界初となります。ガラスの透明感を活かしながら「PROVATO」が有する高いデザイン性と防火性能を両立した空間を構築します。

※防火設備とは、建築基準法第2条第九号ロで規定されており、遮炎性能に関して政令で定める技術的基準に適合するもので「国土交通大臣が定めた構造方法を用いるもの」又は「国土交通大臣の認定を受けたもの」とされています。 なお、「国土交通大臣の認定を受けたもの」とは、各メーカーや業界団体が個別に認定試験を受け合格、認定を受けたものを示しています。

「PROVATO」防火設備仕様ガラスパネルの概要

【 名 称 】 シングルオールガラスパネル
【対応範囲】 幅300~1,200mm(芯心寸法)/天井高2,100~3,000mm
【仕 様 】 ・強化耐火ガラス幅300~1,200mm(芯心寸法)/天井高2,100~3,000mm(t=10mm)(旭硝子製『ファイヤーテンパ』)
・四周シーリング納め(防火戸用1成分シリコン系)
・CH3,000超用下地(支柱、天地レール、調整金物(ジャッキ))
※ジョイント材によるガラス連装は不可

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【ご参考】マルチパーパス パーティションシステム「PROVATO」(2005年9月発売)

  • アルミ特有のシンプルなデザインで洗練された機能美を持ち、あらゆる建築空間に適合します。パネルバリエーションをユニット構成することで施工性を向上させ、施工現場での作業を低減しました。プロジェクト進行の大きなテーマである工期短縮をもたらし、さまざまな空間ニーズの実現に迅速に対応します。
  • 厚さ80mmのパネル構造と安全(合わせ)ガラスを使用したガラスパネルにより、ガラスの安全性と高い遮音性能を実現しています。また、耐震性についても震度7の地震波で振動実験を行い、異常のないことが確認されており、オフィスに求められる高い機能性と安全性を確保しています。
  • さまざまな空間のコーディネートを可能にする多彩な表面材を取り揃え、ガラスパネルには、業界で初めて安全(合わせ)ガラスを標準採用し、安全性を重視しました。さらに、ホルムアルデヒド等を吸着分解するエコクリーンコートパネルや、光触媒クロスパネルも品揃えし、室内環境向上を実現しました。

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