トイレブース・新型「ウェイブレット」を発売

ユニバーサルデザインのトイレブース「ウェイブレット」をリファイン「デザイン性の向上」「機能性の向上」を追求しました。

製品・サービス 間仕切建材
2009年12月07日 ※記載内容は発行時のものです

株式会社 岡村製作所は、2009年12月より新型「ウェイブレット」の発売を開始いたします。 「ウェイブレット」は、アール型のドアが円周上をスライド移動して開閉する独自のトイレブースです。従来の高い操作性はそのままに、より使いやすいトイレブースとしてリファインいたしました。
新型「ウェイブレット」の改良ポイントは、「デザイン性の向上」と「機能性の向上」です。デザイン面では、ドアとドア直上の吊レール面で同一の面材を用い、ブース全体で統一感のある意匠を追求しています。さらに、より使いやすくするためにドアの取っ手の形状を見直し、ドア端部の戸先・戸尻どちらからでも、またどの高さでも手をかけて開閉することができるユニバーサルデザインになりました。また、機能面に関しては、ドアの開閉音を低減し、静かな走行音を実現。開閉耐久性能(開閉用装置の寿命)も約5倍に向上させており、より安全・安心で快適なトイレブースとなっています。

トイレブース「ウェイブレット」について

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アール型のドアが利用者を取り巻くように円周上を動くため、身体をよけずにスムーズにトイレブースへの出入りが可能です。
例えば、病院での利用では、点滴スタンドを押した患者さんや松葉杖をついた患者さんでも無理な姿勢を取ることなくトイレに出入りすることができる、健常者だけでなくハンディキャップのある利用者にも優しいユニバーサルデザインのトイレブースです。
また、ドアを内側に押したときドアが便器(洋便器)に当たってしまう様な狭いトイレブースを改修する場合にも有効で、ブース内での動作スペースを確保しつつ省スペースを実現します。

―新型「ウェイブレット」の特長―

1.デザイン

  • 新型レール

新型「ウェイブレット」では、吊レールのデザインを見直し、ドアとの隙間が見えない構造にしました。
あわせて高い意匠性と走行性を実現しました。
高級タイプの「ウェイブレットM」では、レールの表面にドアと同じ化粧板を貼ることで、トイレブース全体で一体感のあるデザインにしています。

一般タイプの「ウェイブレットE」でも、オプションでレールに化粧版を貼ることで高級感を演出することが可能です。

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  • 新型取っ手

シンプルなデザインと快適な操作性の両立を追求しました。
ドア端部の戸先・戸尻から約30mm立ち上げた取っ手を設け、誰でも操作しやすい形状にしました。また、戸先・戸尻は、指はさみの安全対策として軟質材を取り付けた構造にしています。
これにより、身長の大小に関わらず誰でもが開け閉めしやすい高さでドアを操作することが可能となりました。

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2.機能性・耐久性

  • ドア開閉時のレール走行音の低減

従来の「ウェイブレット」のドアを開閉する際のレール走行音は57dB前後の騒音値であったのに対し、新型「ウェイブレット」では50dB以下の騒音値に低減しました。病院の居室トイレでの使用にも対応可能な騒音値レベルとなっています。

  • 扉の耐久性を向上

従来の「ウェイブレット」ドア自開・自閉機構装置(バネ材)の開閉耐久回数は、設計値で4万回の限界がありました。
新型「ウェイブレット」では開閉用装置の改良により設計値で開閉耐久回数を20万回に向上、ユーザーからいただいた開閉耐久性の向上を望む声にお応えしました。

  • 初年度販売目標:3億円
  • 価格:ウェイブレットEタイプ 252,000円~(本体価格240,000円~)
       ウェイブレットMタイプ 367,500円~(本体価格350,000円~)

    ※価格は、巾900mm奥行1400mmのL型ブースの材料価格を示します。

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