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オカムラ 株式会社オカムラ

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NAGARE ナガレ

「流れ」を感じさせる曲線的なデザインが特徴のソファシリーズ。優美な自然の「流れ」を意識したソファとテーブルは穏やかな印象を演出し、現代の情報社会に安らぎの空間をつくります。ラウンジタイプとプラットフォームタイプの2タイプを品揃え。NAGAREはさまざまな働き方をサポートし、よりよい環境を提供するために生まれたシリーズです。

美しさを纏った仕事をするためのソファシリーズ 美しさを纏った仕事をするためのソファシリーズ

オフィスには今、ワーカーが仕事の内容や気分に合わせて環境を選び仕事をする潮流が根付き始めている。集中して作業をする場所であったり、立ち姿勢でパソコンと向き合ったり、はたまた、くつろぎの空間でクリエイティブな発想を展開させたり。ただこれまではこのくつろげる空間を構築するためのアイテムは、仕事にはやや不向きな沈み込みが深すぎる大きなソファだったり、見た目はソファのようだが、仕事をすることに注力しすぎたために、くつろげなくなってしまったコンパクトなものなどばかり。NAGAREは自然界の「流れ」を意識させるデザインで安らぎとくつろぎを感じられる環境を提供しつつ、仕事をするためのちょうどいいサイズ、テーブルの品揃えや膝の上においてノートPCを操作するためのクッションを用意するなど、仕事をするための、美しさを纏ったソファシリーズなのだ。

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働くために必要な安らぎという発想 働くために必要な安らぎという発想

NAGAREはその名の通り、「流れ」を感じさせる曲線的なデザインが特徴だ。自然の「流れ」を意識したソファとテーブルは穏やかな感覚をもたらし、現代の情報社会に安らぎの空間をつくる。まるで小川のほとりに座っているかのような平穏なひと時を提供する。有機的な曲線の集合体のようなラウンジタイプと、曲線を基調としながらもすっきりとしたデザインに仕上げたプラットフォームタイプにより、様々なニーズに対応する。大胆で審美的な訴求がなされた彫刻的なデザインが心理に働きかけるとともに、働くための機能を備えるというバランスをどこに求めるかが難しいポイントだった。デザインは米国 Rainlight と協業し、主に打ち合わせは米国で行った。

Rainlight社

Rainlight社はロンドンとロサンゼルスに拠点を置き、主に北米、ヨーロッパ、アジアのプロジェクトを手がけています。また、デザイン制作の枠組みを超えて、幅広い市場におけるエキスパートとのネットワークを築き、異文化に対する研究を深めることで変化する社会のニーズを見出しています。研究所、ワークショップ、デザインスタジオなど、いくつかの側面を持つRainlightは、秀逸なデザイン思考と優れたビジネス感覚を融合させ、実社会における人々の暮らしや仕事、余暇を向上させる作品を制作しています。 >> Rainlight オフィシャルサイト

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Rainlight との基本デザイン打合わせ

デザイン性と機能性を妥協なく追及 デザイン性と機能性を妥協なく追及

働くためのソファとするため、従来のくつろげるソファの座面よりしっかりとした硬さのウレタンを選択した。座面の角度や奥行きも仕事をする姿勢で疲れないように事務用いすの知見を参考にした。パーソナルテーブルはノートパソコンを置いて作業を行うために必要な大きさを検証しながら決めていった。働くためのくつろげる場所に重要なサポートツール群も、NAGAREのデザインコンセプトに沿って開発した。腿の上に乗せてパソコン操作が行えるワーククッションとパワークッションは、ウレタンを上下二層に分け、安定して作業するための上層は硬めのもの、下層はやわらかめのものとすることで、腿の形状に収まりやすく、ソファの座面の上に置いた時にもソファと一体感が出るようにした。強度面では米国BIFMA規格に合格しており、海外への販売も展開している。

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試作品によるデザイン、座り心地確認

NAGARE 開発チーム NAGARE 開発チーム

杉山 渉
企画:杉山 渉
吉田 健介
企画:吉田 健介
Rainlight
デザイン:Rainlight

わかりやすい機能だけでなく、情感に訴えるデザインというものを生み出すことに苦労しました。有機的な曲線を基調としながらも実用的であること。安らぎとくつろぎの中で仕事をするという、概念としては一見矛盾を抱えているようにも思われる発想を実現させるためにデザインと機能性の両面に強いこだわりを持って開発しました。