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Act-3 環を広げる

伝統技術 馬搬の活用

森にやさしい伝統技術「馬搬」

「馬搬」とは、馬を使って森から伐りだした木材を搬出する、日本の森では昔から行われている伝統的な技術です。新たに作業道を作る必要も、重い重機を使う必要もないため、他の搬出方法に比べて地表へのダメージが極端に少なくなるのに加え、馬は小回りがきくために立木を傷つけることもなく、重機が入れない斜面や、入り組んだ森林でも活躍でき、CO2を排出しません。「馬が歩くと適度に耕されて山菜がよく採れる」といわれてきたことからもわかるように、馬搬は森の環境に配慮した搬出手段なのです。ほんの数十年前までは、日本各地の森であたりまえのように行われてきた「馬搬」ですが、機械化と合理化の波に押され、この伝統技術は途絶えかけていました。今、それを受け継ぐ人々が、岩手県遠野市に少しずつ集まってきています。遠野馬搬振興会の事務局長を務める岩間敬さんは、初めて実際の馬搬を見た感動をこう語ってくれました。
「木が立ち並ぶ狭いスペースの中、1トンもある大きな馬を手綱もなしに“止まれ”“行け”と声だけで自由自在に操り、伐採した大きな丸太を何本も馬につなげたそりにくくりつけて、いとも簡単に運び出す。それを目の当たりにしたときは、度肝を抜かれましたね。とにかくすごい技術、すごい人、すごい仕事だと」
また馬搬は、現在一般的に行われている小規模林業の現場においては、時に機械作業よりも合理的で、省コストな方法になりえると言われています。人が入らずに密集してしまった森を伐採する際には、重機が入れない場所も多く、機械作業による伐採ではよけいに手間がかかってしまうからです。
馬搬への認知を高め、再び普及させることが放置された日本の森の健全化にも貢献すると考え、オカムラではこれらの活動を応援し、そのPRの一端を担うために馬搬の木材を使ったスツール「KURA」を製作しました。

HOUSE LOGGING FURNITURE KURA

アファンの森に隣接する国有林から伐りだした間伐材を、
森に優しい伝統技術「馬搬」で運んで作ったスツール「KURA」を紹介します。

森の授業

C.W. ニコル・アファンの森財団と協業で、「アースデイ東京2013」、「エコプロダクツ2013」などで「C.W. ニコル 森の学校」を展開し、森の授業イベントを実施しました。

「森をつくるということ」
C.W.ニコル

「いきもののはなし」
アファンの森財団

「馬搬のいま」
C.W.ニコル × 岩間 敬

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