OFFICE[オフィス]トリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社
本社オフィス

企業とワークスタイルの進化を先見するオフィス

トリンプ・インターナショナル・ジャパンまるで美術館のような6Fエントランスとレセプションエリア。ランジェリーを纏った胸像の台柱から、周囲の会話音をマスキングするBGMが流れる。広く自由度の高い空間は、プレス発表会や社内パーティーなどにも活用されている。

トリンプ・インターナショナル・ジャパンそれぞれの会議室には、同社の商品ブランド名が付けられている。この部屋は「sloggi」。モニターや壁面ホワイトボードなどが会議をサポートしている。

女神が微笑む場所から新たな輝きが生まれた

トリンプの考えるブランドの物語には、女神がいる。女性の中には女神が存在し、その存在が女性を輝かせるというものだ。そんなトリンプ・インターナショナル・ジャパン株式会社の新たな本社オフィスは、「The gallery of goddess~女神のギャラリー」と呼ばれるレセプションエリアから始まる。

トリンプレッドとホワイトで構成された、清新なイメージ。6Fエントランスに入って、シンボリックなゲートをくぐると、色とりどりの美しいランジェリーがディスプレイされ、オープンな商談エ リアが広がっている。

移転プロジェクトの中心メンバー(当時は人事部総務課)で、現在は社長室に所属する荒家拓司氏はこう語る。「今までのオフィスにはレセプションの華やかさがなく、社内外に対するブランド発信の場とは言えませんでした。『女性の美と自信、生き方を応援する』という企業ポリシーが、十分に反映されていなかったのです。また、昨年の震災後に建物の性能や交通アクセスについて再検証し、部門間のコミュニケーションが十分にとれていないなどの課題を解決したいという考えも加わって、グローバル本社に申請して移転が決定しました」

平和島から、築地へ。浜離宮恩寵庭園の緑に抱かれるような好立地に、新しいオフィスが誕生した。

トリンプ・インターナショナル・ジャパン特徴的なエントランスゲート。商談エリアの奥には、会議室が並んでいる。

トリンプ・インターナショナル・ジャパンショールームはギャラリーの雰囲気。まるで美術品のように、額縁の中にきれいなランジェリーがディスプレイされている。

部門に捉われないオフィスから新たな勝利が生まれる

遮るもののない、見晴らしのよい執務エリアには、赤のチェアと白の天板デスクが並ぶ。社内エリアも、赤と白を基調に統一。コア側に配置されたキャビネットの側面には、王冠マークがあしらわれたロケーションサインが記されている。

移転前のオフィスのように、部門ごとに壁で隔てられてはいない。オープンなミーティングスペースは、部門の枠を超えてフレキシブルに利用されている。「アクティブにコミュニケーションがとれるオフィスであることに加えて、アダプティブ...適応性のあるオフィスにしたいと考えました。移転を機に家具・什器の仕様を統一し、ユニバーサルプランを導入したのは、今後の組織変更にもレイアウト変更をせず、柔軟に対応するためです。また、情報への適応性も考え、会議室をはじめ、積極的にITツールを 導入しています」(社長室・荒家氏)「これからの会社やワークスタイルの進化に合わせて、オフィスも進化できるベストなものを選びました。それに、ファッションが変わると気分も変わるように、オフィスが変わることで、考え方にも変化が出ているような気がします。仕事をする中で、今までにない発想が生まれることも、いっぱいある。既成概念に捉われずに、ますます挑戦できる環境になっていますね」(ブランド部 課長代行・横尾 祐介氏)

「Triumph」という社名には、勝利、凱旋という意味がある。新オフィスは、社員が一致団結して、新たな進化に挑み、勝利を目指すためにふさわしい場といえよう。

トリンプ・インターナショナル・ジャパン
5Fの執務エリア全景。背の高いキャビネットはコア側に集約し、見晴らしのよい空間を創造している。

トリンプ・インターナショナル・ジャパン窓側にはガラス張りの役員室と並んでオープンミーティングコーナーが設けられ、打ち合わせやランチの場として気軽に利用されている

トリンプ・インターナショナル・ジャパン
執務エリアの中央に設けられた正方形のテーブルも、フリーアドレス席を想定したもの。社員が集まって打ち合わせをしている光景もよく見られる。

DATA

所在地
東京都中央区築地5-6-4
浜離宮三井ビルディング5・6F
オフィス対象面積
9,203.3m2
オフィス対象人員
360名
インテリア竣工
2012年1月
オフィス設計・デザイン
岡村製作所
原 武博、堀内 愛希子
  • bp vol.7掲載(2012.07発行)